アシスト
English Korean サイト内検索
people assisting people
ホーム > 製品/サービス > NOREN5 Content Server > 事例 > 導入事例

事例

導入事例

ギフトを単にモノと捉えず、“Gifting”、贈るという行為すべてに関わる新たな提案をする「ギフティングカンパニー」株式会社GIFCOM
Webサイト構築基盤としてCMS「NOREN」を採用。

【導入製品:NOREN Content Server,NOREN Station 結シリーズDB連携】
NOREN活用事例:株式会社GIFCOM
ギフティングサービスのプロフェッショナル集団GIFCOMが、CMS「NOREN」を選択した理由とは

従来のギフトビジネスの枠を破る新しい事業構想「Gift3.0」を打ち出すGIFCOMは、将来を見据え、NORENと商品データベース(商品DB)の連携させたギフトカタログサイトの構築を開始した。その理由と今後の展望について、同社代表取締役 南川一郎氏(中央)、CEO補佐 IT戦略担当 久津豪氏(左)、MD本部 バイヤー 望月剛氏(右)に詳しく伺った。 GIFCOM

もくじ 
  1. GIFCOMの業態について
  2. NORENとNOREN Station DB連携でサイトを構築
  3. GIFCOMのWebサイトの特徴
  4. GIFCOMのWebサイトの課題
  5. NORENを選んだ経緯
  6. NORENを選んだもう一つの理由
  7. GIFCOMの事業構想「Gift3.0」とは
  8. NORENと商品DBの連携の効果は
  9. アシストへの評価
  10. 今後の期待


■ GIFCOMの業態について

― GIFCOMの業態についてお聞かせください。

GIFCOMはギフトビジネスの領域でマーケティングやコンサルティングを手掛けているベンチャー企業です。温泉やエステ、アクティビティなどを贈り物にする「体験ギフト」の開発や、異業種企業のギフトビジネス参入支援などを行っています。

2001年に設立されたGIFCOMですが、遡れば有店舗ギフトカタログ販売の「シャディ」や、法人向けギフト卸販売の「ギフコ」とルーツを同じくする、ギフトDNAを受け継ぐプロフェッショナル集団です。

カタログギフトとは、引き出物を中心に以前からよく使われているギフト形態で、贈り物をカタログで贈り、贈られた人はその中から好みのものを選べるというものです。
GIFCOMのカタログは、モノだけでなく温泉旅行、レストランでの食事といった「体験ギフト」※の品揃えが多いのが特徴です。最近では、「人間ドック」などの医療系のギフトも登場、母の日ギフトの用途でよく使われるようになりました。
※GIFCOMは2001年に日本で最初に「体験ギフト」を発売した会社です



■ NORENとNOREN Station DB連携でサイトを構築

― GIFCOMではNORENをどのようにお使いですか。

GIFCOM WebサイトGIFCOMのサイトは現在、目的が違う6つのサイトで構成されています。
  • ギフトカタログショッピングサイト
  • ギフトカードショッピングサイト
  • スーパーギフトチェックカタログサイト(※)
  • ザ・チェック交換商品紹介サイト(※)
  • ギフトチェック(カタログギフト)交換サイト
  • コーポレートサイト
※スーパーギフトチェックはGIFCOMのカタログギフト、ザ・チェックは同社のポイント型ギフトサービスのブランド名称




このうち「ザ・チェック交換商品紹介サイト」「ギフトチェック交換サイト」を、NORENを使ってリニューアルを行い、2008年3月にカットオーバーしました。これを皮切りに、今後は「ギフトカードショッピングサイト」など他のサイトも、順次NORENでリニューアルしていく予定です。

今回、NOREN導入と同時に商品DB(Oracle Database)を構築し、NOREN Station DB連携というオプション製品を利用してNORENと連携させています。この商品DBでは約5,000点に及ぶGIFCOMの商品情報を管理しており、NOREN Station DB連携の「リアルタイム連携機能」でNORENコンテンツとして取り込めるようにしました。これにより、テンプレートで静的ページを効率的に作れるというNORENの特性を活かしつつ、商品紹介サイトとしての機能を持たせることに成功しています。

■ GIFCOMのWebサイトの特徴

― 「カタログギフト」の仕組みとWebサイトの特徴についてお聞かせください。

一般的な通販サイトは商品を自分で買いたい人が訪れますが、カタログギフトのサイトには、ギフトを「贈る人」、「贈られた人」の2種類のユーザがいます。カタログギフトは、贈る人が予算に合わせてカタログを購入し、贈られた人は、カタログからお好みの商品を選び、同封されたハガキに商品番号を書いて商品を交換します。この贈る人のためのギフトカタログショッピングや、贈られた人のための商品検索および商品交換申込を、Webサイトからもできるようにしています。

