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  • 初級編
2019.07.26

開発スピードアップの新アプローチ!テストに潜む意外なボトルネックとは?

開発スピードアップの新アプローチ!テストに潜む意外なボトルネックとは?

素早く継続的に価値を届けることが要求されるデジタルトランスフォーメーション(DX)。このDX時代を勝ち抜いていくため、「開発のスピード」は重要な要素となっています。開発のスピードアップを実現するため、手始めに「設計・製造(コーディング)フェーズ」の改善に取り組まれる方が多いのではないでしょうか?しかし実はそれ以外にも重要な改善ポイントが潜んでいるのです。
今回は開発のスピードアップを成功に導くために知っていただきたい「テストフェーズ」の改善ポイントをご紹介します。

「設計・製造フェーズ」だけじゃない!「テストフェーズ」に注目!

開発のスピードアップを検討する際には、ドキュメントの標準化やローコード開発ツールの採用など「設計・製造フェーズ」の改善から始めることが多いのではないでしょうか。もちろん「設計・製造フェーズ」の改善は重要ですし、開発のスピードアップにも効果覿面です。しかしこの取り組みが進み、設計・製造フェーズの工数削減とスピードアップが現実のものとなるにつれて、「テストフェーズ」のボトルネックが顕在化してきます。

例えば、「製造フェーズまではローコード開発ツールにより数分で完了できるのに、そのあとのテストに数日かかってしまい、思ったほど開発スピードアップができない!」という状態に陥ってしまうことが往々にしてあるのです。かと言って、単純にテストケースを減らしてはいけません。なぜなら、テストの品質は成果の品質に直接影響するからです。では「テストフェーズ」で改善できる部分はどこでしょうか?

テストの工程を考えてみます。テストフェーズを簡単に分けると、「テスト計画」、「テスト設計」、「テスト準備」、「テスト実施」 といった作業に分けることができます。

ここで注目したいのが「テスト準備」です。

たったの25%?! テストデータ準備に対する意識の現実

テスト準備で実施する作業はテスト計画に沿ってテストを実施するためのテストデータの準備がほとんどです。どんなに開発を標準化しても、ローコード化してもアプリケーションの品質を担保するための「テスト」は必ず実施しなければなりません。そのためテストに必要なテストデータの準備もシステム開発において必要不可欠な作業と言えます。

しかし、我々が実施したアンケートでは「テストデータの準備時間に課題を感じる」と回答した方は全体のわずか25%でした。

その一方で、「テストデータ作成を効率化したい」と回答した方は73%もいました。この結果から、テストデータの準備時間が課題だとは感じていないものの、テストデータの作成は効率が悪そうなので効率化したい、と思っている方は大勢いることが分かります。この差は一体なんなのでしょうか?

実は時間がかかっている!テストデータ準備の実態に注目!

多くの方がテストデータの作成が非効率だと感じるのはなぜなのでしょうか。単純に初回のテスト環境を作成するだけではなく、1度テストを実施した後に次のテストを実施するまでの間に行うテストデータの準備やデータの洗い替えについて考えてみましょう。例えば、以下のような状況になっていませんか?

1. 特定の時点のテストデータが必要
 データが複雑なためテスト前提条件のデータを作成するスキルを持つ人が少なく、
 高スキル保持者に負担がかかる →テストの前提条件が整うまで「待ち」が発生する

2. テストケースごとのデータ洗い替えが多い 
 データ作成者に対し、頻繁にデータのクリーンナップを依頼する必要がある
 →データ作成の依頼申請から完了するまで「待ち」が発生する

テストデータ作成依頼のフロー

テストの際にデータを準備する場合、前述のようなテストデータ「待ち」が発生していると、場合によっては数日、数週間かかってしまいます。このようなテストデータの「待ち」時間がテストデータの作成を非効率だと感じる要因のひとつになっているのです。

また、この非効率だと感じるテストデータの「待ち」は、ひとつひとつはそれほど長い時間ではないかもしれませんが、テストケースやテスト担当者ごとに発生するため、プロジェクト全体では決して無視できない時間になることがお分かりいただけるかと思います。こう考えると、多くの方の意識の中ではそれほど時間を要していない感覚のテストデータの準備時間は、実はかなりの時間を消費していると言えるのではないでしょうか?

今回お伝えしたい「テストフェーズ」で改善できるポイントは、まさにこの点なのです。
このテストデータの「待ち」時間を削減できれば、テストケースを減らすことなく「テストフェーズ」の工数を削減することができ、システムやアプリケーションの品質を維持したまま開発をスピードアップすることができます。

データの「待ち」をサクッと解決!データ準備はDelphixにおまかせ!

データベース仮想化ソリューション「Delphix」を利用することで前述のテストデータの「待ち」時間を驚くほど短縮できます。物理コピーを実施しないという今までにないデータ複製方法で、超高速にデータ準備を実現することによりテストデータ準備におけるボトルネックを一気に解消できる製品です。
テストデータの準備を効率化するDelphixの機能は次にあげる2つです。

1.特定時点のデータを高速に複製
特定時点のデータが必要な場面では、Delphixに保存されている履歴から好きな時点を選択してデータを利用する環境へデータを提供することができます。

2.データの巻き戻し
一般的に、テストの時にはテストデータを更新することになります。そのため、テストの後に再度、同じテストデータを利用してテストをしたい場合や、テストの条件設定がうまくいかずにデータが汚れてしまった場合には、「テスト前のクリーンな状態に簡単にデータを巻き戻せたらいいのに」と思うことがあるのではないでしょうか。Delphixはデータ作成者へデータの作成を依頼することなく、開発者やテスター自身でブラウザから好きな時点のデータに瞬時に巻き戻すことができます。

Delphixを使った場合のテストデータ作成依頼のフロー

このようにDelphixはテストデータの準備において、これまでの常識を覆すことができます。以下の記事では実際にテストデータの準備時間を改善し、開発のスピードアップを推し進めている活用事例をご紹介しております。ぜひご覧ください!

まとめ

開発スピードアップへの取り組みにおいて、テストデータの準備の改善はなかなか注目されない課題ですが、既にここに目をつけて改善に取り組んでいる企業が世界中に多くあります。今後のビジネスではいかに速く新しい価値を提供できるかが競争優位性獲得を左右すると言われています。多くの企業が開発効率化に目を向けている中、さらなる開発スピードアップを実現し一歩でもリードするための秘策は「テストフェーズ」の効率化にあるのではないでしょうか。Delphixを武器に、開発の効率化という難題にチャレンジをしてみませんか?

編集後記

みなさま、お久しぶりです!今回はツクツクボーシコヤマにかわりハイジがお届けしました!
少し期間が空いてしまいましたが、また不定期に更新していきますのでちょいちょいチェックしていただけたら嬉しいです!
最近はこの歳になると父親と仲良くなる!という話で友人と盛り上がりました。たしかに、学生のときよりよく話すようになったなーと思います。先日はジムに通いだした父にスポーツタオルをプレゼントしたところ、来月には腹筋われちゃうなーとにやにやしてました。
ずいぶん前から同じセリフを聞いている気がしたのはおそらく私の気のせいなのでしょう。来月が楽しみです。

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