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Progress Corticon

Progress Corticon V5.6 主な機能強化点

「Progress Corticon」の新バージョンV5.6の主な機能強化点をご紹介します。

ルール開発を効率化する機能強化

①語彙の使用場所を確認する機能を追加

エンティティや属性、関連性等を、プロジェクト内で参照している箇所が分かるようになりました。語彙エディタのエンティティや属性、関連性名の上で右クリックし[参照を検索]を選択すると、検索ビュー上に結果が一覧で表示されます。検索結果のうち、実際に確認したい場所をダブルクリックすると、対象のファイルが適切なエディタ上で開き、そこにフォーカスが移動します。これにより、語彙変更の影響範囲の事前確認が容易になりました。

①語彙の使用場所を確認する機能を追加

②エディタ上でのエラー箇所確認機能の強化

ルールアセット内でエラーが存在する場合に、エディタの[問題]ビューに表示されたエラーメッセージをダブルクリックすると、エラー対象のエディタが開き、更にエラー箇所にフォーカスが移動するようになりました。これにより、エラー箇所の特定が以前よりも格段に容易になりました。

②エディタ上でのエラー箇所確認機能の強化

③拡張演算子やサービスコールアウトの利便性向上

拡張演算子やサービスコールアウトを、プロジェクト別にインポートできるようになりました。また、デシジョンサービス登録時に、EDSファイル内に拡張演算子ライブラリを含めることができるようになりました。このため、拡張演算子やサービスコールアウトの改変によるインパクトが限定的となります。
さらに、サービスコールアウト呼び出し時にプロパティを設定できるようになり、サービスコールアウトを使う人にとって扱いやすくなりました。

④ルールシートや属性の依存関係のグラフ化

ルールフロー内の各ルールシートやサービスコールアウト等の依存関係と、ルールフロー内で使用している各属性の依存関係をグラフ化できるようになりました。
これにより、語彙変更時の影響調査や処理の流れの確認等が行いやすくなりました。

④ルールシートや属性の依存関係のグラフ化

⑤テスト機能の強化 その1

テスト実行した際の実行結果と想定出力との差異を確認しやすくなりました。差分数が明示され、また該当箇所への移動ボタンが追加されたために、差分箇所の確認が簡単になりました。

⑤テスト機能の強化 その1

⑥テスト機能の強化 その2

出力と想定出力との間で、エンティティの登場順序が異なる場合でも、キー属性を指定することで一致していると判定されるようになりました。
これにより、エンティティの追加や削除(.new や .remove 演算子)等を行う処理時のテスト結果が確認しやすくなりました。

⑥テスト機能の強化 その2

⑦高度なデータコールアウト機能(ADC)

サービスコールアウトを使用してデータベースアクセスするテンプレートライブラリが提供されました。これにより、EDCよりも効率よくデータベース接続を行うことができるため、大量のデータを取得する場合、バッチ処理やインプロセスの処理時に使用すると、パフォーマンス面で大きなメリットが得られます。


管理コンソールの機能強化

これまでの Java Server コンソールの代わりとなる Web Consoleを使用して Corticon Serverやディシジョン サービス等の管理やモニタリング等を行います。
この Web Console では、Corticon Server の Java 版だけでなく、.NET 版もグラフィカルに稼働状況等含めて管理確認操作できるようになりました。
また、Web Consoleは Corticon Server と切り離して運用することができます。

管理コンソールの機能強化_01

複数のCorticon Serverを対象とすることも、複数のサーバをグループ化して管理することもできます。もちろん従来通りのように、単一のCorticon Serverを管理対象とすることもできます。

管理コンソールの機能強化_02

複数のディシジョンサービスを1つのアプリケーションとしてまとめて管理することもできるようになりました。

管理コンソールの機能強化_03

サーバ(グループ)の実行指標等確認する画面も刷新されて1画面で全体把握が可能になりました。

管理コンソールの機能強化_04

さらに、サーバのログだけでなく、Web Consoleでの操作ログ(アクティビティログ)も取得できるようになっています。

管理コンソールの機能強化_05

運用面の改善向上

Corticon Server のセキュリティ対策

ベーシック認証と暗号化(https)を使用して、Corticon Serverやディシジョンサービスを保護することができるようになりました。
Corticon Web Console、Corticon Studio やコマンドラインツール等から、このセキュアなCorticon Serverへアクセスすることができます。

Corticon ServerにSwaggerドキュメントを内包

Swaggerフレームワークに対応した REST API が用意され、このAPIを介して Corticon Serverを管理することもできるようになりました。

ディシジョン サービスを呼び出すクライアント アプリケーションのサンプルを多数用意

ディシジョンサービスを呼び出すアプリケーションのサンプルプログラムを、複数種類の言語(Java、C#、JavaScript、Python)を用いて、SOAP と REST の両方の形態で用意しました。


システム要件トピック

Coticon Studioの動作環境は64ビットのみとなりました。また、Corticon Server と Studio、およびEDCともに Windows 2016をサポートします。



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