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Ericom Connect発表記念インタビュー(第一弾)
「世界一のものを作ってみせる」イノベーションへの熱い思い

Ericom Connect発表記念インタビュー(第一弾)


新製品「Ericom Connect 」の国内発表と同時に来日したEricom社の創業者、Eran Heyman氏のインタビュー第一弾(ビジネス編)。Ericom Conncetは、独自のグリッドアーキテクチャをコネクションブローカーに採用し、世界で初めて10万ユーザ規模のクライアント仮想化環境をシンプルな構成で実現する、無限のスケーラビリティを備えた革新的なアクセスソリューションです。

Ericom社が3年間の開発期間を経て開発した、異次元レベルの性能「Ericom Connect」。Eran氏はどのような想いを込めて製品の開発へ踏み切ったのか。海外アナリストからも高い評価を受ける「Ericom Connect」の誕生秘話に迫ります!

Eran Heyman氏

Eran Heyman
Ericom Software Ltd.
Ericom創業者、会長兼チーフアーキテクト


新製品Ericom Connectの国内発表と同時に来日したEricom社の創業者、Eran Heyman氏。大好物は寿司と味噌汁、趣味はジープでオフロード、仕事道具はスマートフォンだけというEran氏。Ericom Connectの開発背景とイノベーションへの熱い思いを語ります。



高木 季一

高木 季一
株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 
仮想化推進室長


1991年アシスト入社。技術職と営業職の両方を経験し、2014年の仮想化推進室創設と同時に室長就任。地元名古屋を離れて東京で単身赴任するも急に中学生の娘がラグビーを始めて気が気でない二児の父親。仮想化技術がもっと身近なものになることを目指し、日々奮闘中。好きな食べ物は名古屋めし。

世界初!10万アクセスを実現する「Ericom Connect」誕生の背景


高木: 海外では先行してリリースされているEricom Connectですが、日本でも8月3日にリリースを決めました。先行してご紹介を始めているお客様からは1サーバで10万アクセスに対応できる点やマルチテナント対応という点には他社製品には無い価値ということで期待が寄せられています。Ericom Connectは既存のソリューション領域の価値を再定義したような製品です。どのような意図をもってEricom Connectは開発されたのか聞かせてください。

Eran: 少し長くなりますが、私自身のお話をさせてください。私が21年前にEricomを創業する前に、イスラエルの空軍で7年間、軍事システムの技術者として働いていました。私が開発していたのは空軍パイロットが使うシステムで、人が生きるか死ぬかを左右するシステムでした。ですから、イノベーティブなものを開発することに心血を注ぎました。その後Ericomを立ち上げ、シンプルなホストエミュレーターをリリースしました。ビジネスは順調に伸びていき、販売地域もイスラエルからイギリス、アメリカへと拡大し、ソフトウェアベンダーとして成功していたといっていいと思います。しかし、いつの間にか、イノベーションの重要性を深く考えることなく、手近な機能拡張に終始するようになってしまっていました。その結果、Ericomが作る製品は既に他の会社の後追いになってしまっていたのです。

そんな時、2010年にGoogleやAppleが世に出したHTML5の可能性を目の当たりにしました。ブラウザがOSに変わって新たなアプリケーションの実行環境になるこの新しい技術に大きな衝撃を受けました。この時私は、イノベーションへの情熱を取り戻したのです。世界で一番のものを作ってやろうと自分に誓いました。2011年、EricomはHTML5ベースのRDPクライアント「Ericom AccessNow 」をリリースしました。競合他社が同様のソリューションを出す2年も前のことです。ユニークなソリューションは市場の注目を集め、その年の6月には3万ユーザの大型案件を受注しました。私も社員もとても興奮しました。今までアナリストからは「フォロワー」と評価されていたEricomが「イノベーター」と呼ばれるようになったのです。イノベーションによってビジネスを作り出す、これがEricomの進むべき道だと確信しました。

Eran Heyman氏

高木: Ericom AccessNowでの成功がイノベーティブな製品を作ることの原動力になっていたのですね。Ericom AccessNowの場合は、HTML5を世界で初めてクライアント仮想化に取り入れたということでEricomにとっても新たな領域ですが、Ericom Connectの場合は、既にコネクションブローカーとして「PowerTerm WebConnect 」があるところをテコ入れした格好です。その意図はなんでしょうか?

Eran: Ericom AccessNowは、クライアント側のイノベーションです。ですから今度はサーバ側でイノベーションを起こそうと考えました。私は物事をシンプルに考える傾向があるようです(笑)。Ericom Connectの製品コンセプトをまとめるにあたって、様々な国の企業のマネジメントと会話をしました。中国の通信キャリアとお話をした時にこんな相談をされました。「1億人に対してサービス提供できるインフラが作れないか」と。

高木: 1億人ですか?中国は確かに人口も多いですが、少し大げさな数字な気がします。その会社さんは本気だったんですか?

