競争力の向上を目指し、ビジネスインテリジェンス(BI)の構築を進める企業が増えている。また、BIとまではいかなくても、基幹システムのデータをすばやく社内公開し、社員の業務に活かそうという企業は多い。 だが、悩みの種になるのが、BIツールやレポーティング・システムの導入、開発、運用に要する手間とコストの増大だ。使い方が難しいため一般の社員に活用されないという問題もある。 こうした課題に応えるためにアシストが提唱するのが オペレーショナルBI であり、その構築基盤となる WebFOCUS である。 オペレーショナルBIとは、基幹システムを始めあらゆるデータソースのデータを、誰でもリアルタイムに取得、活用できる環境を指し、WebFOCUSはそのプラットフォームとなるWebレポーティング・システムである。優れた開発生産性と容易な操作により、大きなコスト削減効果も生むことができる。以下でその導入事例と特長を紹介する。
導入前の課題
コストと時間のかかる基幹系のデータ検索・集計が問題に
【社員数400名のサービス業A社の導入事例】 ▼ A社のデータ活用の課題 高コスト低パフォーマンスとなった基幹システムの再構築を進める中で、特に帳票系システム(レポーティング・システム)が大きな課題になった。 ・各システムにユーザ用のAccess DBを構築し、いったんダウンロードしてからExcelで集計しなおしていた。 ・データの検索、集計や加工に多大な時間とコストがかかり、リアルタイム性に乏しく迅速な資料提供ができない。 ▼ そこで、基幹系の情報をリアルタイムに取得する仕組みを検討 ・重要視した点はTCOの削減、開発工数の削減、安心できるサポート。 ・BIツールをいくつか検討したがコスト面で無理。 ・最後にWebFOCUSを検討。実データで1ヵ月のトライアルを実施。 ▼ その結果、WebFOCUS 導入を決定
導入効果
リアルタイムなレポーティングと大幅なコストダウンを実現
▼ A社の選定理由は、コストパフォーマンスの高さ ・WebFOCUSのトライアルで、際立った開発生産性の高さを確認。 ・ユーザ数が増えても追加費用が発生しないライセンス体系も評価。 ・アシストの手厚いサポートも理由の1つに。 ▼ 価格以上の成果があげられた コストとスタッフ工数を削減し、基幹系のすべてのデータがレポーティング可能になった。 ・基幹系の情報を、ブラウザからシンプルな操作でリアルタイムに参照可能。 ・システム部が必要なデータを用意し加工して渡すのでなく、ユーザ各自がWebFOCUSで見る。 ・作成帳票は約140種。外注すれば数千万円以上だが、自社開発で開発コストは大幅削減。 ・運用コストでは、スタッフ工数が約380時間、営業事務工数が約780時間削減でき、月次処理の時間が4日から3日へ短縮した。
その他導入例
国内約750社の導入実績(2008年12月末現在)
■主な国内導入企業 【NECソフト】 既存のシステムに組み込み、導入後1ヵ月で情報公開。コスト削減に効果。 【クラシエフーズ】 複数のデータソースから直接データを読み込み分析。ランニングコスト大幅削減。 【リコーリース】 従来のBIツールの操作性と課金増が問題になりリプレース。情報活用の機動性が向上。 【エン・ジャパン】 グループウェアとシームレスに連携。業績把握とレポート開発の速度がアップ。 【四国電力】 SAP R/3のフロントとして活用。既存帳票のリプレースを短期間で実施。 【東京書籍】 基幹システムの情報活用基盤として採用、業務効率を大幅アップ。 【KDDI】 Webサイト上の法人ユーザ向け請求レポート・サービスに利用。 ほか、アクアクララ、インテリジェンス、麻生ラファージュセメント、東京都民銀行、東急百貨店、ニッセイアセットマネジメント、JTB、東芝パソコンシステムなど。
操作性
トレーニングなしでも使えることで教育コストも削減
使い方を習得しなくては使えないというのでは、現場の社員に活用されるツールにはなり得ない。オペレーショナルBIを標榜するWebFOCUSが最も重要視したのがこの点であり、トレーニングなしに誰もが直感的に使えるシステムを目指している。 ユーザが“使いやすい”ように検索インターフェースが設計されているため、実際、エンドユーザとしての操作にはトレーニングが必要になることはない。ほとんどボタンのクリック操作だけで定型レポートと、条件を選んで検索する半定型レポートを取得できる。また、わずかなトレーニングがあれば非定型検索、自由検索もできるようになる。相当期間のトレーニングが必要なBI製品と比べて操作の容易さは圧倒的に高い。 教育コストがかからないことは、全体のコスト削減に大きく貢献していると言える。
