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セミナー開催報告:デジタル・トランスフォーメーションで加速する開発現場の働き方改革

デジタル・トランスフォーメーションで加速する開発現場の働き方改革

2017年6月6日にアシスト本社において、開発現場における働き方改革をテーマにしたセミナーを開催しました。

近年、市場環境はめまぐるしく変化し、企業の抱える経営課題も複雑化の一途をたどっています。また、ワークライフバランスやダイバーシティといった社会的課題への国をあげての取り組みも本格化し、企業側はそうした声に応えるための努力が求められる中、長時間労働を是正しながらの生産性向上が企業成長において避けては通れなくなっています。こうした流れに対し、社員一人ひとりのマインドチェンジはもちろんですが、組織をあげての最新テクノロジーの活用も不可欠です。
本セミナーでは、システム開発現場における働き方の改善/改革を推進する上で有効なテクノロジー基盤を、具体的な活用法や機能解説を交えてご紹介しました。

目次

デジタル・トランスフォーメーション時代の働き方とは?


講師1
株式会社アシスト
小林 誠

「働き方改革」というキーワードを最近よく目にするようになりました。ただ、その中身の多くは「ワークプレイス」をターゲットにしています。本セミナーではITを活用した労働生産性の向上による長時間労働の削減という観点で「働き方改革」を取り上げてみたいと思います。

ある調査では、 OECD 加盟 35 カ国中、日本の労働生産性は22位で、主要先進国の7か国のうち最下位となっています。労働生産性の指数は、労働者1人あたりの単位時間による成果で決まりますが、ITの開発現場では1時間でプログラマが書いたステップ数を基に生産性を測ることが多いと思います。デジタル時代の今、過去と同様の考え方で良いのか?考えるべきかと思います。

デジタル時代に求められるIT部門の役割とはどのようなものでしょうか?
一つはビジネスを早期に立ち上げるための、迅速なITインフラの提供です。
そしてもう一つ、ビジネスユニットの業務改善をITの視点でリードすることです。
これらを実現するためには、PDCAサイクルを素早く回す必要があり、手法としてはアジャイルやスクラム開発が注目されています。また、ノウハウの蓄積のため、内製化も同様に注目されています。

この後のセッションでは、開発部門の生産性向上と業務部門の生産性向上に寄与する製品をご紹介いたします。

開発レスで開発現場の未来を創る「Web Performer」ご紹介


講師2
キヤノンITソリューションズ株式会社 
清嶋 賢様

労働人口が減少し続けている日本では、ITを活用した生産性向上があらゆる領域で求められ、さらには昨今の働き方改革で加速することが予想されます。一方で、労働人口減少に伴ってIT技術者の減少が進むことも予想されます。今後ますますITは必要とされるのに、その専門家であるIT技術者は減少し、ITの人材不足はより一層深刻化していきます。

これらの問題に対応するためには、アジャイル型開発への開発スタイルの変更や、経験の浅いIT技術者でも手軽にシステム開発を行えるように、開発現場を変えていく必要があります。本セッションでは、アジャイル開発手法で手軽にシステム化ができる、ノンプログラミング型超高速開発ツールの活用をご提案します。

2017年2月の日経SYSTEMSでも「超高速開発」について特集が組まれたり、超高速開発コミュニティも活性化するなど、その波は広がり続けています。

本日ご紹介するWeb Performerは導入社数600以上の超高速開発ツールです。ノンプログラミングでWebアプリケーションを100%自動生成します。GUIによる簡単な操作で画面やデータスキーマ、業務ロジック等を設定できます。

Web Performerが選ばれるポイントは次の3つです。
1つ目は「開発生産性の向上」です。開発の自動化により、全般的に2倍から4倍の生産性向上を実現できます。業務知識とデータベース知識、そしてWeb Performerの操作を覚えて頂ければ簡単にアプリケーションを作成できます。

2つ目は、「保守性の向上」です。アプリケーションの稼働環境のバージョンアップもWeb Performerからアプリケーションを再生成するだけで対応できますし、またノンプログラミングなのでコーディングの属人化も排除でき、メンテナンス性も向上します。

3つ目は、「信頼性への取り組み」です。Web Performerは純国産の製品なので、製造からサポートまでキヤノンITソリューションズが迅速に対応します。

実際にご導入頂いた企業様では、設計プロセスと実装プロセスを同時進行させ、たった1名で1ヶ月で23画面のWebアプリケーションを開発されました。開発から本番稼働までの期間の短さには驚かれたご様子で、作るのに工数がかからないので、すぐに捨てられるのもメリット、という声も寄せられています。

Web Performerの体験セミナー を毎月開催しておりますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。

働き方を加速させる「ディシジョン・オートメーション」基盤のご紹介


講師3
株式会社アシスト
船木 聖人

先のキヤノンITソリューションズ様セッションでは、開発部門の生産性を向上するWeb Performerをご紹介いただきました。 アシストからは、業務部門の生産性を向上させる基盤をご提案します。

「働き方改革」イコール「ワークプレイス改革」と考えている方も多く、テレビ会議システムやモバイル対応ソリューション、セキュリティなどのピンポイントテクノロジーに目がいきがちです。

これらのテクノロジーを導入することで、ワークプレイスの柔軟性は高まるでしょうが、長時間労働は是正できるでしょうか?そうともいえないのではと考えます。

長時間労働是正には、担当者の時間単位の労働価値の向上が必要になり、そのためには効率化が必要です。

業務効率化にはITを活用した「自動化」が有効で、ホワイトワーカーの手作業は「RPA 」 、「ロボット」で 。人によるチェックや確認などの意思決定は、ディシジョンオートメーションが既に実用化されています。アシストのディシジョンオートメーションソリューション「AEDAN(Ashisuto Enterprise Decision AutomatioN) 」は、企業とITシステムの成長に必要なディシジョンを全て集中管理し、日々のオペレーショナルディシジョンを自動化するソリューションです。

図1:ホワイトカラーの生産性向上を実現するためのポイント

図1

「AEDAN 」が解決する日々のオペレーショナルディシジョンとは、例を挙げれば「見積品目」や「請求」のチェック、「費用やコミッションの振り分け」など、規定によって決められた通りに運用する意思決定業務です。

図2:AEDANが解決する日々のオペレーショナルディシジョン例

図2


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企業のデジタル・トランスフォーメーションを実現するプラットフォーム「AEDAN 」と、その中核製品Progress Corticonの詳細は、以下をご覧下さい。

デジタルトランスフォーメーションプラットフォーム:AEDAN

Progress Corticon


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