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2013年07月05日(金) 事例

紀陽情報システムが自由な発想で分析可能な「QlikView」で
紀陽銀行向けシステムを開発

国内導入実績No.1の販売代理店アシストと提携し、QlikViewを活用した銀行向けソリューションを提供開始


2013年7月5日
紀陽情報システム株式会社
株式会社アシスト

 紀陽情報システム株式会社(本社:和歌山市中之島、代表取締役社長:阪本彰央、略記:紀陽情報システム)は、紀陽銀行をはじめとする金融機関向けに自社開発し提供している各種ソリューションの分析ツールとして、株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)が取り扱う連想型高速インメモリBIツール「QlikView」(開発元/販売元:Qlik Technologies, Inc.、クリックテック・ジャパン株式会社)を採用しました。
 
 紀陽情報システムでは、大量データ処理の全体最適化を進めるにあたって、OSSの活用を検討してきました。今般、業務システムごとに分散されている複数のデータをレッドハット社のOSSである「Red Hat JBoss Data Services」を用いて仮想統合し、SingleView化をはかり、さらにBIツールの「QlikView」と連携することで、短期間で最適化可能となる情報活用基盤を紀陽銀行向けに構築しました。

 この情報活用基盤の利用により、顧客を軸にして一元的に情報管理することが可能となり、分析軸の変更や追加も柔軟に行えるため、経営情報の迅速な提供が可能となりました。また今まで膨大な時間を費やしていたデータ分析作業が10数秒で終わるなどの省力効果が得られただけでなく、これまでは大量かつ複雑すぎてわかりづらく、使いにくかった情報が『見える化』でき、さらに『使える化』ができるようになったとの評価を受けています。今後、紀陽銀行の各ユーザ部門に展開していくと同時に、過去の累積した取引明細データの様な大量データを利用しての顧客行動分析にもこの情報活用基盤を利用していく予定です。

 紀陽情報システムでは、紀陽銀行で実装できた「QlikView」を活用したシステムを、アシストと協業して、銀行向けソリューションとして販売していく予定です。

 また合わせて、本提案および販売にあたっては、紀陽銀行での実績をベースに、他システムとの連携などの付加価値提案や、「JBoss Data Services 」を活用したOSS活用型仮想統合データベース構築についてのシステム・インテグレーションも同時に実施していく予定です。

 今回の発表に当たり、レッドハット株式会社様より以下のコメントを頂戴しています。

 レッドハット株式会社は、紀陽情報システム株式会社様と株式会社アシスト様との協業による銀行向けソリューション提供開始の発表を心より歓迎いたします。情報活用基盤構築の際に、弊社Red Hat JBoss Data Servicesによる仮想統合 データベース構築を採用いただき、データの見える化、使える化をご支援できたことを非常に嬉しく思います。また今後、金融業界にこの度発表された銀行向けソリューションが広く展開され、オープンソースソフトウェアの活用が広く浸透することを期待致します。

レッドハット株式会社
代表取締役社長 廣川 裕司


QlikTech社と「QlikView」について


QlikTech(NASDAQ証券コード:QLIK)が提供する強力かつ便利なユーザ主導型情報分析プラットフォーム「QlikView」は、組織におけるすべての人の意思決定を迅速かつシンプルにします。QlikViewは、QlikTechが独自開発した特許取得済みの「連想技術」を用いてインメモリの能力を最大限活用するソフトウェアです。実際に使うユーザ自身の直観的な思考によって企業に蓄積されている膨大なデータを検索し、それに応じてリアルタイムに計算する技術で企業に大きな生産性向上をもたらします。開発・導入に数ヶ月、数年を要していた従来のBI製品とは異なり、QlikViewはわずか数日、数週間でビジネス上の価値を実感することができます。また、個人ユーザからグローバル企業まで、ノート・パソコンでもモバイル・デバイスでも、あるいはオンプレミスでもクラウド・コンピューティングでも利用することができます。QlikTechは、米国ペンシルバニア州ラドナーを本拠地とし、世界100ヶ国以上で、28,000社を超える顧客企業に製品とサービスを展開しています(2013年5月現在)。詳細は、http://global.qlikview.com/ を参照ください。

紀陽情報システム株式会社について


代表者:代表取締役社長 阪本彰央
設立:昭和60年2月1日
資本金:8,000万円
主要株主:株式会社紀陽ホールディングス、日本ユニシス株式会社
売上高:34億円(平成23年度)
社員数:298名(平成24年4月末現在)
本社:和歌山市中之島2240番地 (紀陽銀行向芝オフィス内)
事業内容:金融機関向け各種システムの開発・運営、自治体向け総合行政システムの開発・運営、保健所向け生活
     衛生システムの開発・運営、企業向け各種システムの開発・受託、システム運用・決済サービスの提供
URL:http://www.k-js.co.jp/

紀陽情報システム株式会社は、お客様からの信頼を礎に、安心と安全・先進技術と品質・業務ノウハウとコンサルティングを提供する会社です。紀陽フィナンシャルグループの一員として、ITソリューションを通じて地域社会に貢献するとともに、金融システムの分野では高度な専門性を活かして、東京支社を拠点に全国に活動の範囲を拡げています。

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚辰男
設立:1972年3月
社員数:830名(2013年4月現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年は、新スローガン(「お客様の最高」のために)のもと、この3分野にさらに注力し、商用だけでなくオープンソース・ソフトウェアを含め顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


紀陽情報システム株式会社 営業本部 企画室 担当:冷水
TEL:073-432-7581
FAX:073-432-7588
URL:http://www.k-js.co.jp

株式会社アシスト 広報部 担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「QlikView」に関するお問い合わせ


紀陽情報システム株式会社 営業本部 企画室 担当:冷水
TEL:073-432-7581
FAX:073-432-7588
URL:http://www.k-js.co.jp

株式会社アシスト 情報基盤事業部 情報活用製品統括部 担当:浅村
TEL:03-5276-3653
詳細URL:http://www.ashisuto.co.jp/prod/qlikview/



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 その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



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