営業担当者にとって必須の仕事道具「求人レポートツール」。
システム全面リプレースを
わずか3ヶ月間で実現したのはWebFOCUS
営業活動に必要な情報を容易に得られる基盤が整備されました。
株式会社インテリジェンスは、総合人材サービス事業者です。個人に対して転職支援や人材派遣、各種求人情報を提供、法人向けにはさまざま職種において人材紹介や人材派遣、アルバイトや中途採用の求人広告、システム開発の設計から運用までのアウトソーシング・サービスなど、Webを活用した幅広いサービスを提供しています。
2008年、同社では社会人の転職を支援する「DODA(デューダ)ブランド」を強化すべく、サイトリニューアルや新サービスの投入を決定。それに伴い営業担当者の業務支援システムである「求人レポートツール」を全面リプレースすることに。実質3ヵ月という限られた時間の中で、機能向上を図りつつ営業担当者に受け入れられる新システムを構築する必要がありました。
こうした中、開発生産性の高いWebFOCUSとアシストによる開発支援により、ユーザの要望を吸収しながらの短期構築を実現。さまざまな角度から実績情報が入手可能になった新システムによって、営業担当者は顧客に説得力ある提案を行えるようになりました。
①アシストの支援により、実質3ヶ月間という短期間での構築を実現
②ユーザ数に依存しないプロセッサライセンスでランニングコストを抑制
③柔軟な検索が可能になり営業提案の幅が拡大
「求人レポートツール」はインテリジェンスの営業担当者にとって、顧客サービス向上のためになくてはならないシステムです。
従来のシステムでは営業担当者が顧客にレポートを提出するのにも、ユーザインターフェース機能の制限により、見たいデータがすぐに見られない状態で、場合によっては経験の長い営業担当者に尋ねた方が速いといった状況でした。また、集計や画面表示に時間がかかる上、Excelでいったんデータをダウンロードし、その後加工して体裁を整えなければならず、かなりの工数を要していました。
そこで、2008年、これらの問題を解決すべくこの「求人レポートツール」のリプレースを決定しました。
WebFOCUSを選択した一番大きな決定要因は、時間のない中で納期に間に合わせるためアシストが要件定義から開発、導入後のサポートまで一気通貫で支援することを提案したことです。特にサポート面での正確さとレスポンスの速さを高く評価し、それがIT部門の中で「これなら短期間でも構築可能だろう」という確信へとつながっていきました。また、時間がない中で、ユーザがすぐに使いこなせそうな操作性の良さも決め手となりました。さらに、WebFOCUSがプロセッサライセンス体系であり、ユーザ数増加による追加コストが発生しない点も、企業規模拡大を見込む同社にとって大きな選択理由の一つでした。
新システムはアシストのプロジェクト管理と開発支援により、要件定義から開発、実装まで計画したとおりわずか3ヶ月で利用可能な品質に達し、予定から一日も遅れることなく本番稼動に至りました。
今回のリプレースにより、検索機能も大幅に向上しました。業種、職種などさまざまな項目をキーとして検索し、情報を容易に取り出せます。また、各システムごとに散在していた情報が集約され、質の高いレポートが迅速に作成できるようになり、業務効率が向上しました。
そして何より、営業担当者にとってシナリオ立案のための仮説論拠が求めやすくなり、提案の幅が大きく広がりました。
|

[株式会社インテリジェンス
WebFOCUS開発メンバーのみなさま] |
■マルチプロダクトの複合的な連携により総合人材サービスを提供
今日、社会構造や労働市場の変化に伴い、個人の「はたらき方」に対する意識や企業を取り巻く環境が、より複雑化・高度化しつつあります。そうした中、社会に必要なインフラとして、個人向けには転職支援や人材派遣、各種求人情報の提供を、法人向けにはさまざまな職種においての人材紹介や人材派遣、アルバイトや中途採用の求人広告、システム開発の設計から運用までのアウトソーシング・サービスを、Webを活用して幅広いサービスを提供しているのが、株式会社インテリジェンスです。1989年の設立以来、市場環境の変化を先取り自己変革を繰り返し、顧客が求めるサービスの追求と提供に邁進してきました。
主に展開しているのは、企業や転職希望者に対して専任の担当営業が継続的に求人求職活動を支援する成功報酬型の人事コンサルティングビジネス。そして、強力な集客力を誇るサイト「DODA」(
http://doda.jp)を軸とした、企業と転職希望者を支援する転職サイトビジネスなど。
誰もが前向きに仕事ができる世の中を創り、企業もいきいきと活力に満ちて豊かになる。同社はそうした社会の実現をめざす経営支援事業者です。
■DODAブランドの強化を機に「求人レポートツール」の刷新を決断
同社の営業活動に利用されている業務支援システムに「求人レポートツール」というものがあります。これは、同社に掲載された求人広告の掲載効果や実績を統計的に表示するレポートツールです。営業担当者は、求人広告掲載を検討している企業を訪問する場合、職種・業種・勤務地など様々な切り口で過去の広告掲載実績をチェックします。また、掲載後の企業を訪問する場合、掲載効果を報告するレポートを作成します。つまり、求人レポートツールは、同社の営業担当者にとってなくてはならない“仕事道具”なのです。
