UFT One
Ajax環境のテストもUFT Oneで対応! 既存資産を有効活用
RIAの代表的な技術の「Ajax」にフォーカスを当て、機能テストツールであるUFT Oneの対応状況、操作性についてご紹介いたします。Ajaxの開発、テストに携わる方、是非ご参考ください。
(1)Ajax環境におけるUFT Oneの優位性
UFT Oneは、各Ajaxライブラリに合わせた専用の対応プログラム(アドイン)が個別に提供されております。
- ASP Ajax
- Dojo
- ExtJs
- Google Web
- Toolkit(GWT)
- jQueryUI
- SiebelOpenUI
- Yahoo! User
- Interface
- Library(YUI)
この点からもAjax環境における機能テストにおいて、UFT Oneの優位性が見受けられます。なお、現時点では上記Ajaxライブラリに対してサポートが提供されます。(2018年1月現在)
(2)設定、スクリプト作成、メンテナンス性に対する利点
Ajaxアドインを使用することで、HTMLベースのアプリケーション等と同等の視認性、拡張性の高いテストスクリプトが作成可能です。
また、Ajaxコンポーネント(部品)は、Ajaxオブジェクトとして管理されるため、アプリケーションのバージョンアップ、オブジェクトの移動等が発生した場合でも、スクリプトを再作成する必要はありません。他の開発環境と同等の操作性、メンテナンス性を維持し、アプリケーション改修時に発生する回帰テストもスクリプトの修正は必要ありません。
Ajaxオブジェクトにチェックポイントを挿入してみよう(Sliderの例)
ASP AjaxのSliderオブジェクトに対して、検査項目(チェックポイント)を挿入する例をご紹介します。1) はAjaxアドインが導入されていない場合です。2) はAjaxアドインが導入された場合の例です。
(1)Ajaxアドインが導入されていない場合
Ajaxオブジェクトを認識できないため、チェックポイントが挿入できず、Sliderオブジェクトのポジション値の検査ができません。
(2)Ajaxアドインが導入されている場合
アドインの効果により、Ajaxオブジェクトとして正しく認識し、Sliderオブジェクトとして認識し、正しくポジションの検査が可能です。
このように、今まではAjaxオブジェクトを正しく識別できず、検証項目の挿入に独自のスクリプトを記述する等、手間がかかりましたが、アドインの導入で、オブジェクトの認識レベルが大きく向上し、テストスクリプトの柔軟性、検査項目設定の生産性が大きく向上します。今後も、その他のAjaxライブラリの対応アドインがリリースされ次第、本特集でご紹介いたします。
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