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鴨川だより~温暖化の原因~

株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン


今年の京都は、中旬頃までは不安定なお天気でしたが、7月17日の祇園祭では、山鉾も見物客も強い日差しや雨にあたることなく、巡行が行われました。梅雨明けとともに湿気の多い京都らしい暑い日が続き、わが菜園の果樹や野菜たちも大きく成長しています。

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昨年は気候変動や地球温暖化の話題を多く取り上げましたが、先日、温暖化は化石燃料を燃やすことによって発生する二酸化炭素など、人為的な要因によるものではないという報告書がフィンランドのトゥルク大学の研究者らから発表された、という記事を読みました。二酸化炭素の増加によって上昇した気温はわずか0.01℃にすぎず、それが温暖化に影響を与えていることを実証する証拠はないというのです。

人類の産業活動や生活が地球の温度変化に及ぼす影響は、自然がもたらす温度変化の一部にすぎず、ではなにが地球の気温を実質的にコントロールしているのかというと「低い位置にある雲の量」だというのです。確かに今年は日本各地で記録的な日照不足となり、東京では7月とは思えない寒い日もありました。

世界をみれば夏でも14℃くらいのアラスカが今夏20℃を超えたり、シベリアは平年気温を10℃以上上回ったりと高温になった地区もありますし、九州は豪雨となりましたが韓国や中国東部では異常少雨が続いていて、地球全体でバランスをとっているようにも思います。そしてこうした気候変動と強い関係にあるのが雲だと聞けば、たしかにもっともらしい気がします。

さらに同時期、神戸大学の研究グループが、気候変動の原因に宇宙から飛来する高エネルギー粒子(宇宙線)が影響を及ぼすという証拠を発見したと発表しました。この宇宙線が増えると下層雲が増え、宇宙線が減れば下層雲も減るので、逆日傘効果で温暖化が起こる可能性があるとのことで、ここでも地球温暖化を理解する上で宇宙線がもたらす雲の効果を指摘しています。

1993年に日本は冷夏となり、凶作で米不足になりました。猛暑が続いていますが、二酸化炭素排出を減らしても宇宙線によっては温暖化ではなく冷夏となることは十分あるわけです。わが菜園の今年の豊作を感謝しつつ、この報告書について、これからもよくウォッチしていこうと思います。

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