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TableauやDataRobotでの分析/予測データをPaxataで準備。「データの民主化」を推進!

株式会社日立製作所

導入製品/サービス…
Paxata  

株式会社日立製作所 Paxata 導入事例

日立製作所では、グループ全体の成長戦略を加速させるために、2018年よりデータ分析環境を整備。データの可視化やダッシュボートの利用などは定着したものの、ユーザーがセルフでデータを可視化・分析するには膨大なデータの加工が必要なため、データ活用までには至りませんでした。そこでPaxata を導入して、ユーザーによるデータ活用を促し、「データの民主化」を推進しています。

株式会社日立製作所

導入のポイント


1.TableauとDataRobotのさらなる活用のカギとして、事前のデータ準備に着目
2.データ準備から分析/機械学習までをセルフサービス化して、データ活用を拡大
3.多種多様なデータを組み合わせて、データの価値を最大化、課題の解決に貢献


課題

  • データ分析に必要なデータが整備されておらず、セルフサービスのデータ分析が活性化しなかった
  • データ分析に関わる準備に手間がかかり、タイムリーな対応が困難だった
  • 「データの民主化」に向けて様々なツールを導入するものの、定着しなかった

対策

  • ユーザー自身が手軽にデータを加工できるようデータ・プレパレーション基盤としてPaxataを導入
  • ユーザー自身でデータ加工を行うことで、ビジネスニーズに応じたスピーディなデータ活用が可能に
  • ハンズオンセミナーなどでツールを体感してもらうなど、社内の普及活動を推進

効果

  • Excelライクな使い勝手のPaxataを活用することで、自らデータを加工するユーザーが増加
  • 様々な業務部門で、データ分析を介した業務の効率化や課題の解決を実現
  • Paxataなどを積極的に利用してデータを活用する文化の定着へ

システム概要図



TableauとDataRobotで業務部門の「データの民主化」を目指す


── 日立グループにおけるデータ活用の取り組みについてお聞かせください。

グループ全体の今後のビジネスの成長にはデータ分析が必須と考え、当社では以前からIT部門が中心となって、いわゆる第一世代のBI環境を構築し、データ分析に取り組んできました。

しかし基幹システムのデータだけでは、効果的な分析を行うのは難しい状況でした。業務部門に対するヒアリングなどの準備作業に手間がかかったり、必要なデータが揃っていないことも多く、分析を始めるまでに時間がかかり、結果的に分析結果を提出するのに数ヵ月を要することもありました。ビジネスのスピードにとても追いつけない状況だったのです。

── 課題解決のためにどのような対策をとったのでしょうか。

データ活用をビジネスの成長につなげるために注目したのが「データの民主化」です。これまでのようにIT部門側が、ユーザーの要求に応じてデータを分析するのではなく、業務部門のユーザー自身が、蓄積された膨大なデータから必要なデータを取り出して分析することで、タイムリーにデータを役立てていこうと考えたのです。

まずは予測モデルを作れるように、2018年から新たなデータ分析環境の整備を始め、BIツールTableauと機械学習の自動化プラットフォームDataRobotを導入しました。これによりデータの集計・可視化を行うユーザーは増えましたが、データを利用するには、データレイクなどから取り出したデータを的確に加工する必要があり、その手間がハードルとなって「業務担当者によるデータ分析」はなかなか浸透しませんでした。


本格的なデータ加工の機能と、Excelのような手軽さを併せ持つPaxataを導入


── データ・プレパレーションの導入を検討した背景を教えてください。

ユーザーにデータ分析が浸透しない理由をヒアリングしたところ、「そもそもデータ分析に使えるデータがない」という回答が多数寄せられました。データ分析には、基幹システムのデータだけでは不十分で、データウェアハウスやデータレイクに貯められた多種多様なデータを自由に検索・抽出・加工して利用できることが理想です。しかし、ユーザーにそのための手段がなかったのです。

IT部門の専門家なら、ETLツールを使えますが、コーディングのスキルが必要なことから、業務部門のユーザーがETLツールを利用するのは困難です。Excelであればユーザーも使いこなせますが、大量のデータを扱うことは難しく、作業が属人化してしまう懸念もありました。

そこで注目したのがデータ・プレパレーションです。ITの専門知識のないユーザーでも、簡単にスピーディにデータを加工できれば、データ分析が活性化するのではないかと考えたのです。

── Paxataを選定した理由は何ですか。

各社のツールを比較・検討して、機能面と運用面からPaxataを選びました。機能面では、ユーザーインターフェースがExcelライクで手軽に使え、既に運用しているTableauやDataRobotなどとも親和性があること。さらに拡張性が高く、スモールスタートが可能なことを評価しました。

