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アジャイルを阻む2つの壁とは?アジャイルへの"現実的な"アプローチ方法をご紹介

  • #アジャイル開発
  • #CI/CD

2023.06.27

アジャイルを阻む2つの壁とは?アジャイルへの


ニーズが高まる反面、進まないアジャイルの実践

アジャイルに対する注目は依然として高いようですが、その一方でアジャイルを実践している企業はそう多くありません。事実、社員数千人の企業規模におけるアジャイル採用率は30%程度に止まるという調査結果もあるようです。
時代の変化に適応していくためアジャイルのニーズはあるにも関わらず、ほとんど実践は進んでいないのが現状です。

アジャイルの実践を阻む2つの壁

アジャイルは必要なのに、実践できていない。この理由は何なのでしょうか。そこには大きく2つの壁があると思っています

初めに開発プロセスそのものを変えようとしている

アジャイル実現に向け、初めに開発プロセスを変えることから着手していませんか?開発プロセスの変更は、他部門への啓蒙や共通理解を形成するだけでなく開発標準・品質管理基準の変更も必要です。


これらは並大抵の労力では実現できないため、プロセスの変更が思うように進まずアジャイル実現の壁となってしまいます。

短期間でサービスリリースする技術的な手段が備わっていない

アジャイルやスクラムなどは、開発プロセスを自動化・効率化する技術が備わっていることを前提に成り立っています。短い期間で、品質を保ちながらサービスをリリースし続けられる技術がなければ開発プロセスを変えたところで、成果は得られません。
また、ツールさえ導入すれば良いというわけでもありません。開発工程の全体像を俯瞰しながら戦略的かつ段階的に適切なツールを適用していくことが肝要です。

アシストが考えるアジャイルへの現実的なアプローチ

アシストでは、数多くのアジャイルプロジェクトに参加した経験を通じて開発プロセスを変えるよりも先に自動化・効率化するための技術でアジャイル開発の土台を作ることが何より重要だと考えています。
先に述べた通り、開発プロセスを変えることはそう簡単ではありません。仮に開発プロセスが変わっても、短期間でサービスを高速リリースできなければ成果がでません。
だからこそ、アジャイル実現のためには高速にリリースできる技術の確立が最優先なのです。

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アジャイル開発スタートアップソリューション

アシストではアジャイルへの現実的なアプローチ手段としてアジャイル開発スタートアップソリューションの提供を開始しました。
これは
①まずは開発プロセスを変えずに、適切なツールを利用することで開発を自動化・効率化し
②サービスを高速リリースできる技術を土台として段階的かつ確実にアジャイルを実現する
ソリューションです。

アジャイル開発スタートアップソリューションの流れ

※クリックで拡大します

それでは、アジャイル開発スタートアップソリューションのそれぞれのステップについてご紹介します。



Step1:VSMワークショップ

戦略的にツールを適用していかなければ、効果を得られないばかりか現場の反発や抵抗を招く恐れがあります。アシストでは、まず現状の開発プロセスを可視化してボトルネックを洗い出すためのバリューストリームマップ(VSM)ワークショップを提供します。
現状の開発プロセスが可視化され、ボトルネックが洗い出されることで何をどこから対応すべきなのか・どの程度の改善が見込めそうなのかを定量的に把握できます。
現状を把握することは改善の優先順位をつけたり、戦略を立てるために極めて重要なインプットとなります。

アシストのご支援内容

・VSMの基礎知識に関する教育
・ワークショップ開催時のファシリテート
・報告書

Step2:解決策のご提案

VSMワークショップでボトルネックが明らかになったら、そのボトルネックを解決するために最適なツールをご提案します。
アシストでは、クイック&スモールに改善しつつ、ニーズに応じて段階的に改善を進めていく手段としてCI/CDキットをご用意しています。
CI/CDキットは、コアとそのオプションで構成されています。改善を行うにあたって確実に必要となるコアを中心にまずは改善をスタートし、ニーズに応じたオプションを適宜追加することで段階的な改善が可能です。

CI/CDキット

アシストのご支援内容

・最適なツールのご提案

Step3:自動化ハッカソン

ボトルネックの洗い出し・解決策提案のあとは、すぐに改善に取り掛かるのではなく自動化ハッカソンの実施を推奨しています。
自動化ハッカソンは、提案されたツールがボトルネックを本当に解決できるのかを実際に体験するワークショップです。
ハッカソンでまずは試すことにより、小さな成功体験をすばやく生み出すことができます。

アシストのご支援内容

・自動化ハッカソンの環境構築
・利用するツールの簡易トレーニング
・自動化ハッカソンの主催

Step4:改善の実施

自動化ハッカソンで効果を実感できたら、改善を実施します。CI/CDキットをご利用いただいたお客様限定のプレミアムサポートもご用意しています。
プレミアムサポートでは、貴社専任のDevOpsエンジニアをアサインします。教育の実施、現場への定着支援、次なる改善策の相談など、貴社の開発プロセスを変革するために伴走型でご支援します。

Step5:改善の効果測定

改善実施後は、効果を測定して振り返りながら、また新たな改善へとつなげることが重要です。
プレミアムサポートをご契約いただくことにより、貴社専属のDevOpsエンジニアが貴社の改善活動に伴走しながらサポートします。

まずは試してみる

アジャイル実現は決して容易な道のりではありません。ですが、アジャイルやDevOpsを最先端で実践されているお客様は「まずは試してみる」と口を揃えます。
とにかく行動を起こして、小さな成功体験を積み重ねることが、半年先・一年先の非常に大きなアドバンテージになります。
アジャイル実現に向けた第一歩をアシストが全力でサポートします!

【新着資料】アジャイルを阻む2つの壁と現実的なアプローチ方法

アジャイルを阻む2つの壁やアジャイル開発スタートアップソリューションの詳細、VSMで見えた課題と解決策の例などを1つにまとめた資料をご用意しました。
今まさにアジャイルプロジェクトが進行しているお客様、アジャイルを実現に向けて何から始めればいいかお困りのお客様は是非、ご覧ください。

※クリックして拡大します。



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またソリューションに限らず、アジャイル実現に向けた課題や進め方に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。



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