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基幹システムとDWHのデータベース基盤をODAで統合、性能向上と運用コスト削減を同時に実現

ザ・プロアクティブカンパニー株式会社

導入製品/サービス…
Oracle Database Appliance  

ニキビケア商品「プロアクティブ+」でおなじみのザ・プロアクティブカンパニーでは、基幹システムにおける処理性能やデータウェアハウス(以下、DWH)とのデータ連携に課題を抱えていました。そこで基幹システムの更改を機にデータベース基盤をOracle Database Appliance (以下、ODA)で刷新するとともに、基幹システムとDWHを統合しました。これによりデータベース基盤の大幅な性能向上と運用コストの削減を同時に実現しました。

ザ・プロアクティブカンパニー株式会社

導入のポイント


1.Oracle Database 12c EEを必要最小限のコストで導入し、データベース性能問題を解決
2.アプライアンス型製品により、データベース基盤の迅速な構築と効率的な運用を実現
3.DWHを含む複数のデータベースサーバを集約し、運用コストを50%削減


課題

  • 基幹DBがボトルネックとなり、受注処理のスループット低下が見られるようになった
  • 基幹DBとDWH間のデータ連携が非効率で、業務データのリアルタイムな参照ができなかった
  • 利用してきたOracle Database SEおよびDWH製品のサポート切れが迫っていた

対策

  • Oracle Database 12c EEの機能を活用することで性能を改善
  • 基幹DBとDWHをODA上に統合し、データ連携処理が不要な構成へ刷新
  • Oracle Database EEを低コストで導入/利用できるODAを採用

効果

  • インメモリやパーティショニングによりDB処理を高速化し、アプリケーション遅延の問題を解決
  • 最新データの活用により、迅速なビジネス判断が可能に
  • 7台のデータベースサーバをODAに統合し、運用コストを50%削減

データベース基盤概要図



基幹系システムの更改に合わせデータベース基盤の刷新を


ニキビケア商品「プロアクティブ+」をはじめ、海外の様々なスキンケア・美容商品の通販でおなじみのザ・プロアクティブカンパニー株式会社(以下、ザ・プロアクティブカンパニー)。多くの方にとってTVショッピングで馴染み深い同社商品ですが、近年ではECサイト経由の売上げも伸びており、事業も順調に成長しています。

しかし同社で社内システムの構築や運用管理を担当する システム部 オペレーションズ・マネージャー 持田健治氏によれば、ビジネスの急成長に伴い、システムの性能やキャパシティに様々な課題が生じていたと言います。

持田氏  Oracle Database 10g Standard Edition Real Application Clusters(SE RAC)で構成した基幹システムのデータベース基盤がボトルネックになり、受注処理が集中するとECサイトのレスポンスが遅くなったり、コールセンターのオペレーターが使用するシステムのスループットが低下したりすることがありました。また、基幹システムのデータは日次バッチ処理でDWHへ転送していましたが、データベースの構造やETLソフトウェアの限界から、毎回フルセットでデータを入れ替える必要がありました。そのためDWHではどんなに早くても前日のデータしか参照できず、また日次バッチ処理そのものも頻繁に遅延していました。

折しも、基幹システムが更改時期を迎え、利用していたOracle Database 10g SEはOracle社によるサポート終了時期に来ていました。加えてDWH製品も、OSとして利用していたWindows Server 2003がサポート期限を迎え、しかもライセンスポリシーの変更により、ライセンスを更新するとコストが大幅に増加することが予想されていました。

そこで基幹システム全体の更改に合わせ、データベース基盤を全面刷新する方針を決定しました。

ODAの導入により基幹システムとDWHを統合


新たなデータベース基盤の在り方を検討するにあたり、同社はいくつかの要件を挙げました。

持田氏  パフォーマンス向上を実現するために、Oracle Database 12c Enterprise Edition(EE)のインメモリ機能やパーティショニング、パラレル処理をぜひ活用したいと考えていました。またDWH製品の継続利用はコスト面で現実的ではなく、代わりに基幹システムとDWHのデータベース基盤の統合を選択しました。これによってバッチ処理にまつわる問題を解決し、ユーザがいつでもリアルタイムのデータを参照/検索できる環境の実現を目指しました。