Eran: 彼らは本気だったと思いますよ。中国の大手通信キャリアともなれば、顧客の数は数億人になります。自社のデータセンターの数も30以上持っていますから、コンピューティングリソースとしては難しくはないわけです。後はクライアント仮想化のサービスを1億人のユーザに対して提供できるスケーラビリティと、その巨大なシステムを効率的に運用管理していけるかが課題だと思いました。この会話がきっかけになり、サーバ1台で10万ユーザに対応でき、無限にスケールアウトが可能で、かつ簡単に管理できるコネクションブローカー、という新製品のコアコンセプトが決まりました。

高木: 既存のPowerTerm WebConnectでパフォーマンス改善や機能拡張する考えはなかったですか?

Eran: PowerTerm WebConnectは1サーバあたり1,000~2,000のユーザアクセスを処理できます。他社のソリューションの場合は3,000~5,000ぐらいでしょうか。性能の良いハードウェアを使ったり、小手先でデータグリッドの仕組み追加すれば性能は数倍に上げられますが、それではイノベーションになりません。私が目指したのは100倍の性能です。アーキテクチャの発想を変えなければ1サーバ10万ユーザは不可能だったのです。

高木: 新しいコネクションブローカーをゼロから開発をしていくというのは大きな経営判断だったのではありませんか?

高木 季一


Eran: 実は社内からも反対意見は出ました。「PowerTerm WebConnectをよくしていけばいいじゃないか」とか、「Ericomよりも会社規模がはるかに大きい競合他社でもできていないことをなぜやろうとするのか」といった意見です。私一人で反対意見を押し切りました。きっとみんなはEranは頭がおかしくなったと思っていたでしょうね(笑)。みんな疑問に思いながらも頑張ってついてきてくれましたよ。R&Dのリソースの7割をConnectの開発に集中させました。そして3年間の開発期間を経て、2015年3月に米国でEricom Connectをリリースしました。当初のコンセプトを一切曲げること無く実現できたのです。アナリストや顧客が一様に好反応をしてくれるのを目の当たりにして、反対していたメンバーも今は私と同じように市場の反応に興奮していますよ。

Ericom Connectに対する海外アナリストの評価


高木: Ericom Connectのリリースが先行している米国ではどのように受け取られていますか?

Eran: エンドユーザコンピューティングの権威であるBrian Maddenさんからは彼のブログ の中で非常に良いコメントをもらっています。同じように、IDC、Gartnerといった主要なアナリストからも高い評価を得ました 。実際のお客様はというと、発売から2ヵ月で既に10社近いお客様から注文をもらっています。現在評価中のところも多くあり、そのほとんどが大企業、大学や自治体、大手通信キャリア、サービス事業者が中心になっています。Ericom Connectは素晴らしいスタートを切っています。

日本の皆さんへのメッセージ


高木: 日本では、日本語対応が行われたEricom Connect v7.1を8月3日にリリース する予定です。日本のお客様にメッセージはありますか?

Eran: Ericom Connectは、無限のスケーラビリティ、驚異的なパフォーマンス、優れた管理性で超大規模ユーザや企業グループでの利用もシンプルなシステム構成で実現するイノベーティブな製品です。他社が到底真似できない唯一の価値を提供できる製品です。Ericomは「複雑なものをシンプルに提供する」という創業当時から大事にしている開発姿勢があり、それはConnectにも生かされています。会社の規模やシステムの規模にかかわらず、統合的な管理が可能になる管理コンソールを使えば、運用担当者の方々の負担は大きく減らすことができます。どのお客様にも必ず言っているのですが、まずはEricom Connectを試してみてください。評価環境用のインストールはたったの20分で終わりますし、Ericomが信頼するパートナーのアシストがしっかり日本のお客様のサポートをしてくれますから。きっと気に入っていただけると思います。

高木: 日本のお客様のサポートはまかせてください。お客様からいただくフィードバックはしっかりEricom社に伝えますので、今後もEricom Connectのイノベーティブな機能拡張に期待しています。

Ericom Connect発表記念インタビュー(第二弾)はこちら

Ericom社が3年間の期間を経て開発した、異次元レベルの性能「Ericom Connect」。世界一にこだわり続けたEricom社が、他社に先駆けて開発に成功。その秘訣とは?
Ericom Connectに採用された2種類のグリッドについても明かされました。


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