レポート出力
ユーザの思考にそったインターフェースを自在に作成できる
■ 自在なインターフェース WebFOCUSでは、企業ごと、業務ごとに合わせた形にレポートのインターフェースをカスタマイズできる。これは、活用を促進するには、単にデータを提供するのでなく、ユーザが “見たい形”“見やすい形” で情報を提供しなくてはいけないというコンセプトによる。 ■ Excelとの連携 レポートをExcel形式でダウンロードし、自由に2次加工することも可能。そのほか、Excelピボットテーブル形式、Excelマクロ連携やPowerPoint、PDF形式など、多様な出力形式に対応している。 ■ 強力なグラフ表現 クロス集計表、分布表、多次元レポートなど、ニーズに応じた多彩なレポートを作成できると同時に、グラフの表現力も高レベルだ。サポートするグラフ・スタイルは約90種、業務で必要とされるグラフの作成が可能だ。
DBアクセス
リアルタイムなデータ取得が可能なDBへのダイレクトアクセス
一般的に、データ検索システムは、基幹系DBのパフォーマンスを落とさないよう、データ検索用のDBサーバを構築する。そのため、2つのDB間でデータ転送が必要になり、検索データにタイムラグが生じる。 これに対してWebFOCUSの場合、専用の検索用DBを持たないダイレクトアクセスである。これは、DBに負荷をかけないアクセスの実現で可能になった。基幹系のDBでもダイレクトにデータを抽出できるため、リアルタイムなデータ取得を可能にしている。 更に、データソースが何であろうとデータを取り出すことができ * 、複数の異なるデータソースからのデータも1枚のレポートとして作成することが可能である。 * 280種類を超えるデータソースに接続できる「iWayアダプタ」と連携した場合
開発生産性
Javaによる開発に比べ40%~80%の工数を削減可能
WebFOCUSにはアプリケーション開発のための開発ツール「Developer Studio」が用意されていて、GUIとマウス操作によってアプリケーションを開発できる。更にGUIでは表現しきれないような複雑なレポートも、レポーティングに特化したWebFOCUSスクリプトを使用し柔軟に開発することができる。 作成したアプリケーションはWebFOCUSの核となるコンポーネント「WebFOCUSレポーティングサーバ」にアップロードすることでWebサーバ上での実行が可能になる。 APIやWebサービスによる外部アプリケーションとの連携にも対応している。 この「Developer Studio」の開発生産性は非常に高く、JavaやASPと比較すると、コーディング、デバックのフェーズで40%?80%の工数を削減可能、と言うユーザもいる。レポート作成もデータさえあれば1時間程度でできる。
WebFOCUSロードマップ ユーザニーズに幅広く対応する新オプション
最後に、今後も続々登場するWebFOCUSの新オプション群を紹介する。 ● アクティブダッシュボード オフラインでも表、グラフを組み合わせた多角的な分析が可能。 ● クイックデータ 使い慣れたExcelからダイレクトにレポート作成できるアドインツール。 ● XBRLアダプタ 企業の財務諸表などを記述するXMLベースの言語、XBRLをサポート。 ● Flex連携 Adobe Flex技術を取り入れてビジュアルなダッシュボードを作成。 ● Googleマップ連携 地図情報とレポートを連携させビジュアルに分析。 ● モバイル フェイバリット モバイル端末のスマートフォンからWebFOCUSにアクセス。 ● Magnify with Lucene オープンソースサーチエンジン「Lucene」との連携でBIの活用を拡大。 ● インフォアシスト 簡単な操作で直感的に使えるパワーユーザツール。 ● R Stat 予測分析モデルのオープンソースエンジン「R」を搭載。 ● PMF(Performance Management Framework) 日本企業に適した業績管理(パフォーマンス管理)。
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