また基幹システムとDWHの統合には、複数の既存データベースサーバを集約することによるコスト削減効果も大いに期待できました。そこで、これらの要件を満たすデータベース製品を比較検討した結果、最終的に選んだのがアシストから提案されたOracle Database専用アプライアンス製品Oracle Database Appliance(ODA)でした。

持田氏  ODAはハードウェアとソフトウェアが最適な形であらかじめ組み合わされたアプライアンス製品として提供されていますから、構築や運用にかかる手間やコストを大幅に削減できると考えました。また処理パフォーマンスにも定評があり、弊社が掲げる性能要件を十分に満たせると判断しました。加えて、必要なCPU能力に合わせてライセンスを購入できるため、Oracle Database EEを低コストで導入・利用できる点が大いに魅力的でした。

こうして2016年8月、ODAの正式導入を決定しました。

データベース基盤の性能向上と運用コストの削減を同時に実現


ODAの新データベース基盤への移行プロジェクトは、2016年10月に立ち上がりました。既存システムで利用している製品のサポートが2016年末で終了となるため、わずか3ヵ月間で移行を完了する必要がありましたが、「アシストの熱意あるサポートのおかげで、大きなトラブルもなく短期間で無事カットオーバーを迎えることができました」と持田氏は振り返ります。

これにより、従来は別々に運用していた基幹システムとDWHがODAに統合され、日次バッチで行っていたフルセットのデータ転送のジョブが不要になりました。ユーザはODAにアクセスすれば常に最新のデータを参照できるようになり、より迅速にビジネス判断を下すことができるようになりました。データベース基盤としての性能や安定性も大幅に向上したことで、これまでトランザクション集中時に発生していたアプリケーション遅延も起こらなくなりました。

持田氏によれば、システム運用の観点からもODA導入で多くのメリットがあったと言います。

持田氏  7台のデータベースサーバをODAに集約したことで、データセンター費用やハードウェア・ソフトウェア保守料などを合わせた運用コストを50%削減することができました。またODAはすべてのコンポーネントが一体化されたアプライアンス製品であるため、問題が発生しても複数ベンダーのサポート窓口をたらい回しにされる心配がなく、アシストの一次サポート窓口ですべての問い合わせを一括で受けてくれますから、とても安心して利用できます。カットオーバー以降は無停止での安定稼働を継続できており、運用担当者の心理的負荷の軽減にもつながっています。

今後はOracle Cloudを使った災害対策サイトの構築も


こうしてODAによる新たなデータベース基盤の導入で多くのビジネス課題を解決したザ・プロアクティブカンパニーですが、今後はその運用をより高度化し、さらなるビジネス成長に向けてシステム基盤を強化していくとしています。まずはOracle Cloudを使った災害対策サイトの構築や、BIアプリケーションの刷新を計画しています。

こうした将来構想を実現する上では、今後もアシストの熱意あるサポートに大いに期待したいと持田氏は述べます。

持田氏  今回のODA導入が無事成功したのは、アシストの親身できめ細かいサポートがあったからこそです。今後は基幹系システム全般をアシストに任せたいと考えていますので、ぜひこれまでどおりの高いサポートレベルを維持してほしいと思います。またデータベース製品以外の様々な分野でも、高い知見を活かした提案を期待しています。

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お客様情報

会社名 ザ・プロアクティブカンパニー株式会社
概要 「世界の人々の暮らしにうるおいを。」を合言葉に、世界中で愛用されているニキビスキンケア商品「プロアクティブ+」をはじめ、様々なスキンケア商品やヘアケア商品、サプリメント商品の通販を手掛けています。
本社 東京都品川区上大崎3-5-8 アクロス目黒タワー3F
設立 2004年1月5日
URL http://proactiv.co.jp/
取材日 2017年7月

関連製品/サービス

Oracle Database Appliance

Oracle Database Appliance(ODA)は、ハードウェアとソフトウェアが一体となった最もシンプルなOracle Engineered Systemsです。時間とコストを最も抑えて導入することが可能なデータベース基盤です。

  • ハードとソフトの組み合わせによる問題を解消
  • 必要なCPUだけがライセンスの対象に
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