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第13回JP1ユーザ会Select
ワークスタイル変革への第1歩!標準化・自動化編

2018年06月26日

第13回JP1ユーザ会Select 開催報告 ワークスタイル変革への第1歩!標準化・自動化編

第13回JP1ユーザ会Select 開催風景

JP1ユーザ会Selectでは、JP1の活用方法や運用改善に向けた取り組みについて、システム運用の現場で活躍されているユーザ様同士で共有していただける場です。

第13回目となる今回は、『ワークスタイル変革への第1歩!~標準化・自動化編~』と題して、JP1による運用業務の標準化のコツ/自動化への取り組みについて、アシストと富士通エフサス様より事例発表いたしました。その後の情報交換会では、37社49名のユーザ様がJP1分野別(ジョブ管理・監視・資産配布管理)に分かれ、アシスト技術者やJP1開発元である日立製作所とともに、運用改善に役立つノウハウ共有や旬のテーマ毎に意見交換を行いました。

主催:アシストJP1ユーザ会東日本支部 後援:株式会社日立製作所


アシストセッション

『おれがやらなきゃ誰がやる!!アシスト情シスの自動化への挑戦・苦労話を教えます』

アシストでは、各部門で所有していた物理検証サーバを仮想環境へ統合するプロジェクトを発足し、約200台の物理サーバを50台まで削減、一方仮想OSは1,000台を超え、増え続ける仮想OSでリソースがひっ迫するという問題を抱えていました。

そこで、リソース解放のための定期的なサーバ再起動と仮想OSの作成/削除の業務を、JP1のRBAツールである「JP1/Automatic Operation」(以下、JP1/AO)で自動化することにしました。仮想環境が複数台のサーバでクラスタ構成を組んでいたことから、JP1/AOの標準部品では仮想OS作成の自動化を実現できず、PowerShellを運用に合わせて作り変えた新しい部品を作成してからJP1/AOに実装する点が苦労したといいます。

結果、月12時間の定期再起動が40分に、月24時間の仮想OS作成/削除が4時間にまで工数を削減することに成功しました。

アシストセッション おれがやらなきゃ誰がやる!!アシスト情シスの自動化への挑戦・苦労話を教えます

参加者の声

●ゴールのイメージを持ってプロジェクトを進めることの重要性を感じた。
●自動化を進める上でPowerShellの解析の苦労が共感した。
●JP1/Automatic OperationとJP1/Automatic Job Management System 3の違いが知りたい。


ユーザセッション

『何からやる?運用業務の標準化・自動化』

企画・コンサルティング/設計・構築/導入・展開・工事/運用/保守など、ICTをコアとした「トータルサービス」をお客様にご提供している株式会社富士通エフサス様より、JP1に関するご提案時の自動化事例をご紹介いただきました。

富士通エフサス様がご担当されたのは「3ヶ月で1,000台のJP1導入作業」という大型案件。従来であれば手順書に従って手作業で導入する案件ですが、時間と品質を考慮し、作業の標準化と自動化を進めてプロジェクトを成功された事例をご紹介いただきました。

具体的には、人は必ずミスをすることを前提に「ミスを責めない・ミスを放置しない・残業しない/させない」の方針を徹底し、手動オペレーションの廃止と一部残存する手作業部分のフールプルーフ化を実施。また、スクリプト実行をトリガーに自動生成される設定ファイルを対象サーバに適用し、結果を表示させるという一連の流れを自動化させ、品質を落とすことなく無事に納品されました。

ユーザ様セッション 何からやる?運用業務の標準化・自動化

参加者の声

●自動化の決め方の一助になった。
●自社のRPA導入の参考になった。
●フールプルーフ化という良い方法があると気づかされた。


情報交換会

日頃JP1を活用されるユーザの皆様と日立製作所およびアシストJP1技術メンバーで、現状の運用業務における課題やお悩み、自動化・標準化に関する取り組み状況などの情報交換を実施。ジョブ管理グループ、監視グループ、資産・配布管理グループの3カテゴリ7グループに分かれ、ユーザ様同士での悩み/課題の共有に留まらず、日立製作所の設計担当者へのリクエストもこの場で実施しました。

