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『やってみる』を大切にする若手のエース

[掲載媒体]INSIGHT NOW!
[日付]2011年9月12日


アシストの西日本支社(大阪)に勤務する松山晋ノ助は入社して4年目。社内では「熱い男」として先輩社員に可愛がられている。

『やってみる』を大切にする若手のエース

株式会社アシスト
西日本支社 情報活用技術部
松山 晋ノ助 (まつやま しんのすけ)

2008年アシスト入社、新人研修後、西日本支社情報活用技術部に配属され、ビジネス・インテリジェンス・ソフトウェアのQlikViewを担当。




入社してから東京で1ヵ月間、その後、勤務地となる大阪で4ヵ月間の研修を受けた後、技術として製品担当となり、ビジネス・インテリジェンス・ソフトウェアである「QlikView」という製品にアサインされた。

このソフトウェアは、アシストにとって新規取扱の製品だった。すでに認知され、広く流通しているソフトウェアであれば、製品そのものの機能や性能よりも、むしろサービスや教育といった付加価値をアピールして市場を開拓できる。しかし新製品となると、まずアシストの中でノウハウを蓄積し、実績や情報を積んだ上でマーケティングをする必要がある。新人の松山は、そんな新規製品の初代担当を任されたのだった。

「右と左の区別もままならないような新人で新規取扱製品を担当することになり、かなりの戸惑いがありました。当初は実質1人でしたから。それでも部課長に支えていただきながら、毎日調べては業務対応をし、対応後はまた自分で不明点を洗い出して勉強する・・・、ひたすらそのリズムで日々が過ぎ去りました」と松山は当時を振り返る。

QlikViewは、「楽しく自由に分析ができる!」をうたい文句としたビジネス・インテリジェンス・ソフトウェアで、エンドユーザが迷うことなく答えを瞬時に得られる、という製品である。その新しい「インメモリ連想技術」によって、求める答えが瞬時に得られるというのだから、新人とはいえ、松山が使いこなせないようなソフトであれば、逆にユーザは欲しがらないだろう。松山に課せられたのは、QlikViewを使いこなし、「このソフトを使えば飛躍的な生産性をもたらす」ことを証明することだった。

「今更ながら頑張っていたなと思います。一番勉強になったと感じるのは、“スパルタ的無茶ブリ”です(笑)。特に中尾部長の、“今は精一杯頑張れるだけ頑張る時”、という「振り」に応えた結果ではないかと思います」

この頑張りの結果、松山は2010年に会社の行動指針にふさわしい活動をした社員を表彰する「アシスト セブンハート」のなかの「やってみる」というテーマで表彰を受ける。表彰理由は、QlikViewの製品担当として実績情報の少ない状況の中、数々の案件で時間や労を惜しまない前向きな支援を続け、お客様の満足を得るために取り組む姿勢は、社内だけでなく、お客様、メーカーからも大きな評価を得た、というものだった。

※「アシスト セブンハート」

アシスト社員1人ひとりが自らの意思で責任ある行動をとることを促すために作られた行動指針
  1.お客様の声に、耳を傾けよう。
  2.お客様の役に立つ努力をしよう。
  3.誰に対しても、誠実であろう。
  4.トコトン考え続けよう。
  5.「やってみる」の気持ちを大切にしよう。
  6.当たり前のことを、当たり前にしよう。
  7.1+1 = ∞(ムゲン)。


▲上司の中尾

松山に無茶ブリした上司の中尾はこう語る。

「QlikViewを担当してもらうことになり、いきなり新人には厳しそうな課題を次々と与えたのですが、松山は何を与えてもすぐにこなして、期待以上の成果を返してきました。取組姿勢ややる気だけではなく、理解の早さ、仕事や技術を吸収するセンスの良さを感じましたね」

投げたものが返ってくるから、どんどん次に展開していく。こうあるべきでは、といった既成概念を持たない新人だったからこそ、松山は上司の期待以上に、新製品を意欲的に使いこなしていった。

「QlikViewはまだまだ日本での歴史が浅く、これから発展していく技術です。松山には、QlikViewの技術力では最低でも日本一、世界でもトップクラスの技術者になって欲しいですね(もしかして、これが無茶ブリと言われる所以なのか・・・)。中途半端ではなく、1つの技術分野でまず頂点を目指して欲しい。それが将来大きな自信になっていくと思います。人並みの仕事をこなすことは松山にとっては簡単で楽なことです。雑念は排除し、無限にあるパワーを発揮して、今しかできないことを、とことんやって欲しいと思っています」

