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ビジネス利用ならiPad?Android?タブレット端末の選び方

執筆者:荻原 克行

荻原克行

アシスト入社後、汎用機用の4GL言語を使ったレポート作成支援、PCソフトのサポート担当、開発言語の教育講師などを行った後に販売支援を担当。
ここ数年はユーザ交流会である「ソリューション研究会」に参加し社外の方との交流の機会を積極的に増やし、人脈作り(飲み友達作り?)に励む日々。
趣味はゴルフ、プロ野球観戦、写真撮影など。手のひらサイズのラジコンヘリを飛ばすのも最近の週末の楽しみ。


iPadの登場以来、タブレットの利用者が着実に増加しています。当初はあまり注目されていなかった新しい分野の端末でしたが、使い方が提案され、利用者も色々模索している間に個人用途から徐々に法人での利用も増えています。

最近、リクルート社のキーマンズネットに、富士キメラ総研の調べによる「2013年のタブレット端末の国内市場規模」が掲載されました。
http://www.keyman.or.jp/at/30007292/
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この発表によると日本国内のメーカー別シェアではアップルジャパン(iPad、iPad mini)が49.4%と圧倒的な数字で、次いでASUS(Nexus 7、Memo Pad、PadFoneなど)の8.6%となっています。過半数を割っているとはいえ、アップルジャパンのシェアが非常に大きい状態が続いているようです。なぜこのような差があるのでしょうか。
私自身、AppleのiPad2と、ASUSのMeMo Padという7インチのAndroidタブレットを使用しています。まさにシェア1、2位の会社のタブレットですが、それぞれに良い面、悪い面があるかと思います。ここではiPadとAndroidタブレットという括りでメリット、デメリットを挙げてみたいと思います。

iPadのメリット


  • 単独機種だがシェアトップ(=安心感?)
  • アプリケーションが豊富
  • 洗練されたOfficeアプリ、iWorkの利用が可能
  • タッチ操作での作成が可能(直感的に使える)
  • Macintosh、iPad、iPhoneで共有可能
  • iPadでプレゼンをしつつiPhoneでのリモコン操作が可能(ページめくり、ノートの閲覧)
  • MS Officeにこだわらなければ使い勝手の良いOfficeアプリ
  • OSが随時アップデートされるため、開発側は動作確認の幅が限定される
  • 複数解像度への対応が不要
  • ウィルスなどの混入の危険性が低い
  • タッチパネルの反応が良い、安定している

iPadのデメリット


  • OSのアップデートに追随しなければならない
  • 3年くらいで端末の寿命を迎える(OSアップデート対応が止まる)
  • 自由度が低い
  • MDMなどの柔軟性に欠ける
  • 手書き入力を日本語入力の標準として位置付けられない
  • アプリケーション間連携での利用にとどまる
    (iOS 8からサードパーティ製IMEも利用可能になる予定)
  • ストレージの拡張が不可能
  • WiFiモデルにはGPSアンテナが無い
  • 端末が高い

Androidのメリット


  • アプリ開発の自由度が高い
  • 様々な機種から最適な機種を選べる
  • 安価な機種も豊富
  • MicroSDなどによるストレージの拡張が可能(一部不可能な機種もあり)
  • 日本語入力を好みのものに変更できる
  • MDMなど自由度が高い

Androidのデメリット


  • タッチパネルの反応がやや鈍い(大分改善はされている)
  • ウィルスなどの混入の危険性がある
  • アプリ提供を端末メーカーが独自に持つStoreで行なっていることがある
  • 端末乗り換えに一定の不都合が出ることがある
  • 有料アプリを購入する際、複数のAndroid端末を使っているとそれぞれに課金が必要なことがある
  • 機種、解像度、OSのバージョンが様々でアプリ開発に当たっては動作検証が大変
  • 端末によってはOSのバージョンアップがされない
  • 結果的に一番古いOSの機能に制約される可能性がある
  • 端末によっては外部ディスプレイに出力できないものもある


法人での利用を考えた場合、安定稼働をしているならソフトウェアのバージョンアップをせずに、ある程度長くアプリケーションを使い続けたいという希望もあるのではないかと思います。その点、一定期間でOSのバージョンアップが発生するiPadは不利な点もあるかもしれません。

一方、タッチパネルの安定した反応、ウィルスの混入の心配が低い、多機種の動作検証が不要という面を考えるとiPadに利点があります。また、タブレットを様々なシーンで活用したいとなると、やはりアプリケーションの豊富さは非常に重要になると思います。その点でもiPadはビジネス用途のアプリケーションも豊富に揃っていますので優位です。プレゼンテーション・ツールとしても、タッチ操作で高い表現力のあるスライドが作成できるKeynoteや、動画メッセージの作成が可能なAdobe Voiceなどの素晴らしいアプリケーションがあります。

また、BYOD(Bring Your Own Device:個人所有の持ち込み利用)の検討をする場合も、シェアが高く、OSのバージョンや解像度が限られているiPad、iPad miniへの対応から始めるのが良いのではないでしょうか。

Windowsタブレットについて


MicrosoftのSurface Pro 3が7月17日から販売されることが発表されました。先日、私も実機を見る機会がありましたが、様々な改良がなされ、より使いやすくなっているようです。

iPadなどのタブレットを使用されている方、特にビジネスマンの方は、Windows PCと2台持ちをされている方も多いのではないでしょうか。Surface Pro 3は「2 in 1」をうたい、2台持ちの解消に最適ということで攻勢に出ようとしているようです。実際、日本の企業で標準的なツールとなっているMicrosoft Officeが使えることは大きな強みではないかと思います。とはいえ、まだまだモダンUI対応のアプリは少なく、基本はWindows PCとしての使い方が中心となるでしょうから、タブレットというよりは、Windows PCの選択肢が増えた、と私は感じています。

まとめ


以上、iPad、Androidタブレットの話題を中心にとりあげましたが、アプリの豊富さ、ストレスなく使用できるタッチパネルの完成度など、iPad、iPad miniが現状では一番の選択肢ではないかと思います。業務用途の場合、ある程度の画面サイズがある方が使い勝手が良いと思いますので、どちらか悩んだ場合にはiPadがベストな選択ではないでしょうか。


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