TOP>事例>サービス>ブランドの訴求と営業推進の透過的な融合を目指し、一貫した設計思想のもとNORENで2つのWebサイトを同時リニューアル

ブランドの訴求と営業推進の透過的な融合を目指し、
一貫した設計思想のもとNORENで2つのWebサイトを
同時リニューアル

株式会社日本能率協会マネジメントセンター

導入製品/サービス…
NOREN Content Server  


人材育成をさまざまな角度から支援する株式会社日本能率協会マネジメントセンター。同社では、コーポレートサイトと、事業部門ごとに存在していたECサイトのあり方に課題を感じていました。両者の透過的な融合、また商品説明コンテンツに力を入れたサイト更新管理体制をめざし、システム連携、静的コンテンツ管理にすぐれたNORENを導入しました。

写真右・株式会社日本能率協会マネジメントセンター 本間秀一氏
写真左・日立ソリューションズ株式会社 佐久間亮氏

1. 多面的な人づくりを支援するJMAMが直面した課題とは


成長したい、向上したいと願う人たちを継続的に支援することを使命とし、創業時より企業の経営革新を「人材育成」という分野から統合的に支援し続けている株式会社日本能率協会マネジメントセンター(以下、JMAM)。ロングセラーである「能率手帳」をはじめ、ビジネス手帳やカレンダー、家計簿、日記など、さまざまなツールを提供するビジネスツール事業、JMAMの歴史の中でも最も古い歴史を持ち、生産管理を中心に日本の企業と人材の知識習得を支えてきた出版事業、そして管理者を中心にした階層別教育や、ビジネスの基本能力を習得するためのスキル教育プログラムを提供する人材育成事業と大きく3分野の事業を柱としています。 一部の選ばれた人だけではなく誰にでも、また新入社員から管理職・経営層まであらゆる階層が、それぞれ組織にとっての重要な活力になることを目指し、多面的に「人づくり」を支援しています。

JMAMでは、インターネットを使った情報発信やECサイトを早くから展開していました。しかし、スタート当初は、これら3つの事業部門がそれぞれ独自のWebサイトやECサイトを立ち上げており、さらに会員情報管理も別に行っていたため、Webサイトのデザインイメージや内容を始め、完全に組織体系に依存した縦割りの状態になっていました。また、JMAMにはこれら事業部門のWebサイトとは別に、コーポレートサイトも存在しており、まさにWebサイトの乱立状態に陥っていました。

こうした“縦割り”の状態では、コーポレートイメージやブランドの価値を訴求できず、また、それぞれのWebサイトに関連性がないことから、アップセル・クロスセルもできずに、大きな機会損失が発生していました。さらに、メールマガジンなどを発行しても、それぞれ事業部門ごとに管理している会員にしか届かないために、情報の波及効果が得られないといった問題もありました。加えて、運用体制の面でも、これまでは協力会社が更新を担当していたため、伝達や手続きに時間がかかり、情報を迅速に発信することができず、更新も手作業でリンク切れやリンクもれがよく生じていました。また、事業部門のECサイトは開発担当もばらばらで、このことは同社の企業情報を入手できる協力会社が複数存在することになり、コンプライアンスの観点から潜在リスクを抱える状況にありました。

一方、コーポレートサイトそのものについても、ビジネスの世界で浸透しているJMAMという重要なブランドを包括的に訴求できていませんでした。また、社内からの要求も高かったことから、JMAMでは、Webサイトを重要なビジネス戦略の一部と位置づけ、コーポレートサイトとECサイトをできる限り透過的に融合させると同時に、“コンテンツ管理の精度を上げながら、タイムリーで正確な情報発信すること”“スペックだけでなく、企業の取り組みをPRするものとすること”、“会員情報も含め、すべての情報を横串にすること”という構想のもと、2007年に全体的なサイト・リニューアルを決意しました。

2. 「ビジネスの基幹としての役割をWebサイトに担わせたい」
  一大プロジェクトの要件を充たすCMSとしてNORENを選択


JMAMが全面リニューアルプロジェクトのテクニカルパートナーとして選んだのが、JMAMの基幹システム開発・運用を担当していた株式会社日立ソリューションズ(以下、日立ソリューションズ)でした。