ジョブ管理グループ

JP1/AJS製品をご利用のユーザ様18社21名の4グループで、障害発生時の対応フロー本番環境への移行テクニックネーミングルールなどのジョブ運用に関する各社の情報交換から自動化に関する取り組みまで幅広い議論を交わしました。ジョブ管理運用における自動化は現状検討段階にある企業が多く、定例業務のフロー書き出しなどマニュアル・標準化を先行して実施するべきとの意見交換がなされました。

▼ネーミングルールについて
 運用-開発の連携が取れるよう、ネーミングルールを共有し、ジョブの詳細はコメント欄で確認できるようにしている。

▼クラウド対応について
 JP1をオンプレからパブリッククラウドに移行し稼働させているが、特段問題は発生していない。

監視グループ

JP1/IMを中心とした監視製品をご利用のユーザ様9社9名の2グループで、システム監視業務における自動化・標準化や運用業務の「可視化」について議論を交わしました。

重要イベントのメール通知はイベント集約機能である程度フィルタリングできている一方、その後のインシデント登録や開発側への引継ぎなど、人手を介する部分でストップしてしまうケースが多く、開発と運用の両者でDev-Opsのような形で標準化に取り組む必要がある、という点を共有しました。

資産・配布管理グループ

JP1/NETMおよびJP1/ITDM製品をご利用のユーザ様9社10名のグループで、現状の課題Windows10パッチ適用に関するテーマで議論を交わしました。

IT資産の棚卸がJP1で自動化された一方、紙ベースの利用申請やキッティング作業、Windows10のパッチ適用について各社工数がかかっているとの共通課題が話題にあがりました。パッチ適用に関して、持ち出しPCのインターネット経由でのWindowsUpdate実行などWSUS運用の懸念事項もグループ内で共有しました。


ユーザ交流会・アンケート

ご来場の皆様にお答えいただきましたアンケートの集計結果です。

今後の取り組み/改善テーマの1位は「運用業務の自動化」でした。今回のテーマであった「自動化・標準化」は数年前から注目されているキーワードですが、運用効率化や人的ミス防止などの目的でRBAツールの導入や検討をスタートしたというお客様が増えてきたようです。

ご来場の皆様にお答えいただきましたアンケート


ユーザ交流会の様子


セミナー/情報交換会後にユーザ交流会を実施しました。

情報交換会を経て打ち解けたユーザ様同士、意見交換の続きをされる方や気さくな会話を楽しまれる方、アシストや日立製作所のメンバーと一緒に大いに盛り上がりました。

今年5年目のJP1ユーザ会Select、ぜひ継続してご参加ください!

次回開催のご案内

アシストは、国内唯一のJP1ユーザ会を運営しています。
その活動の1つである「JP1ユーザ会Select」では、システム運用現場で活躍されている様々な業種のご担当者にお集まりいただくイベントです。ユーザ企業様による事例発表や、JP1の活用法、運用効率化/改善に向けた取り組みを共有することで、「運用現場のノウハウを情報交換いただける場」としてご活用いただけます。

次回、8月29日は「コラボレーション編」と題して、JP1の品質維持のために日立製作所様が取り組まれている「部門連携の裏話」をはじめ、ユーザー企業様による「事例発表」やテーマ別「情報交換会」の開催を予定しています。運用部門は、業務/開発部門とどのように連携すれば、縦割の組織を解消して運用業務の品質改善やビジネス貢献へ繋がるのか?ITサービスの価値向上のために、部門間でシナジーを生み出すノウハウを一挙にご紹介します!

アシストJP1ユーザ会だからこそお伝えできる情報満載です。ぜひ、他社の「コラボレーション」のノウハウを参考に、自社の課題解決や改善に繋げる気付き/ヒントを得る場としてご活用ください。

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