運用面では、アシストが日本の総代理店であるため、手厚いサポートを期待できることがポイントとなりました。実際、導入後はユーザー向けのデモの実施や、ハンズオンセミナーの開催などにも協力してもらうなど、社内におけるデータ活用の普及に様々な面で支援してもらえました。


Paxataでデータを加工することで、分析に必要なデータの準備が容易に


── Paxataはどのように活用されていますか。

データウェアハウスやデータレイクに蓄積しているデータは現在約130億件あります。それ以外のデータも含め、膨大なデータを分析に利用できる環境を整えています。Paxataを使って様々な業務でデータを加工して活用しているユーザーは、グループ全体で数十名にのぼっています。

Paxataに対する評価は予想以上に高く、「Excelだと重すぎて操作できない大量データでも、Paxataなら素早く処理できる」や「フィルター機能を使うと、値の特徴や傾向をヒストグラムで簡単に把握できて便利」といった感想が届いています。Paxataを使うようになってからExcelを使わなくなったという声もあり、データ分析の生産性向上にも大きく貢献しています。

Paxataの活用に関するユーザー間のコミュニケーションも社内のチャットツールなどで活発に行われており、ユーザー同士でのアドバイスのやり取りも盛んです。

── Paxataの活用で、どのような効果が得られていますか。

例えば、製品のログデータをETLで蓄積し、Paxataで加工してTableau他で分析するなどしてログ解析を効率化し、製品の品質改善に役立てています。社員の勤怠分析では、Paxataでデータ加工してからDataRobotで予測モデルを作成するまで、ノンコーディングの予測モデル作成を実現しています。さらに、複数のデータベースから検索したデータを組み合わせて加工するような、これまでは手間のかかった報告書用のデータ作成に活用している事例もあります。このようにデータを可視化してシェアするという文化が育ちつつあり、「データの民主化」は着実に進んでいるといえます。


当たり前のようにデータ活用に取り組む文化の醸成を目指す


── 今後の展望についてお聞かせください。

DX(デジタル変革)への取り組みを実現するには「データの民主化」をさらに進めていくのはもちろん、それを乗り越えていきたいと考えています。今後は、業務部門でデータの集計や可視化を行うだけではなく、アドホック分析や、予測モデルを作成するのが当たり前になり、さらには予測に基づく判断の自動化/自立化までを目指す方針です。

そのためにはデータ活用の裾野をさらに広げ、現場のシチズンデータサイエンティストや業務部門にもっとPaxataを活用してもらうのはもちろん、IT部門としてもデータエンジニアやデータスチュワードを養成するなど、きめ細かな支援も重要になると考えています。

そこで、BIや統計解析を支援し、ユーザーのデータ活用を支援するチームを立ち上げようとしています。ユーザーによる多様なデータ活用を社内に定着させるため、Paxataをはじめとする各種ツールの説明会やハンズオンセミナーを開催するといった活動に取り組んでいます。とはいえ、社内のリソースも限られていますので、今後ともアシストならではの支援を引き続き期待しています。


<取材協力>

株式会社日立製作所
  システム&サービスビジネス統括本部 ITイノベーション本部デジタルイノベーション部
  主任技師  近藤 正勝 氏
  技師    釣賀 伸哉 氏


  • 本事例は取材時の内容に基づくものです。
  • 製品内容は、予告なく変更される場合があります。
  • 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。


日立製作所様のインタビュー記事(PDF)はこちら




株式会社日立製作所様へお話をお聞きしたインタビュー記事をPDFでお読みいただけます。


 



お客様情報

会社名 株式会社日立製作所
概要 世界有数の総合電機メーカーであり、日立グループの中核企業です。IT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフの5分野で、社会や人々の暮らしにさまざまな価値を提供しています。
本社 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
設立 1920年2月1日
資本金 458,790百万円(2019年3月末現在)
従業員数 33,490名(2019年3月末日現在)
URL https://www.hitachi.co.jp
取材日 2019年11月

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Paxata

データ分析にかかる全作業のうち、80%がデータ準備に費やされていると言われています。Paxata(パクサタ)が提供するデータ・プレパレーションは、HadoopやSparkの最新技術を取り入れた分散コンピューティング、機械学習、インメモリ技術をベースとした革新的なテクノロジーですばやくデータを準備し、企業のデータ活用を支援します。ビッグデータやIoT、クラウドなど先進分野でのビジネスチャレンジに求められるデータ準備をまったく新しい考え方で実現します。

  • 今注目のデータ・プレパレーション・プラットフォーム
  • 分析や可視化に必要なデータをすばやく準備
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