Quality Center
Quality Centerは、テストの情報を一元管理し、進捗や品質の分析を行うためのテスト管理Webアプリケーションです。テストに関するすべての情報、プロセス、変更履歴などをすべてデータベースで管理します。
◎Quality Centerに関する各種ご案内
テスト工程の統合管理でシステム品質を向上
テスト管理における課題
以下のような課題は、Quality Centerで解決できます。
- 情報が活用できない
- テスト要求とテストケースや不具合情報が別々のファイルで管理されており、変更があった際のドキュメントの更新が追いつかない
- ファイルが散乱して見たい情報にすぐにたどりつけない
- アプリケーション毎に関わる開発ベンダーが異なり、テストプロセスが標準化されていない
- 時間がかかる
- テストの進捗や品質把握のための集計作業に時間がかかりすぎている
- 関係者との情報共有や打ち合わせに時間がかかる
Quality Centerによるテスト管理の改善
テスト管理情報の一元管理
Quality Centerは、テストに関係する情報を一元管理するテストマネジメントのインフラです。要件管理/テスト管理/テスト実行管理/不具合管理の主に4つのフェーズで情報をデータベースで一元管理します。テストの進捗や品質をいつでも最新の情報で確認・分析・評価できます。
特長
- 情報が活用できる
- 要求管理からテスト管理まで一元的に情報が確認でき、ドキュメントの更新が追いつく。
- テスト進捗に関わる情報、期日や担当者などの情報が一元管理でき、必要な情報をすぐに確認できます。
- テストプロセスをノウハウとして蓄積することで、標準化を行うことが可能です。テストプロセスを一から検討する必要がなく便利です。
- データをすぐ確認できる
- テストケース名、既存不具合等のキーワード検索も行えるため、過去の資産情報がすぐに抽出できます。
|
Quality Centerの3つの特長
1.データの見える化による情報活用
蓄積している情報はそれぞれリンクしており、自動的に関連付けされることで完全に追跡の作業が自動化されます。情報の変更履歴の取得、要件変更時の影響度判断と関係者への通知、システム改修時の回帰テストの洗い出しなど、時間がかかる作業を全てWeb上で短時間で行えます。 |
|
2.継続的なPDCA
PDCAの繰り返しにより、次回のプロジェクトで追加・修正すべきテストの観点を検討・改善します。情報の管理方法や活用方法の継続的な改善によって、システム品質の向上へとつながります。 |
|
3.仕組みの横展開
テストマネジメントプロセスが確立されたら、他プロジェクトや他部署など、組織全体にノウハウを展開します。
組織レベルでのテストマネジメントプロセスの標準化が実現します。複数のプロジェクトの進捗/品質の比較や、管理指標に基づく広い視点での品質評価を実現します。
|
Quality Centerについて詳しく知りたい方へ
次世代型ITサービスマネジメント変革ソリューション、ENISHI
「ENISHI 」は、Quality Centerだけでなく、運用管理全般の課題解決に役立つアシストのオリジナルソリューションです。アシストが積み重ねてきた経験や実績からの工夫やナレッジを取り込み、知識体系やガイドラインだけでない現場発想型の効果的な改善アプローチを可能にしています。 |
品質強化対策の関連製品/サービス
ITサービスマネジメントに関するその他の課題
- 運用自動化が進まない! 着実に運用自動化を進める具体的な方法とは?
- 運用自動化でオペレーションミスを劇的に削減
- 【BCP対策】「人」の対応を前提としない、DRサイト運用自動化を実現
- インシデント管理の業務改善
- システムイベントの管理強化
- ヘルプデスク業務の可視化/改善
- 構成管理データベース(CMDB)の構築/改善
- サービスデスク、インシデント管理の情報蓄積/共有
- サービスデスクの確立と整備
- ヘルプデスクのスキルアップと脱「属人化」
- RPA導入で思ったより効果が出ない理由と対策
- JP1/AJS3ジョブ運用のリスクアセスメント
- インシデント対応のスピード向上/生産性向上
- GUI操作を含むオペレーション業務の自動化
- マスターデータ登録(移行)作業の自動化
- ジョブ管理の効率化
- IT部門のビジネス貢献に向けて
- IT部門から OTxITを進める初めの一歩
- DXのために運用部門が今、やるべきこととは
- 運用管理ソフトJP1のバージョンアップ
- 運用管理ソフトJP1への移行(マイグレーション)
- IT運用管理の可視化 『千里眼』