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2014年11月25日(火) 製品/サービス

アシスト、データウェアハウス最適化ソリューション
「御まとめHadoopパック」提供開始

~Hadoop並列分散処理基盤 × スマートETLエンジンがデータウェアハウスに最適なデータを最速で提供~


2014年11月25日
株式会社アシスト
広報部

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)は、Hadoopディストリビューション「Cloudera Enterprise」(提供元:Cloudera株式会社)を基盤とした「かんたんHadoopソリューション」(提供元:株式会社 日立製作所)上で実現する、「御まとめHadoopパック -データウェアハウス最適化ソリューション-」の提供を本日付けで開始します。

 昨今、従来の構造化されたデータに加え、Webサイトのアクセスログのような各種ログデータ、ソーシャルメディアの「つぶやき」、各種センサーや機器から発信されるデータに至るまで、多種多様な非構造化データを含む「ビッグデータ」の活用が大きな話題になっています。企業においては、これらの大容量データを取り込み、加工、分析して、いかに迅速にビジネスに直結させるかが経営課題となっていますが、データベースアプライアンスや高速データウェアハウスを導入したとしても、増大し続けるデータの処理要件は今後もますます多様化、複雑化し、時間が経過するにつれて、処理時間の増加や遅延、サーバ肥大化によるコスト増は否めません。

 このデータ量、データ多様化、処理スピードへの解決策として、ETLツールによるデータ処理高速化の重要性が高まっていることに加え、分散処理を実現する有効なプラットフォームとしてHadoopが注目されています。この2つを組み合わせることで、データウェアハウスへのデータ格納前の処理時間を大幅に短縮できるだけでなく、データウェアハウスを経由せず、加工後のデータを直接BIツールに読み込んで分析することも可能になります。

 今回アシストが提供を開始する「御まとめHadoopパック -データウェアハウス最適化ソリューション-」は、並列分散処理に最適な「日立エントリーブレードサーバHA8000-bdシリーズ」と商用Hadoopディストリビューション「Cloudera Enterprise」を組み合わせ、「かんたんHadoopソリューション for ログ解析」をカスタマイズしたプラットフォームを基盤とし、アシスト提供の高速分散ETL処理を実現する「Syncsort DMExpress」、「DMX-h」、大容量データでも自由に分析可能なインメモリBIツール「QlikView」、ジョブ制御からシステム監視まで安定的な運用管理を実現する「JP1」をオールインワンにし、セットアップした状態で提供するものです。これにより、増え続けるデータの最適化を低コストで効率よく簡単に行い、Hadoopのメリットであるスケーラビリティを生かした環境が今すぐ実現されるだけでなく、データウェアハウスを経由せず迅速なデータ分析までを安定的に行えるようになり、企業競争力の向上に大きく貢献します。
※オプションで追加可能

 アシストでは「御まとめHadoopパック -データウェアハウス最適化ソリューション-」をデータウェアハウス最適化のための中核ソリューションとして位置づけ、2015年12月末までの販売目標として30社の導入を見込んでいます。

「御まとめHadoopパック -データウェアハウス最適化ソリューション- on Hitachi」Cloudera Enterprise CDH構成


図:「御まとめHadoopパック -データウェアハウス最適化ソリューション- on Hitachi」
  Cloudera Enterprise CDH構成


NN:NameNode(Hadoopの管理・監視マスタ)
DN:DataNode(タスクを実行する分散ノード)
HA:High Availability(高可用性)
CDH:Cloudera Distribution Including Apache Hadoop(Cloudera Enterpriseのコア)
CDH Mgr:Cloudera Manager(管理用アプリケーション)
HDFS:Hadoop Distributed File System(Hadoop分散ファイルシステム)


株式会社日立製作所
情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部 開発統括本部 サーバ開発本部
本部長 齋藤拡二様からのエンドースメント


 今回、「データウェアハウス最適化ソリューション」の基盤システムとして、日立製作所が提供するHadoopのソリューションを選択されたことを心より歓迎いたします。

 日立製作所の「かんたんHadoopソリューション for ログ解析」をカスタマイズしたパッケージは、Cloudera社の Cloudera Enterprise と、ハードウェアプラットフォームには容易にスケールアウトが可能なHA8000-bdシリーズを採用しています。さらに、複雑なHadoopクラスタのジョブ管理もJP1/AJS3を組み合わせることによって、より快適な運用環境をご提供いたします。

 「御まとめHadoopパック-データウェアハウス最適化ソリューション-」は、「かんたんHadoopソリューション」をさらに高速かつ簡単に実行できるよう、アシストが提供するETL&SortツールSyncsort DMExpressとDMX-hが組み込まれたもので、Cloudera Enterprise との親和性も非常に高いものとなっています。

 日立製作所は、アシストとの緊密なパートナーシップのもと、お客様の導入時および運用時のご負担を軽減し、お客様のビッグデータ活用シーンを強力にご支援させていただきます。

Cloudera株式会社 代表取締役社長 ジョーシニョレリ様からのエンドースメント

 今回、当社のCloudera Enterpriseが「データウェアハウス最適化ソリューション」のHadoop基盤のミドルウェアとして選択されたことを心より歓迎いたします。

 アシストが提供するETL&SortツールSyncsort DMExpressとDMX-hは、Cloudera Enterpriseとの親和性が非常に高いもので、「御まとめHadoopパック-データウェアハウス最適化ソリューション-」は、Cloudera Enterpriseで構成されたHadoopクラスタをより高速かつ簡単に実行できるソリューションパッケージとなり、お客様のデータ分析業務を強力にご支援するものと確信しています。

 Clouderaは、アシストおよび日立製作所と共に、今後もビッグデータ利活用においてより付加価値の高いソリューションをお客様にご提供してまいります。


「御まとめHadoopパック -データウェアハウス最適化ソリューション-」について

システム構成


<ハードウェア>
 日立エントリーブレードサーバHA8000-bdシリーズ
 (他、ラックキャビネット、LANスイッチ、電源モジュール、KVMの一式を含む)

<ソフトウェア>
 Red Hat Enterprise Linux
 MicroSoft Windows
 Cloudera Enterprise

 Syncsort DMX-h ETL Server、DMX-h DataNode Engine×5、DMX-h WortStation
 QlikView
 JP1/AJS3-Manager、Agent、View
 ※オプション

価格(税別)


1,650万円~

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:850名(2014年4月1日現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年も“「お客様の最高」のために”というスローガンのもと、この3分野にさらに注力し、顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部 担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「御まとめHadoopパック -データウェアハウス最適化ソリューション-」
に関するお問い合わせ


株式会社アシスト 情報基盤事業部 ビジネス推進部 担当:宇野
TEL:03-5276-3653



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