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セミナー開催報告:Oracle Datapase In-Memoryがビジネスを変革する!

Oracle Datapase In-Memoryがビジネスを変革

ビックデータが話題になって久しいですが、業務システムに眠るデータをビジネスとして十分に活用できている企業は本当に多いのでしょうか?また、鮮度の高い業務システムのデータは情報活用に利用されているのでしょうか?

業務データのビジュアライゼーション(可視化)はBIツールの進化によって実現できるようになりました。しかし、可視化しただけではビジネス上の課題解決は困難です。

本セミナーでは、先進顧客事例から可視化されたデータを具体的なアクションにつなげるためのポイントを解説しました。さらに、業務システムのデータ分析等を飛躍的に高速化するOracle Database In-Memoryについて、その可能性をデモなどを交えてご紹介しました。


ビジュアライゼーション(可視化)の罠にハマらない!
~BIの先進事例にみるアクショナブルな情報活用とは~


スピーカー:株式会社アシスト
        情報基盤事業部 製品統括部 部長 花井 正樹

2010年代以降、企業におけるBIツールの導入/適用方法論は「データ・ディスカバリ」という概念によって変化の局面を迎えている。海外のみならず、日本国内のBIシステム導入の現場においても、IT部門/ITベンダーが中心となり、一貫性とガバナンスを重視した「エンタープライズBI」プロジェクトに加え、ユーザ部門がIT部門/ITベンダーとコラボレーションしながら推進する「データ・ディスカバリ」スタイルの事例をよく目にするようになった。

本セッションでは、WebFOCUS/QlikViewを活用した先進的なBIプロジェクトを4つセレクトし、各企業様がどのような課題解決を目指してBIを導入したのか、どのような体制/コンセプトでプロジェクトを推進したのか、また、業務上どのようなアクションや成果につながったのか、という観点から解説した。

また、昨今注目を浴びているキーワード「データ・ビジュアライゼーション(可視化)」について、その効用と注意すべきポイントを有識者の知見と実例を交えながら解説した。

Oracle Database In-Memoryの全貌
~オラクルの最新技術がもたらす効果と新たな価値について~


スピーカー:日本オラクル株式会社
        アライアンス事業統括 データベース営業推進本部
        本部長 椛田 后一 氏

Oracle Database In-Memoryは「デュアルフォーマット」を採用した。従来のOracle Databaseのデータ格納方式であるロー(行)型フォーマットに加えて、分析・集計処理に効果的と言われているカラム(列)型フォーマットを新たに取り入れ、テーブルのデータを2つの形式でメモリー内に保持することが可能となった。

ユーザーやアプリケーションは、それらのデータ格納方式を意識することなく、オンライン・トランザクション処理(OLTP)はロー型で格納されたテーブルに、大量データの分析処理やレポート処理はカラム型で格納されたテーブルに自動的にアクセスして、驚異的なパフォーマンスを得る事ができる。

Oracle Database In-Memoryの登場により、データベースのチューニングやアプリケーションの設計/変更/保守にかかっていたコストを最適化するだけでなく、基幹系データベースと情報系データベースを統合し、システム全体をシンプルにすることができる。

また、何よりも分析処理をはじめとする各種業務オペレーションが劇的に高速化されるため、ビジネスにおいて様々な恩恵を受けることを期待できる。

高速データベース・マシンの最新版「Oracle Exadata Database Machine X5」についても解説を行い、これからのデータベース・プラットフォームは、ExadataとDatabase In-Memory Optionを含むOracle Database 12cによって実現されると締めくくった。

Oracle Database In-Memory徹底検証報告
~従来比100倍の高速化は本当に実現できるのか?~


スピーカー:株式会社アシスト データベース技術本部 関 俊洋、長内 麻記

Oracle Database In-Memoryに対して様々な参照/更新処理を実行し、性能検証の結果と導入検討時のポイントを解説した。

大規模なテーブルの全件検索の結合処理では、ディスク読み込み型のパラレル走査の約2,000倍、DWH専用の列指向DBMSの処理と比べても最大4倍の性能向上を確認。また、オンライン・トランザクション処理では、メモリ内のデータを再編成する、再ポピュレーション処理の多寡によってオンライン・トランザクションへの影響度が異なることや、時系列にデータが増加するファクト表(売上表など)の場合は、再ポピュレーションが限定的であるためにオーバヘッドが少ないことなどが紹介された。


後半のデモンストレーションでは、QlikView/WebFOCUS//Oracle Database In-Memoryを組み合わせたインメモリ情報活用プラットフォーム「HAYATE」を初公開。WebFOCUS上から更新されたばかりのデータを瞬時に分析できることや、QlikView Direct Discoveryによって、QlikViewにロードしたデータとOracle Databaseにあるデータをその場で連携して分析できることが紹介された。

関連情報

速さを体験!

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今回ご紹介した製品の1つであるOracle Database In-Memoryの速さを体験できるハンズオンセミナーを次の日程にて開催予定です。是非その手で、速さをご体感ください!

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