さらに、GIFCOMでは「ザ・チェック」というポイント交換プラットフォームを構築しました。贈られた人が自分の好きなものを、ポイントを足して交換できる仕組みです。例えば、2万ポイントのギフトを贈られた人が、「3万ポイントの温泉旅行と交換したい」と望むときに、1万ポイントを自分で追加購入して交換する、といったことが可能になりました。

■ GIFCOMのWebサイトの課題

― GIFCOMのWebサイトには、以前どのような課題がありましたか。

サイトへの商品の上げ下げ、つまり更新に時間がかかっていました。紙のカタログの改訂は年1回ですが、Webサイトはそういうわけにはいきません。商品の「鮮度」が重要になり、随時新しい商品情報に更新していくことが求められます。

これまで構築・更新作業はすべてWeb制作会社にお願いしていました。しかし外注だと、制作会社のスケジュールに更新のタイミングが左右されてしまいます。新しいコンテンツをサイトにアップする際には、早くても2~3日、長ければ2~3週間を要することもありました。これを即時更新する手段が必要でした。

検討の結果、CMSを導入することになりました。CMSなら自社内で更新ができるので、掲載商品が決まったら、すぐにアップすることができます。また、逆にサプライヤーの都合などで供給できなくなった交換商品をWeb上に置いたままにせず、すぐに下げることができます。

■ NORENを選んだ経緯

― CMS製品の選定はどのように行いましたか。

「私たちのサイトは静的に作り、商品DBと連携させるほうが合理的と考えました」CMSを選ぶに当たり、3製品を比較しました。動的CMSの製品A、大手通販モールでの実績がある製品B、そしてNORENです。

まずは、商品DBとの連携が容易とされる動的CMSを検討しましたが、動的HTMLでサイトを構成することには以下のような短所がありました。

1,動的HTMLを増やせばサーバに必要以上の負荷がかかる。GIFCOMはカタログの商品の説明など、読ませるコンテンツが多いが、それらは動的である必要はない。
2,動的HTMLは静的HTMLよりも構築・運用が難しく、知識のない者が更新する場合に難易度が高くなる。
3,動的HTMLはSEO対策がしにくい。

熟慮の結果、今回は静的ページをしっかり作れるCMSを選んで、商品DBを別に構築し連携させる方法がよいという結論に達し、製品BとNORENの2製品が残りました。

― 最終的にNORENを選んだ理由を教えてください。

NORENを選んだのは、DB連携の仕組みを「NOREN Station DB連携」で既に持っていたことです。DBとの連携機能がない製品はそもそも検討対象外でしたし、製品Bも連携はできましたが、新たな作り込みが必要でした。

また、NORENの販売元であるアシストが、「コンテンツ管理」についてのプロフェッショナルで、その重要性、将来性についての認識が非常に高いことも理由の一つです。アシストならば現状を良しとせず、今後も機能の追加や改良を絶え間なくやっていただけそうだと感じました。

さらに、NORENに決めたのはもう一つ大きな理由がありました。

■ NORENを選んだもう一つの理由

― もう一つの大きな理由とは。

NORENは、自社でCMSとして活用するだけでなく、今後ギフトコンテンツを活用したWebサービスとしての展開が見込めることです。

GIFCOMは、現在新しい事業構想の取り組みを行っています。その一環として、今回自社で行ったサイト構築とコンテンツ管理のノウハウを、今後法人向けにソリューションサービスやASPサービスとして提供することを考えています。

その際、NORENであればサイトをそのままコピーし、テンプレートを変えて提供することもできるので展開がしやすいと思いました。

■ GIFCOMの事業構想「Gift3.0」とは

― GIFCOMの新しい事業構想とはどのような構想ですか。

私たちが「Gift3.0」(※)と呼ぶ、従来のカタログギフトビジネスに留まらない新たな事業展開です。

「本当に欲しい物の商品情報が集まるWishリストに注目しています」昨今、日本人のライフスタイルの変化に伴い、日本のギフト市場には大きな変化が訪れています。例えば、かつては参列者全員に同じものを配った結婚式の引き出物は、お祝い金に応じて一人一人違うものを贈るようになりました。また、法人ギフト市場では、部下から上司への盆暮れの挨拶がなくなり、代わりに会社から営業マンへ旅行などを贈るインセンティブ(報奨)が伸びています。

さらに、欧米では一般的であるWishリスト(欲しいものリスト)というサービスが日本でも広まりつつあり、親しい友人同士が本当に欲しいものを贈りあうという習慣が新たなギフト市場を生み出す可能性があります。

GIFCOMでは、このような変化を大きなチャンスととらえています。
私たちは、“ギフティング”というギフトを贈る、贈られる行為に注目して、贈る人、贈られた人を支援するさまざまなサービスを実現していくことで、こうした変化に対応していこうとしています。また、GIFCOMのギフトサービスとして、 “Joy、Dear、Unique”というコンセプトにこだわっています。贈る人、贈られた人ともにギフトの楽しさ(Joy)を感じてもらい、双方の想い(Dear)が伝わるサービス、さらに、他社にはない特別な(Unique)ギフトサービスを会社として提供しようということです。

