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Delphixブログ>Delphixでデータベース移行とバージョンアップの課題を解決! Vol.2 本番稼働後の障害

  • 初級編
2018.04.11

Delphixでデータベース移行とバージョンアップの課題を解決! Vol.2 本番稼働後の障害

Delphixでデータベース移行とバージョンアップの課題を解決! Vol.2 本番稼働後の障害

データベースの移行やバージョンアップにおいて、本番稼働後に障害が発生してしまうケースが多々あります。その原因のひとつとして、本来やりたいテストの実施を諦めてしまっていることがあげられます。例えば、データベースのバックアップリカバリ機能を使用してテスト環境を作成する場合には、環境の作成に時間がかかるため全件データが用意できない、または環境の競合でやりたいときにテストが実施できない、といった理由によりテストケースを縮小せざるを得ないことがあるからです。

Delphixは全件データを高速かつ少ないリソースでテスト環境に複製することができます。各担当者専用のテスト環境を素早く、簡単に提供することができるので今まで諦めていたテストが実施できるようになります。これにより、本番稼働前により多くの不具合を検出でき、本番稼働後の障害発生リスクを軽減できます。

前回の記事では、データベース移行とバージョンアップの際に発生し得る2つの大きな課題のうち「事前準備の時間」に焦点をあててご紹介しました。

今回はもう1つの課題「本番稼働後の障害」に対するDelphixでの解決法をご紹介します。

本番障害の原因のひとつはテスト不足

本番稼働後に障害が発生し想定外の工数を費やしてしまったことはありませんか?一体なぜそのようなことが起きてしまうのでしょうか。
一般的には移行のために本番業務を停止できる時間は限られていますよね。そのため、本番業務を停止をしない、初期移行やテスト移行後の検証期間にできる限りテストを実施し、移行当日のテストは最小限にする必要があります。さらに本番稼働後の障害を防止するには、初期移行やテスト移行後の検証期間でどれだけ不具合を検出・修正できるかが重要になります。

しかし、以下のような理由で検証期間に十分なテストができないことが多くあります。


このような理由で本来は実施すべきテストを諦めてしまうと、検証期間中に検知しなければならない不具合が本番切り替え時まで残ってしまい、本番稼働後の大障害につながってしまう可能性がありますよね。

Delphixであらゆる検証を移行前に実施

Delphixを活用すれば移行前の検証期間であらゆる検証を並行で実施できます。Delphixでの移行方法では、最新データをいつでもテスト環境で使用でき、さらに少ないリソースで好きなだけテスト環境を作成することができるからです。

例えば、バージョンアップによって変わる実行計画や構文エラーを調査するのは大変ですよね。Delphixならテスト環境に旧バージョンと新バージョンのデータベースを作成し、双方に同じSQLを実行することで差分を検証することができます。SQL実行後はデータ巻き戻し機能でSQL実行前に戻せば数分で再実行の環境ができ、短時間で何度もテストを実施することもできます。

他にも、月末と月初で異なる処理をするシステムのテストをしたい場合には、Delphixで月末・月初の時点でテスト環境を作成しそれぞれで実際の業務に則したシナリオのテストをすることができます。


これらのテストは全て各担当者専用の環境で実施することができます。インフラ担当、アプリ担当、エンドユーザがそれぞれテストをする場合にも、「別の担当者のテストが完了していないから自分のテストができない!」なんてことはありません。Delphixは担当者それぞれに専用環境を提供することができるので、全てのテストを並行で実施することができるのです。

各担当者が専用環境を使用できることで環境競合による作業待ち時間がなくなり、移行検証全体にかかる時間を大幅に削減できます。削減された時間でテストケースを追加することも可能です。つまり、今まで「実施したいけどスケジュール上あきらめるしかなかったテスト」を移行前に実施できてしまうのです。


本番障害リスク低減だけじゃない!本番稼働後にも大活躍

Delphixで移行とバージョンアップを実施することで従来では切り替え当日にしかできなかったテストを検証期間に前倒しして実施することや、諦めていたテストを追加することでテスト品質を向上させることができます。従来は本番稼働後に検出されていた不具合をテスト段階で検出し、本番稼働後の障害原因となることを防ぐことができます。

さらにDelphixは移行時の限定された期間だけでなく、本番稼働後の環境でも活用することができます。

例えば、本番稼働中にパフォーマンス劣化が発生した場合、Delphixならすぐに再現環境を作成することができます。任意の時点の環境を作成できるので、パフォーマンス劣化前後の比較も簡単にできます。再現環境ができるまでの待ち時間が少ない分、原因特定までのスピードもあがりますよね。

さらには追加機能の開発があり、本番データから再度開発・テスト環境を作成したいときには少ないリソースかつ数分で何度も巻き戻し可能な環境を作成できます。このようにDelphixは移行、バージョンアップ後にも活用することができます。


通常の移行ツールでは移行やバージョンアップのときしか使用しないため、「少しもったいないな」と感じたことはありませんか? Delphixはプロジェクト期間だけでなく、移行後の環境でも開発サイクルの高速化、テスト品質の向上といった効果を引き続き提供できます。従来の移行ツールよりもお得感がありますよね!


まとめ

データベース移行とバージョンアップテスト時にDelphixを使用すれば従来では諦めていたテストを実施できるようになります。テスト品質向上を実現し本番稼働後に発生する障害のリスク軽減効果も期待できます。さらには、データ移行完了後も障害発生時の再現環境や開発環境、ユーザトレーニング環境など、運用・保守フェーズでも多彩な活用ができるので継続的な効果が期待できます。


今日のハイジ

新入社員が入社してきました!今年は例年より多いらしく社内でもすれちがう機会が多そうです。私は朝テンション低めで険しい顔していることが多いので、しっかり目を覚ましてさわやかに挨拶するのが当面の目標です。

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