しかし、このツールにはいくつかの課題がありました。実績を集計して画面表示するのに時間がかかる上、出力されるデータはレポート用の体裁ではなかったため、整形にかなりの工数を要していました。さらに、営業担当者が見たいと思う角度でデータの抽出ができなかったため、提案時には経験の長い営業担当者のノウハウに頼る必要もありました。
そのような課題を抱えた状態で、事務系職に特化した求人情報サイト「DODAオフィスワーク」、技術職に特化した求人情報サイト「DODAエンジニア」のオープンが決定しました。
これを機に、さらなる営業活動の強化を実現すべく「求人レポートツール」のリプレースを決定しました。しかしそのための時間は限られたものでした。リプレースが正式決定したのは2007年9月末。すでに「DODAオフィスワーク」「DODAエンジニア」両サイトのオープンは2008年1月末に設定されていました。まったく新規のサービスのため、期限までに「求人レポートツール」がリプレースされていることが営業展開上不可欠でした。そうした緊迫した状況の中、プロジェクトがスタートしました。
■短期構築と運用コスト抑制が可能だったのはWebFOCUS
ここで掲げたシステム選定要件は大きく3つあったと、株式会社インテリジェンス ビジネスイノベーション本部サービス開発部キャリア開発部 上田裕輔氏は語ります。
1つめは、実質3ヵ月間という短い期間で、要件定義から開発、テストを経て本番稼働に至ることが可能であること。
2つめは、ユーザ数が増加してもランニングコストが上昇しないライセンス体系であること。当時、同社の想定ユーザ数は約100名。人員増加が見込まれるさなかで、ユーザ数が200名、300名と飛躍的に伸びることは容易に想定できたため、この要件は不可欠でした。
3つめは、ユーザに対する教育が不要であること。サービス開始までの時間が差し迫っていて、教育にかける時間がないことがわかっていたため「求人レポートツール」に関しては、なるべく直感的に操作ができ、すぐ活用できる必要がありました。
これらの要件を満たしてシステム構築できると判断されたのが、WebFOCUSでした。選定理由を上田氏は次のように振り返ります。
[上田氏] アシストはWebFOCUSを販売するだけでなく、技術的にも深く精通しており、プロジェクト管理とプロトタイプ型開発支援を行うことで短期構築を実現すると言ってくれました。この言葉で、納期に間に合わせられるという確信を持つことができました。この点は非常に大きかったです。
また、WebFOCUSはユーザ数によらないプロセッサライセンス体系のため、当社のように企業規模が1年で大きく変わるような企業にとっては、非常にうれしいところです。
さらに、ユーザインタフェースを自由に設計できるため、従来の「求人レポートツール」の画面を踏襲でき、特に教育研修を行わなくても本番稼働へ移行できると考えました。また、要件定義からアシストがみっちり入ってくれたおかげで、スコープをはずすことなく開発を進めることができました。
■発想を生かした検索が可能になり営業担当者の提案の幅が広がった
新しい「求人レポートツール」は、予定どおり「DODAオフィスワーク」「DODAエンジニア」サイトのオープンとともに本番稼働を果たしました。営業担当者も、配布された手順書のみで瞬く間に利用法を理解し、現場に混乱が生じることはありませんでした。上田氏は新システムの浸透度合いを次のように語ります。
[上田氏] 一度メンテナンスのため業務時間外にシステムを停止したことがありました。もちろん事前に告知はしていたのですが、営業担当者から「今すぐ使いたいんだけど・・」という問い合わせが結構あって、日常的に利用されるツールになっていることを実感しました
実際に営業として「求人レポートツール」を利用する立場である
株式会社インテリジェンス キャリアDiv. 事業統括部 営業企画部 販売促進グループ 飯野薫太氏は、新システムの利用実感を次のように語ります。
[飯野氏] 新しい「求人レポートツール」は、検索機能が大幅に向上して、使い勝手がよくなりました。今までは限られた項目でしか検索できなかったのですが、今は、業種、職種、勤務地、求人広告の種類などさまざまな項目をキーとして検索し、情報を取り出せます。DODA上の求人原稿にも、このシステムからアクセスができるようになり、見たい情報が一つに集約されたことで業務効率が上がりました。
結果として、提案の幅が大きく広がったと思います。どういう提案を行うかはあくまで営業担当者のシナリオ立案力にかかっていますが、新システムによって、立てた仮説の論拠を求めやすくなりました。それもWebFOCUSにより営業担当者の発想を生かした検索が容易に行え、それが数値で示せるため、暗黙知が形式知化し、顧客への提案における下地が整いました。
今後は、新たな視点での検索条件の追加や、さらなるパフォーマンス向上などで、新しい「求人レポートツール」の利便性を上げていきたい、と上田氏は抱負を語りました。
(2009年10月現在の取材内容です)
■ユーザープロフィール
本社:〒100-6328 東京都千代田区丸の内2-4-1
丸の内ビルディング27F・28F
設立:1989年6月15日
従業員数:連結 3,830名 単体
3,355名(2009年2月28日現在)
URL:http://www.inte.co.jp/