イー・アクセス株式会社(以下、イー・アクセス)での全従業員に情報セキュリティ教育の一環として実施してきた従来の集合研修の問題と、eラーニング導入により解決に至った運用秘話について、ご紹介しています。
【導入製品:Internet Navigware】

情報セキュリティへの早期取り組みと顕在化した社内教育の課題について
ブロードバンドIP通信サービスを主な事業内容とするイー・アクセスは、1999年の設立以来、『すべての人に、新たなブロードバンドライフを』を企業理念に掲げ、情報セキュリティ対策や、個人情報保護への取り組みについても積極的に行ってきた。
具体的な取り組みとして、2004年から情報セキュリティ委員会を立ち上げ、各規程・ガイドラインを策定し運用に着手した。その一環として、2005年3月に情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を、2006年8月にプライバシーマーク認証を取得し、情報セキュリティ対策と個人情報保護のための体制を構築した。
その中でプライバシーマーク認証の要件を満たすために、2004年より全従業員を対象にした情報セキュリティ教育を集合研修にて実施してきたが、事業の拡大による従業員数の急増と共に、3つの課題が生じた。
全社員向け集合研修における課題
(1)未受講者への再講習
(2)教育実施場所の確保、日程調整
(3)受講確認のためのテストおよびアンケートの増加に伴う、受講記録の集計や
保存の負荷
「ISMSやプライバシーマーク認証では受講履歴を記録として残すことを求められますが、テストやアンケート自体も個人情報です。そのため受講履歴の集計や保管にも、かなりの労力やコストがかかってきたのです。」
イー・アクセス株式会社
IT・システム統括室 情報管理センター
佐藤 晶子氏
これら集合研修で顕在化してきた課題に取り組むため、2006年7月から全社での情報セキュリティの教育方法に関して、本格的な見直しに取り掛かることになった。
選定条件にかなったeラーニングシステムを求めて
イー・アクセスでは、これら課題に対応できることを選定基準におき、eラーニングの調査・検討を開始した。その中で、アシストが提案したInternet Navigwareは、同時接続ライセンスでの導入コストの削減、そして社内でも簡単に独自教材を作成できる点、そして国内での導入実績などが決め手となり2006年8月 Internet Navigware V8.0の導入を決定した。
「当初の選定条件として、当社が挙げた課題をクリアできること、サーバ側で受講記録の管理機能を備えているものを検討しましたが、これらはほとんどのシステムが基本機能として備えていることがわかりました。では、最終的にInternet Navigwareを選択した理由は何かというと、同システムで使う教材、テスト、アンケートを自社作成し、簡単に利用できる点でした。」
イー・アクセス株式会社
IT・システム統括室 情報管理センター
センター長 宮原 順氏
「空き時間を利用して細切れに学習ができるように、eラーニング教材はページ単位で作成する必要がありました。その点、Internet NavigwareはPowerPointの変換ツールが標準装備されていて、教材の作成もPowerPointを変換ツールでそのまま転用可能であるということがわかりました。情報セキュリティ教育は継続的に実施する必要がありますので、教材を自分達で作れる点は大きなメリットでしたね。」
イー・アクセス株式会社
IT・システム統括室 情報管理センター
佐藤 晶子氏
さらなる社員教育の推進に向けて
現在、イー・アクセスでは集合研修で実施した情報セキュリティ教育の未受講者に対して、2007年2月からeラーニングでの運用を開始した。これにより、集合研修からeラーニングへと段階的に展開することに成功している。
イー・アクセスでは今回の成功を受けて、今後もeラーニングによる社員教育で、階層研修やコンプライアンス教育への展開を計画しているという。eラーニングを活用して継続的に社員教育を周知徹底化する取り組みは、今後もますます広がりをみせている。
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