中尾の言葉は、松山の能力を信じ、そこに大きな可能性を見出した上司から部下への信頼であふれている。

松山が就職の時にIT業界を選んだのは特に強い興味があったわけではなく、強いて挙げるとすれば、父親がアシストを知っていて、たまたま会話の中に出てきたので応募したのだと言う。同志社大学文学部で心理学を専攻した松山は、学生時代、ほとんどの時間をアルバイトに費やし、ホテルのウエイターが仕事だった。

「週5~6日は働いていました。その職場は非常に活気があり、やりがいのある仕事も担当させてもらえ、今思えばあの時の経験が現在の自分の土台になっていると思います」と松山。

そしてもう1つ、学生時代に学んだ心理学の影響もある。

「心理学を専攻している中で、特に『モチベーション』に強い興味を持ちました。そういった点も確かに影響があったのだと思います。モチベーションについて学んでいる最中に、並行してホテルのバイトでスパルタ的な指導を受けながら、真面目に仕事に取り組んでいましたから。大学で理論を学び、バイト先では、まさに自分がやり遂げたことの代価として、お客様から感謝の言葉だったりとか、バイト先での評価(仕事の難度や給料など)が得られる。楽しかったです。その裏で、なぜ自分のモチベーションが上がるのか、逆に周りでモチベーションが下がっている人を持ち上げるにはどうすればよいか、といったことを考えていたように思います」

教室で学ぶことは大切だが、それを実践することはもっと重要だ。心理学を学んだ松山が接客業を通して学んだことは大きかった。

「いつも“客観視する”という癖がつきました。自分を見るというよりも、相手がどう捉えるかを結構考えているなと思います。これはアルバイトで、常に周囲に気を配るウエイターの仕事をしていたことも影響しています。それが転じて、例えば、お客様にとってわかりやすいメール文章を書くように心がけることにも活きています。そんなことから、仕事で関わる営業さんの中には、私のことを営業的な技術だと言ってくださる方もいて、それは常に物事を客観視して、相手目線で考えるように気をつけているがゆえにそういう評価をしていただけるのかな、と我ながら思っています」

松山の担当するQlikViewをお客様に自信をもって提供するには、まずお客様にそのソフトの機能をどう捉えてもらうかが重要になる。そのための動作検証やスクリプト作成、性能チューニングなどはもちろん徹底的にやり尽くした上で、さらにお客様の環境に合わせてモジュールを作成する。レスポンスの悪化の原因を他のソフトを使って調査をする。またはお客様環境のWindowsモバイルがなければ、Microsoftのサイトからエミュレータを入手し設定方法を試行錯誤で検証する。新人でありながら、松山はこうして、客先での実績のないものは片っ端から社内検証を行ったという。こういった経験を積めたのも、新製品担当に抜擢されたからだ。

もちろんお客様からすれば、松山のような入社2、3年目の担当者が、製品紹介から技術支援までを行うことに対して、少なからず不安を抱くものだろう。実際に会話をしていても単語の意味すら通じていないような状況もあったという。

「お客様から“担当者を変えて欲しい”と言われても、立ち上げ当初はそれも難しい状況だということは理解していました。それがわかっているだけに使命感のようなものがありました。だから余計に、“やってみる”の気持ちで、何にでも取り組もうと。とにかくやるしかなかった、と言ったほうがいいかもしれません」と松山は言う。

人間の思考は直線的に結果を出すのではなく、試行錯誤しながら答えに辿りつくが、QlikViewというソフトはインメモリ連想技術という、分析対象となるすべてのデータソースを圧縮し、リンクする技術によって、求める答えを瞬時に導き出す、というものである。

「それでも実際は、蓄積され続ける膨大なデータのなかで利用するわけですから、そこまでシンプルに活用できるものではありません。だからこそ自信を持って情報を提供できるよう、お客様が知りたいであろうことを先回りして検証しておこうと、そんな気持ちでした。また、自分が関わったお客様の分析業務が進むことで、ビジネス全体に影響があると思っています。そういった意味で、情報活用という分野は、難しいながらも大変やりがいがあると思っています」

自分の仕事がもたらす結果を客観的に見ることで、ますます仕事も楽しくなっていく。そんな松山からは、“やってみる”とか“頑張る”という言葉が自然に出てくる。性格的なものもあるかもしれないが、松山の場合は特に、仕事をしている時間は人生の約4分の1しかないと思っているからだという。

「睡眠時間を差し引けば、人生の4分の1の時間というのはとても貴重な時間です。そう思うと無駄にできない。“頑張らねば”と思います」

信頼や期待をベースにした先輩からの“無茶ブリ”のなかで、モチベーションが下がることのない人生を歩んでいる松山。今では後輩たちのモチベーションを上げる良き先輩に成長しつつある。

(文責: 株式会社アシスト 広報部 喜田 真弓)


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