そのために、GIFCOMがこれまで培ったギフト関連のデータベース、ノウハウなどのリソースを基盤とし、最新のITツールを取り入れて新たな事業を展開していきます。Gift3.0の詳細についてはこちらで詳しく述べています。
※GIFCOMのルーツは昭和元年創業の宣伝マッチ製造の会社「ハヤシシン」です。その後同社事業が、有店舗カタログ販売の「シャディ」や、法人向けギフト卸販売の「ギフコ」へと発展し、GIFCOMは3世代目であることと、Web2.0になぞらえて「Gift3.0」と名付けられました。
  





     
  
■ NORENと商品DBの連携の効果は

― NORENでサイトを構築したことによる効果を教えてください。

「NORENにより、サイトの商品アップまでの時間が大幅に短縮されました」予想通り、NORENによってサイト更新までの時間が大幅に短縮されました。特に、サプライヤーの都合で緊急に商品交換を中止し、商品ページをサイトから下げなければならないときなど、デスクトップ上で数分の作業でできるようになりました。また、更新にHTMLの知識がそれほど必要ないため、システム担当者ではなく商品担当者が自ら更新することで、サイトの機動性がより高まっています。

さらに、これまでは急ぎのアップのときには、こちらのチェックが間に合わず、リンク切れを起こしていたこともありますが、NORENは自動的にリンクを生成してくれるのでリンク切れがなくなり、サイトの信用性も確保できるようになりました。


― NORENと商品DBの連携についてはいかがですか。

まず、新しいDBに商品データを移行させるときに、これまでのデータを精査しました。大変な作業でしたが、商品・コンテンツを整理して把握するよいきっかけとなりました。最終的には2,000点ほどに絞り込み、NOREN Station DB連携の「リアルタイム連携機能」で簡単に流し込むことができました。すべての商品管理業務は商品DBだけを用い、インターフェイスに NORENを用いる。Webサイトに掲示される商品情報のリアルタイム性はNOREN Station DB連携が保証してくれます。

また、GIFCOMでは、今回の商品DB構築は、単にコンテンツをサイトに上げるためのものとは考えていません。このDBをマスターDBとして、今後はショッピングサイトやカタログ製作用のDBなどとの連携を考えています。最終的にはこのDBをオープン化し、サプライヤーとの連携をリアルタイムでできるようにしたいと考えています。

― 「商品DBをオープン化してサプライヤーと連携する」とは、どういうことですか。

これまで、GIFCOMのカタログおよびWebサイトの商品は、サプライヤーからの情報をGIFCOMが受け取り、加工をしたうえで掲載していましたが、将来的にはサプライヤーが、ある程度の商品情報を、直接商品DBに登録し、管理できるようにしたいと思っています。 私たちが自力で商品を登録、管理することには限界があります。それよりも、各サプライヤーに商品DBを開放し、私たちは商品の流れ、そこで起きるマッチングをコントロールするゲートウェイとしての役割にシフトする。そうすれば、多くの企業を巻き込むことができ、ギフト業界の活性化につながるのではと考えています。

その実現のために私たちが今やるべきことは、まずは自社で試行錯誤しながらこの「NOREN+商品DB連携」の仕組みのノウハウをしっかりと確立していくことだと思っています。また、これら構想の実現に当たっては、アシストの協力が必須であり、大いに期待を寄せています。

■ アシストへの評価

― NORENの販売元であるアシストへの評価をお願いします。

アシストのアフターケアと手厚いサポート、そしてトレーニングについて高く評価をしています。パッケージ製品のなかには「売りっぱなし」の会社もありますが、アシストはそうではありません。技術に詳しくない者でも使いこなさなければいけないCMSのような製品にとって、トレーニングは非常に重要です。これまで10名ほどがアシストの研修を受けましたが、非常に丁寧なフォローをしてくれました。

また、海外のパッケージ製品では「ローカライズ」とは名ばかりで外国語を単純に翻訳しただけで日本語として意味をなしていないという製品もありますが、NORENはシステムの部分からローカライズがしっかりと行われています。こうしたところに、ユーザの使いやすさを第一に考えるアシストの誠実さを感じます。

■ 今後の期待

― 今後の期待についてお聞かせください。

GIFCOMは引き続き「Gift3.0」の実現に真剣に取り組み、ギフト業界に新しいムーブメントを起こしていきます。先ほども申し上げた通り、この構想を実現する上で、アシストには多大な期待を寄せています。アシストには、今後も密接なコミュニケーションを取りながら、目標に向けて一緒に進んでいただくことを望みます。どうぞよろしくお願いします。


お忙しい中、ありがとうございました。

※ GIFCOMのWebサイト
※ 取材日時 2008年7月
※ 事例制作 カスタマワイズ