アシスト、構成管理自動化ツール「Red Hat Ansible Automation Platform」を販売開始
2021年5月31日
株式会社アシスト
株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL:https://www.ashisuto.co.jp/、略記:アシスト)は、レッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、URL:https://www.redhat.com/ja/global/japan
、略記:レッドハット)が提供する、構成管理自動化ツール「Red Hat Ansible Automation Platform(以下、Ansible)」の販売を開始しました。
ITインフラの即時提供や安定稼働を当たり前のように求められているIT部門ですが、実際は、深刻さを増す属人化や手作業によるミス、工数増大など様々な課題に直面しています。そこでアシストは、学習コストの低さ、冪等性(べきとうせい)の担保、自動化対象の多さなどに強みを持つ、構成管理自動化ツール「Ansible」の販売を決定しました。
Ansibleの販売と構築・共同検証といった各種支援サービスに加え、ハンズオン形式でのワークショップの提供を開始します。ミスや属人化を防ぎながらインフラ基盤を構築・管理できるAnsibleにより、IT部門の大幅な工数削減や、システム構築のスピードアップを実現します。
Ansibleとアシストの提供する支援サービスの詳細については、6月9日(水)開催のオンラインセミナー「アシスト運用フォーラム2021」にて紹介します。
「Red Hat Ansible Automation Platform」について
Ansibleは、「Infrastructure as Code」を代表する構成管理自動化ツールです。システムリリース、バージョンアップ作業やパッチ適用など、システム変更に伴う作業の自動化を最小限の工数で実現します。
特長
●学習コストの低さ・汎用的なPlaybook
Ansibleでは、対象となるサーバなどに実行したい処理を、可読性が高く、属人的な記述を排除するYAML形式
※
でPlaybookと呼ばれる定義ファイルに記述します。また、Playbookを組み合わせることで様々な自動化を効率よく実現できます。
- ※YAMLとは構造化されたデータを表現するための規格で、コンテナ管理ツールをはじめ様々な仕組みで利用されています。
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●冪等性(べきとうせい)
AnsibleではPlaybookを変更しない限り何度実行してもサーバなどの状態は変更されません。このように、ある操作を何度実行しても常に結果が同じになる性質をAnsibleでは冪等性と呼びます。例えば、パッチ配布ソフトウェアのインストール時に、既に適用済みであればAnsibleが処理をスキップするため、コーディング時に必要な対象環境の確認処理や、その後の条件分岐などが不要です。
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●豊富なモジュール、幅広い連携対象
Ansibleには、サーバ、ミドルウェア、ネットワーク機器のメーカーなど様々な外部ベンダーから提供された手順の部品が、あらかじめモジュールとして用意されています。モジュールの利用により、効率のよいPlaybook作成と、様々な作業やメンテナンスの自動化が可能です。
詳細URL
参考販売価格
100管理ノード/1年間 : \1,690,000(税別)~
※1年単位のサブスクリプション・ライセンスとなります。
※100ノードを超える場合はご相談ください。
「IaC体験ワークショップサービス」について
販売開始に合わせ、アマゾン ウェブ サービス上のLinux環境を用いてAnsibleを用いたコードによる環境構築やメンテナンスの操作を体験するハンズオン形式のワークショップサービスを提供します。コードによる基盤構築や管理の有効性を理解できます。
・提供価格:\400,000(税別)
・期間:半日間(最大3時間)のオンラインによる座学およびハンズオン
・納品物:・Ansible初級トレーニングテキスト(PDF形式、80ページ)
・自動化業務棚卸シート(Excel形式)
その他、Ansibleの紹介やデモンストレーション(無償)に加え、各種技術サービスを用意しています。
提供サービスの一覧と詳細
「Red Hat Ansible Automation Platform」に関するお問い合わせ
株式会社アシスト システム基盤技術本部 担当:飯塚
TEL:03-5276-5565
URL:https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/ansible.html
ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社アシスト 広報担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/
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※ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
上記リリースのPDF版は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。