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鴨川だより~ネット配信番組~

株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン


東京に積雪のあった翌日、あるインターネット報道番組に出演しました。過去にはテレビにコメンテーターとして出たこともある私ですが、テレビは見ないし新聞も読まず、情報はすべてインターネットで集めていますのでインターネットメディアへの出演は楽しみでもありました。

ネット配信番組の放送準備_01

ネット配信番組の放送準備_02


番組はニューズ・オプエドという報道番組です。配信は生放送中なら誰でも無料で視聴することができ、無料の会員登録をすれば翌日16時まで見ることができます。もちろん有料会員になればアーカイブも含めて視聴することができるとのことです。オプエド(Op-Ed)というのは、Opposite Editorialのことで、反対(Opposite)の社説(Editorial)という意味だそうです。番組のプロデューサーであるジャーナリストの上杉隆氏がかつて仕事をしていたニューヨーク・タイムズ紙で、社説に対する反論として1970年代から紙面に「Op-Ed」欄を設け掲載されているといいます。

民間のテレビ放送は広告収入で成り立っているし、新聞も広告収入が販売収入を上回っています。ビジネスモデルが広告収入によって成り立っている以上、その内容が広告主の影響力を受けざるを得ないのは当然です。さらにトランプ大統領のバッシングをする米国のマスメディアとは対照的に、日本では政府の政策を批判することもタブーになっています。憲法を改正したい安倍首相が国会で改憲について具体的な答弁を求められた時に、ある新聞名を言い、そこに掲載された記事を読んでほしいと言ったように、新聞は政府の御用機関のような役割をしている一面もあります。

ニューズ・オプエドでのテーマは「日米問題」でした。当日は生放送で、事前にテーマがメールで送られてきて、民放テレビとは違い番組の始まる10分前にスタジオに入り、打ち合わせもほとんどなく放送開始です。どんな意見を言っても構わないと言われたのはスポンサーにおもねる必要のない報道媒体だからでしょう。私が米国籍をすてた理由から始まり、米国では民主主義が機能していないこと、そんな国を日本は宗主国のように崇めるべきではないという持論を語らせてもらいました。

ネット配信番組放送中_01

ネット配信番組放送中_02


インターネットの世界も虚偽のニュースであふれているので、私もインターネットで情報をとるときはソースや記事を書いている人を注意してみなければなりませんが、マスメディアの情報についても同じなのです。イラクが大量破壊兵器を持っていると報じられ、米国はイラクを侵略しましたが、イラクに大量破壊兵器はありませんでした。企業をスポンサーとするマスメディアの情報に頼らず、様々な媒体から情報を探すことは世界平和のためにも益々欠かせなくなるでしょう。インターネットとブロードバンドの普及でネット配信番組という新たなメディアが、いつかテレビを超える日がくるかもしれません。

雪だるま



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