日立ソリューションズは、コーポレートサイトおよびECサイトを基幹システムの延長線上のシステムととらえ、基幹システムとの密接な連携だけでなく、システムコンポーネントやデータの有効活用を前提としたカスタマイズの発生しにくいプランを提示。また、運用面にも考慮し、リスクが少なく、スピーディな運用体制の構築も視野に入れた提案を行っていました。また、日立ソリューションズは、同社のビジネス戦略や情報システム環境に精通していたこともあり、JMAMにとってWebサイトがどのようにあるべきか、ビジネスの基幹として信頼度の高いWebサイトとはどうあるべきかを提案。その内容がJMAMと一致していたため、JMAMは安心して任せられるパートナーとともに、リニューアルに向けての第一歩を踏み出すことになりました。

リニューアルにあたり、JMAMで導入を希望したのがCMS(Content Management System)でした。それまでのWebサイトでは、開発作業も更新作業もすべて手作業でのコーディングが中心でした。また、ページ数も約3,000ページ強にものぼる他、商品数なども画像や文章を含め、数千点あるという状況であったため、リンク切れやリンクもれなども多く発生するなど、限界を感じていました。株式会社日本能率協会マネジメントセンター情報システム部Webサービス・Web通販グループ 主任 本間秀一氏は当時のことを振り返り、次のように語ります。

「弊社では、ECサイトをただの商品列挙型のものにはしたくありませんでした。そうではなく、そこには弊社のこだわりや思いをふんだんに盛りこんだものにしたいという希望がありました。どういうものがあって、どういう風に使いやすいかなどを説明したい、これはいわば、『企業風土』のようなものですね。そのための文章や画像、図版は多くの資産として数多く蓄積していましたし、ECサイト作りの仕組みもさることながら、コンテンツ管理もしっかりできるCMSを導入したいと思っていました。」

こうしたJMAMの意向を受けて日立ソリューションズはCMSの選定を実施。複数の候補製品の中から、アシストの販売するCMS NORENの採用を決定しました。選定理由を、株式会社日立ソリューションズ 東京産業本部 第1システム部 技師 佐久間亮氏は次のように語ります。

「今回、在庫管理システムに対して在庫状況を照会するなど、基幹システムとの緊密な連携を望んでおられたので、選ぶのはAPIを提供してくれるCMSであることが大前提でした。その点、NORENはWebサービスAPIを有していましたし、アーキテクチャ上、基幹システムとの連携がスムーズそうなイメージがありました。

また今回のリニューアルの後は、社内での更新体制を確立したいという要望もあったため、ユーザインタフェースもわかりやすく、また、コンテンツ登録のしやすいものが条件にありました。NORENは今回採用したECパッケージから取得した商品データを格納し、それをデータベースのように使って、画面を作成したり、情報を更新したりすることが簡単にできます。また、他のCMS製品にある機能はすべて持っていましたし、今後当社でサポートするCMSとしても十分だと判断できたため、NORENを推すことにしました」

日立ソリューションズからNORENを推奨された際の感想を本間氏はこう述懐します。

「自分たちでCMSを選択しなかったのは、何かしら先入観が入ってしまい、最適な製品を選択できない可能性もはらんでいると思われたからです。また、弊社のビジネスをよく知っている日立ソリューションズだからこそ、第三者的な視点で判断をしてくれると思っていました。実際に、NORENのユーザインタフェースは、ふだん私たちが日常的に利用しているオフィスツールを思われるデザインで、これなら技術者ではない現場の担当者も“自分でサイト更新ができそう”と感じてもらえるだろうと思いましたし、NORENは私たちが希望していた要件を充たすCMSだと思いました。」

3. 分野の商品統合、タイムリーなコンテンツ更新により顧客へのリーチ力が大幅に向上


NOREN導入後、訪問者数は、リニューアル前に比べ130%以上に増加し、メールマガジンの会員数も160%、さらにECサイトの全体売り上げも110%になるなど、さまざまな部分で効果が現れてきます。また、社内でタイムリーにコンテンツ更新を行えるようになったため、作業効率も飛躍的に高くなっただけでなく、運用コストの抑制にもつながっています。

