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Delphixブログ>なぜ、データ提供の高速化が求められているのか?

  • 初級編
2018.07.13

なぜ、データ提供の高速化が求められているのか?

なぜ、データ提供の高速化が求められているのか?

海外のある調査機関から「IT部門の主要業務のうち約60%もの時間がデータ提供タスクに費やされている」という調査結果が出ていることをご存知ですか?
ビジネスの拡大にともなって「現実的なデータでテストをしたい!」「もっと過去のデータを参照したい!」などデータ活用の需要が高まる一方、データを提供する側ではデータを安全に扱うための制約が増加してきているため、データ利用者の要望どおりにデータを提供することが難しくなっています。このような状態では、データを本来使いたいように活用できていない企業は多いでしょう。もっとデータを速く、柔軟に活用できるようになればどんな効果があるでしょうか。

求められる速度に、データ提供が追いついていない!

最近、IoTやAIというキーワードをよく目にしますよね。これらの発展もあり、世の中のデジタル化がすごい速さで進んでいます。例えば、音声で家電を操作できる、銀行に行かなくてもスマートフォンから口座開設ができる、インターネットやアプリでは自分に合った広告が表示されるなど、さまざまなITサービスが提供され、便利になりました。

世の中にどんどん便利なITサービスが提供され、利用されているということは、企業としては市場の需要に合ったITサービスをいかに速く提供するか、が競合他社と渡り合う一つの方法になってきますよね。このため、「戦略立案のための分析用データ」、「サービス開発のためのテストデータ」といったデータの提供速度も企業全体の利益に大きく関わってくると想像できます。

しかし、いくらデータ提供に求められる速度があがっても、活用したいデータを提供する速度は実は従来とほとんど変わっていないことにお気づきでしょうか?テストデータを例にご紹介しましょう。弊社開催セミナーでIT担当者にテストデータ準備における現状と課題を聞いたところ、以下グラフの結果になりました。

この結果から分かるようにデータの提供はいまだに本番データをバックアップリストアしていたり、手動で入力していたりすることが多いのが現状です。また、テストデータ準備時の「データ作成の効率化」や」「テストデータの品質」の課題を解決したいと考えているIT担当者が多いことが分かります。

データ提供の高速化で業務を劇的に改変

データ提供が速くなると業務はどう変わるのでしょうか。3つ例をあげてご紹介します。

①テストデータ待ち時間不要!高速開発・リリースの実現
テストデータ提供やデータ洗い替えが数分で完了すれば、テスト担当者はやりたいときにやりたいテストが実施できるようになります。従来よりもテスト全体の工期を短縮できるため、極端に言えば今まで月次でしかリリースできなかったものを日次リリースにすることも可能です。また、データ提供に浪費していた時間を別の作業にあてることができるようになるので、別の生産を行ったり、テストを追加して品質向上を目指したりすることも可能です。

②本番環境に負荷をかけないリアルタイムDWHの実現
本番稼働中の環境へ影響を与えることなく、必要なときに必要なデータにすぐにアクセスできるようになります。データ提供の時間が短縮されればアクセスしたいデータとリアルなデータとの差異もなくなり、より現実的な数字を扱うことができます。

③限られた期間のデータ移行、バージョンアップでもあらゆるテストが可能
大量データの管理が必要なため、数か月かかるようなオンプレからクラウドへの移行テストも移行データの提供が高速になれば数週間で完了します。また、効果は移行期間短縮だけではありません。「テスト不足による本番障害で利益損失・・・」なんてことは起こしてはならない事態ですよね。移行後の環境でのバージョンアップテストでもテスト用データを瞬時に提供できれば、限られた検証期間でもあらゆるテストが可能になります。こちらについては以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧になってください!


このようにデータ提供を高速化すれば今まであきらめていたことを実現しビジネスにおいてさまざまな価値を得ることができるのです。

今まではこのデータ提供の高速化を実現することが難しく、多くの企業は諦めていました。もしくは時間がかかることがあまりにも当たり前になりすぎて、データ提供速度の向上がビジネス全体に利益をもたらすことに気づいていなかった方もいるかもしれません。こんな状況に変革をもたらすツールがデータベース仮想化ツール「Delphix」です。Delphixを使えばデータ提供にかかわる時間をぐっと短縮し、効率的に業務をまわすことができるようになります。Delphixは、複製元のデータをそっくりそのまま、しかもわずか数分で複製先環境に提供することができます。データ量やデータの分布まで同じ状態を瞬時に複製できるので、もうどんな要求があってもデータ提供に頭を悩ます必要はありません。

Delphixが気になった方はぜひ他の記事もご覧になってください。データベースを高速複製できる仕組みや具体的にどんな場面で活用できるかなどもご紹介しています。

まとめ

今回はなぜデータ提供の高速化が求められているのかを整理してみました。今後のIT市場で優位に立つには大量データの活用が必須となっていくと予想されています。「ほんとはこんなデータ活用がしたい」というような要望がある方、この機会にデータの提供方法を再検討してみてはいかがでしょうか。

今日のハイジ

先日休暇をもらってイギリス旅行に行ってきました。6月のイギリスは芝花粉が大量散布されるらしく、入国後早々に薬局に駆け込むことになりました。おかげでhay feverという英語は一生忘れないと思います。

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