バックアップサイトの構築に
Oracle Database Applianceを採用
より一層のBCP対策の強化を実現
株式会社山口情報処理サービスセンター
- 導入製品/サービス…
- Oracle Database Appliance Oracle Database
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電源設備や回線設備を2重化し、震度8にも耐えうる免震装置を導入、すべてのフロアに防火設備を設置したサーバ・ルームを基盤に、各種決済処理サービスやシステム開発などを展開する山口情報処理サービスセンター。クレジット決済システム「CANDY-A」における事業継続計画(以下、BCP)対策の強化を目的としたバックアップサイトの構築に、Oracle Database Appliance(以下、ODA)を採用しました。 |
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導入のPOINT
1. 災害や障害が発生した場合でも、クレジット決済システムを短時間で復旧できる仕組みを実現
2. 大量のクレジットカード・データ処理におけるパフォーマンスを約3倍に向上
3. データベースのアプライアンス製品であるODAの特長を生かし、約3ヶ月間という短期間でシステムを構築
課題
- 従来は、月次バックアップをテープに取得し、遠隔地で保管していたが、東日本大震災をきっかけに、BCPの強化が必要となり、その一環としてバックアップサイトの構築が必要となった
- バックアップサイトの構築にあたり、遠隔地のバックアップサイトからどうやってデータベース環境を復旧させるかが大きな課題だった
対策
- CANDY-Aのデータベース環境をODAに移行、同一構成で遠隔地にバックアップサイトを構築し、Oracle DataGuard構成でディザスタ・リカバリを構築した
- 既存システムを変更することなく、短期間で高品質なバックアップサイトを実現できる点を評価してODAを採用した
効果
- 3ヶ月という短期間でバックアップサイトを構築できた
- 災害発生時にもシステム全体で短時間で切り替え可能となった
- 大量データの処理パフォーマンスも最大3倍向上した
- 加盟店が、独自にバックアップ体制を準備するというムダな投資をなくし、事業継続性を確立できる仕組みを実現した
システム構成イメージ
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事例詳細は、PDFをダウンロードしてご覧いただけます。
お客様情報
※お客様情報は取材時の内容に基づくものです。
会社名 | 株式会社山口情報処理サービスセンター |
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概要 | 「ハイクオリティーな業務を遂行するには、働きやすい環境と充実した設備から」という理念に基づき、各種決済処理サービス、アウトソーシング・サービス、ソフトウエア開発などを事業として展開。 |
本社 | 山口県下関市秋根本町2-10-15 |
設立 | 1972年7月31日 |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 56名 |
URL | http://www.yamajyo.co.jp/ |
取材日 | 2013年10月 |
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