本間氏は、NORENの使い勝手について次のように語ります。

「テンプレートが非常に便利ですね。最初は日立ソリューションズに作ってもらったものを利用していたんですが、運用を進めていくうちにテンプレートの改良が必要になってきて、自分でも既存のテンプレートに変更を加えたり、新規に作成するようになりました。簡単なので、“今すぐここを変えたい”というようなニーズが生じてもすぐ対処できます。

特に、NORENはデータベース的に使える点がいいと思います。たとえばECサイトでは、『サイズ・スケジュール形式・色から探す』『シリーズ名・品番から探す』などとマルチカテゴライズを実現して、さまざまな角度から商品を検索できるようにしています。この機能を実現するときも、NORENの中にあるデータを条件指定で抽出して、簡単に作ることができました。」

4. 今もサイトの操作性向上に努力、
  今後はさらなる画像増加とモバイル対応を検討


JMAMは顧客の利便性をさらに高めるべく、今なおユーザビリティ向上に努めています。例えば独自で開発した検索機能の付加です。

以前から、キーワードの掛け合わせて別途ページを用意したり、外部の検索エンジンを使った検索窓を採用するといった試みは行っていたのですが、前者は作業工数が高く、後者はノイズの混入が避けられず、思ったとおりの検索結果が表示されないという状態にありました。

そこで、ユーザがキーワードを選択すると、NORENで保持しているXMLデータの中から該当商品をセレクトし、Ajax技術を用いて検索結果として表示させるようにしたのです(上図参照)。これは、NORENで商品ページを作る際に、HTMLデータだけではなくXMLデータも生成できる機能を利用したもので、コンテンツ管理のみならず、データベースとして機能するNORENの特性を駆使した上級編の活用法といえます。これによって、ユーザは求める商品により速くたどりつけるようになりました。

それだけではありません。JMAMは、「Googleショッピング」にもこのXMLデータを活用した情報掲載を行っています。これにより、Googleショッピングを利用するユーザにも、JMAMのWebサイトと同じく、最新の情報を届けることができるようになりました。JMAMは、独自のNOREN活用法によって、商品詳細ページ、検索用XML、Googleショッピング用XMLと、1つのデータの更新で3つの異なる見せ方を実現する「ワンソース・スリーユース」を実現したことになります。

「今後はさらに画像情報の増加やモバイル対応も考えていきたい」と、本間氏は語ります。同社の経営陣から、“ECサイトは売上を10倍にできるはず”と大きな期待をかけられており、本間氏をはじめ社員を挙げての取り組みが続いています。

SUMMARY:サマリ

導入の背景

これまで同社では、事業部門ごとにECサイトが存在していたため、別部門の関連商品を提示できないなど販売でシナジー効果が発揮できず、またこれとは別にイメージの異なるコーポレートサイトが存在、全体的にブランド訴求ができていませんでした。また情報更新も業者に委託していたため、タイムリーなサイト更新が難しい状態でした。

導入の理由

そこで全面的なサイト・リニューアルを決断、ECサイトを統合するとともに、コーポレートサイトの透過的な共存をめざしました。商品説明コンテンツに注力したサイト作り、社内更新が行える体制を模索した結果、 CMSの導入が最適と判断、システム連携力と社内更新を実現できる操作性を評価してNORENを選択しました。

導入の成果

サイト・リニューアルで、ECサイトとコーポレートサイトが共存した統一感ある企業サイトが実現。前者においては、横串検索機能、会員DB統合のおかけで販売にシナジー効果が出現。従来比で訪問者130%、メルマガ会員160%と大きくユーザが増加しました。また社内でのタイムリーかつコストゼロのサイト更新も実現しました。

会社名 株式会社日本能率協会マネジメントセンター
URL http://www.jmam.co.jp/

関連製品/サービス

NOREN Content Server

NORENは、国内実績No.1のCMS製品です。「誰もが使いやすい」をコンセプトに、企業のWeb戦略を効率的に実現できるCMSとして、大手企業を中心に幅広く支持されています。

  • 国内導入実績「No.1」信頼の10年実績
  • CMSに必要な機能をパッケージで提供
  • 教育、サポート、ユーザ会などの充実した支援体制

詳細へ

事例に関するお問い合わせ

資料請求/お問い合わせはこちら(専門の担当者が確認し、ご対応します。)

ご興味のある事例がございましたら、お気軽にお問い合わせください。より詳しい情報をお届けします。

ページの先頭へ戻る