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2022年05月17日(火) 製品/サービス

オープンソースデータベース「PostgreSQL」を普及推進する「PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム」、2021年度活動成果を発表


2022年5月17日
PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム

 エンタープライズ領域へのオープンソースデータベース「PostgreSQL」の普及推進を目的に2012年4月に発起人9社※により設立された「PostgreSQL エンタープライズ・コンソーシアム (略称:PGECons)」は、10年目となる2021年度の活動成果報告セミナーを2022年5月20日(金)にオンラインにて開催します。また、2021年度の成果物の公開は5月末を予定しています。

 PostgreSQLの豊富な導入実績を持つ企業9社により活動を開始したPGEConsは、2022年4月現在、正会員17社 、一般会員50社 まで会員企業を拡大しています。PGEConsでは技術部会を主な活動母体とし、PostgreSQLの性能などの検証を行う「新技術検証ワーキンググループ(新技術検証WG)」、データベースの移行の考慮点やその方法を検討する「移行ワーキンググループ(移行WG)」、データベース管理者やアプリケーション開発者が抱える現場の課題を検討する「課題検討ワーキンググループ(課題検討WG)」の3グループにて活動中です。

  • 発起人企業および正会員、一般会員については下記の「PGECons正会員および一般会員一覧(2022年4月現在)」をご参照ください。


 来る5月20日のオンライン・セミナーでは、上記3グループによる2021年度の活動成果の詳細報告や2022年度の年間活動計画について発表します。


Webサイト


http://www.pgecons.org/


2021年度の活動成果


新技術検証WG (WG1)
PostgreSQL最新バージョンの性能と新機能について検証を行うWG1は、旧バージョン13と新バージョン14の性能比較としてマルチコアCPUにおけるスケール性能検証を行い、バージョン13から14への性能変化の有無や傾向を確認した結果をまとめました。

移行WG (WG2)
PostgreSQLへのデータベース移行について調査・検証を行うWG2は、PostgreSQLのバージョン14がリリースされたため、以前のPostgreSQLのバージョンと比較した移行のポイントや注意点をまとめました。

課題検討WG (WG3)
(1)PostgreSQLの拡張機能を開発し、開発経緯や拡張機能開発の手順についてまとめました。
(2)PostgreSQLのshared_buffersの適正値について検証しました。PostgreSQLではシステムメモリの25%が妥当(マニュアルベース)とされている一方で、他RDBMSでは最大化するのがセオリーとなっているため、shared_buffersを変化させた場合の処理性能への影響を検証し、設定方針を作成しました。


2021年度活動内容報告セミナー(オンライン)


日時:2022年5月20日(金) 13:30~16:35
申込URL: https://www.pgecons.org/2022/05/09/6076/


PGECons正会員および一般会員一覧(2022年4月現在)



本件に関するお問い合わせ


PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム事務局(SRA OSS, Inc. 日本支社内) 担当:稲葉、小田切
TEL:03-5979-2701
E-Mail:jimukyoku@pgecons.org


報道関係お問い合わせ


株式会社アシスト 広報担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/



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 その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



上記リリースのPDF版は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。


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