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ソリューション研究会だより Vol.16
ワークライフ・バランスの実現におけるITの役割
分科会インタビュー

ワークライフ・バランスの実現におけるITの役割 インタビュー


アシスト ソリューション研究会には、10名前後の小グループで1年間を通しての研究を行う「分科会」活動があります。

今回は、2015年度に東京地区で活動し、東京地区の最優秀分科会賞を受賞した「ワークライフ・バランスの実現におけるITの役割分科会」のリーダーのAGS株式会社 小林智枝様とサブリーダーの株式会社ティー・シー・エフ 熊川愛子様に、分科会活動についてお話を伺いました。ワークライフ・バランス分科会は、分科会史上初の女性限定分科会でした。IT業界やシステム部門となると女性社員の比率が低く、毎年分科会への女性の参加は1分科会に1~2名いるかいないかといったところです。また、働くお母さん社員は時短勤務等を利用している方もいて、分科会開催時間などの調整が必要になることから参加しづらいといった声がありました。そこで、女性の参加比率UPと、勤務形態に制約のある方でも気兼ねなくご参加いただけたらという思いも込め、女性限定の分科会を設けました。

分科会活動への参加のきっかけは?


──まず始めに、分科会へのご参加のきっかけをお聞かせください。

小林様: ソリューション研究会への参加のきっかけは、上司からの勧めでした。活動は1年間に及ぶということで、会社の枠を超えた密なつながりを構築できるのではと、社外交流のチャンスだと思い参加を決めました。

熊川様: 私は、毎年会社の先輩達が参加しており、私自身も参加してみたいなと思っていたところに上司から声がかかりました。普段の業務では、社内の人や特定のお客様と仕事をすることが多く、それ以外の方と関わる機会があまりなかったため、社外の人達と交流し、知見を広げられたらと参加を決めました。また、以前からディスカッションに苦手意識をもっており、分科会に参加することで克服するチャンスになるのではと思い、一番興味をもったテーマに応募しました。

──毎年多くの方に分科会へお申し込みいただきますが、「社外の方と交流を持ち知見を広げたい」という参加動機が一番多いようです。 同時に、活動終了時の満足度アンケートでも社外交流という面は大変高い評価をいただいています。分科会は色々なテーマを用意していますが、小林様がワークライフ・バランスの分科会を選択したのはなぜですか?

小林様


小林様: 色々なテーマの分科会があったのですが、ワークライフ・バランスの分科会を選択したのは「女性限定」というのが面白いなと思ったからです。また、テーマが技術よりではないので、議論を交わしやすいのではと感じました。私事にはなりますが、30歳を前にこれからのライフデザインのヒントになれば、という期待もありました。

──特に女性だと結婚・妊娠・出産などで大きく働き方が変わるので、ワークライフ・バランスは関心の高いテーマだと思います。それ以外にも、高齢化社会で介護の問題等もあり、より多様な働き方が求められる時代です。どなたにも関係のあるテーマなので、議論も交わしやすいですね。

分科会活動に参加してみて


──実際に分科会活動に参加して、いかがでしたか。

小林様: 活動を振り返ると、皆で考えて、皆で作り上げてと、メンバー全員で頑張れたなという印象です。研究・論文・発表といった作業の面でも、上下関係がないといった人間関係の面でも、今まで経験したことのないことばかりで、最初は正直戸惑いました。なかなか話を進められず、本当にまとまるのかと不安だった時期もありましたが、終わってみると1年間は短かったと感じています。メンバーそれぞれ忙しい中、非常に集まりも良く、協力的でした。特に後半になればなるほどメンバーの魅力がわかることが多く、作業は増えて大変でしたが、モチベーション高く取り組めました。1人じゃないので初めてのことでも挑戦しやすく、発表では自分自身の新たな一面も発見でき、取り組んで良かったと思っています。それぞれご家庭の都合もあり、他の分科会のように合宿は実施せず、また飲み会も毎回は参加できない方もいらっしゃいましたが、全員で意見を出し合い、和気藹々と取り組むことができました。

私は、前任のリーダーが業務の都合で退任となり、途中から引き継いだのですが、最後までリーダーを務められたのは皆さんの支えがあったからでした。今回のメンバーに巡り合えて本当に良かったと思います。

──そう言っていただけると、事務局としてもとても嬉しいです。研究内容を深めていただくのはもちろんですが、それ以上に分科会活動が終了しても続いていくような良い関係をメンバー同士で築いていただけるのが分科会における何よりの価値だと思っています。熊川様はご参加いただいて、いかがでしたか?

熊川様: メンバーの皆さんから与えられた刺激は想像以上でしたね。モチベーションの高い参加者の方々とお話しするだけでも、自分の世界が大きく変わるのを感じました。女性限定分科会ということで、どんな雰囲気になるのか正直なところ最初は不安もありましたが、メンバーがそれぞれ本当に熱い思いをもって参加していたので、分科会活動でも懇親会でも毎回活発な議論が交わされ、毎月の集まりがとても楽しみでした。毎回の懇親会もとても盛り上がり、女子会のようで楽しかったです。

テーマについての議論は最初から活発に行われていたのですが、熱すぎるあまりなかなか話がまとまらずに秋頃までは一進一退で、報告書や発表の期限に間に合うのかと心配になったこともありました。私自身も、分科会活動に主体的に参加できるようになってきたと感じられたのは11月頃です。最初はなかなか自分の意見を発言することができませんでしたが、回を追うごとに段々とディスカッションにも積極的に参加できるようになっていったように思います。最後の追い込みで、中心になって頑張ってくださったメンバーの皆さまには本当に頭が上がりません。

熊川様


分科会活動で得た物は?


──元々の参加目的であった社外交流もディスカッションスキルの向上も達成できたということですね。その他にも、分科会活動を通して得たものはありますか。

熊川様: 一年間の活動を通して、「ワークライフ・バランス」「理想の働き方」「女性活用」など、多くのテーマに触れました。それらの答えはまだ出ておらず、これからも仕事をしていく上でずっと考え続けていくべきものではないかと思います。私自身、この一年間で考え方や仕事に向かう姿勢が変わったと感じています。自分の働き方やキャリアについて考えるきっかけを与えていただけたこと、また、分科会の活動は一年で終わりましたが、これからもずっと考え続けていきたいテーマに出会えたことをとても有難く思っています。

小林様: 分科会では、色々な経歴のメンバーとやり取りをするため、今までの自分が「当たり前」と思っていた価値観や社内での暗黙知が通用しません。そのため、コミュニケーションの取り方や、生産性をどう高めていくかを自然と意識するようになりました。機会があれば、同じ分科会のメンバーだけではなく、他の分科会の参加者とももっと関わり合いをもてたら良かったなと思います。利害関係もなく、普段とは違う環境での活動だからこそ、改めて自分の仕事を見直す良い機会になりました。

──小林様、熊川様、ありがとうございました。いただいたご意見やご感想をもとに、分科会活動をさらにパワーアップさせるべく、事務局も頑張って参ります。ぜひまた分科会活動にご参加ください!

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