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情報誌『アシスト』

2010 Autumn 2010/09/01
【アシストフォーラム2010】 お客様事例 3DODAI」「Syncsort DMExpress


IT活用における環境改善の取り組み

小島プレス工業株式会社
総務統括部 情報システム課 課長
橋本 春彦 様

小島プレス工業株式会社は、自動車メーカーの協力企業として、自動車の内外装部品(プレス、プラスチック、電気/通信分野製品)の開発および生産を行っています。環境問題が取り沙汰されている昨今、同社では創業の精神である「物の命を全うする」「古を生かす」という考えの下、70年間にわたり、材料や遊休設備の再利用、設備の小型化など環境に関する様々な取り組みを行ってきました。



「IT活用」による数々の環境改善活動には世界初の事例も

同社では、環境への取り組みの一環として「IT環境改善」活動を実施。これは「不良部品を作らない」「重複作業をしない」「手戻りをさせない」を目標に、ITを活用して無駄なく仕事を回すことで、各人の作業効率や工数の改善だけでなく、時間短縮による電気代節約など環境保護にも貢献しようというものです。例えば、同社には自動車部品製造で国内外17社、部品製造で4社、福利厚生で16社のグループ企業がありますが、個別に所有していたホスト・コンピュータを1台に集約して設備/運用費用を8億円、CO2排出量を年間149トン削減することに成功。また、個別に運用/保持してきた業務フローや業務システムについても随時統合や改善活動を繰り返し、グループ全体の効率化と情報共有を実現しています。さらに、世界初となる設計の自動化にも取り組み、「ダッソー賞(ダッソー・システムズ社(仏))」を受賞したり、サーバ室の熱/消費電力に関する問題解決がハードウェア・メーカーの世界初事例として紹介されるなど、各種取り組みが社外でも大きく評価されています。



グループのDB統合で可用性に優れた構成に

1997年、Oracle Databaseの導入後、グループ企業はそれぞれデータベース(DB)サーバを立ち上げていました。「DBサーバの統合」を「IT環境改善」として検討し始めた理由の1つについて、「DBサーバはすべてシングル構成であったため、サーバに障害が発生すると復旧までの間、業務を継続できないというリスクを抱えていましたので」と総務統括部 情報システム課 課長 橋本春彦氏。これらの要件を満たすOracle Real Application Clusters(RAC)の採用を検討するも、その構成や、またRAC特有の管理を自社で対応できるか懸念がありました。また、通常、マシンやディスクなどのハードウェアはメーカーが異なると稼働やパフォーマンスの検証が必要になります。その中でアシストが提案した「DODAI」では、RACの導入/実装作業に加え、事前検証済みのハードウェアが一緒に提供され、同社はRACをわずか4日で導入しただけでなく、可用性、レスポンス、キャパシティの向上も同時に実現しました。また、アシストのスキル・トランスファー型の技術支援により、DBサーバのスムーズな運用管理も可能になりました。「既存のOracleライセンスを生かし、パフォーマンスと可用性を大きく向上できました」と橋本氏は語ります。



圧倒的なレスポンスを実現

一部ホスト・コンピュータを利用して実施している自動車部品の内示処理、照合処理、仕入処理などでは、データ件数が多くなるとデータ処理時間が、また処理が複雑になると開発工数が課題となっていました。ホスト・コンピュータの増設はコストがかかり、Javaなどのプログラミング言語はスキルが必要になります。これを解決したのがプログラム初心者でも短期間でシステム構築ができ、かつ安価なPCサーバ上でホスト・コンピュータと同等のレスポンスを得られる「Syncsort DMExpress」でした。これにより、28時間かかっていたプログラミング工数を5時間に短縮するなど、開発生産性が70%以上もアップ。また、従来の処理スピードを4分の1以下に削減し、「アシストから活用ノウハウを伝授され、開発工数、レスポンスに大きな差が出ました。そのノウハウを社内に蓄積中です」と橋本氏。最後に橋本氏は「IT改善活動をはじめ、早く取り組めばそれだけ大きな効果が得られる。今後も環境改善への取り組みを継続していきます」と締めくくりました。






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