開催報告:ミッションクリティカル・データ連携 開発セミナー
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2017年6月23日(金)、システム間のデータ連携に関して方式設計や連携開発業務のご担当者様を対象に、「データ連携開発の生産性向上」をテーマにセミナーを開催し多くのお客様にご来場いただきました。
本記事は当日の講演録となります。
セッション目次
セミナーレポート
データ連携ツールで効果を出す開発の進め方
株式会社メディアフォース 林直希様 |
- 「プロジェクトのよくある失敗と、成功のポイント」
キーノートセッションでは、株式会社メディアフォースの林直希様から、事例を題材に「データ連携開発のプロジェクトを成功させるポイント」を分かりやすく紹介いただきました。
メディアフォース社ではデータ連携ソリューションを立ち上げてから10年以上に渡り、EAIパッケージツールを熟知した技術者を多数育成しながら、数多くのデータ連携開発プロジェクトを成功させておられます。その経験をもとに、「プロジェクトのよくある失敗」として6つのケースを取り上げて、プロジェクト推進の重要なポイントをご紹介いただきました。
例えば、「利害関係者間で対立壁ができてしまう」といった課題に対しては、あえてデータ連携チームを関係者間の調整役として機能させることもあるとのこと。何よりも大事なのは、「プロジェクトの円滑な推進、品質向上」であり、場合によっては担当者の役割を柔軟に変更するという判断が重要となるようです。
その他にも、データ連携処理の開発にツールを適用する効果を、スクラッチ開発した場合と比較し、開発のフェーズごとに具体的にご説明頂きました。
最後に、本セミナーのテーマである「プロジェクトを限られた人材でまわし、高品質なシステムで顧客満足を高める」に関連して、「データ連携開発でツールを採用することで業界全体が直面する課題となっている”IT人材の不足”に対する解決の一手にもなり得ます。また、ベンダーのノウハウを上手に使うことも、ツールを採用することの一つの価値です。」と締めくくられました。
開発生産性の一歩先へ行くためのデータ連携ツール
株式会社アシスト 宮本玲 |
- 「DMExpressが実現する『データ連携の3つのスピードアップ』」
セッション2では弊社の宮本より、多くの企業でデータ連携基盤に採用いただいている「DMExpress」を例に、ツールの導入効果を紹介しました。
・IT人材活用のスピードアップ
DMExpressの特徴は、とにかくシンプルな開発インタフェース
「1日のトレーニング受講でデータ連携処理の開発者として立ち上がる」と評価していただくなど、可視化され直感的に把握できるデータフローの表現は開発初心者でも分かりやすく、即戦力となる開発者を集めやすい
・DMExpressの採用で、非機能要件への対応スピードをアップ
処理要件に応じて、多くの実装方法から一番処理効率が高いロジックを自動選択するため、マシンリソースを増やしたり、人海戦術でチューニングするといった作業が
不要になり、環境設計やチューニングの工数を大幅に削減できる
・DMExpressのシンプルな仕組みでデータ連携処理そのものをスピードアップ
ツールを使って可視化されたデータ連携開発は、ブラックボックス化の心配が少なく、データ連携処理そのもののスピードアップを可能にする
最も賢い超高速ETL DMExpress徹底比較
株式会社アシスト 大久保薫 |
- 「徹底検証、最も賢いETL DMExpressの秘密」
セッション3では弊社の大久保より「最も賢いETL」でお馴染みのDMExpressをご紹介しました。
DMExpressの3つの特徴
・スマートETLオプティマイザの効果
・開発生産性の高さ
・シンプルなシステム構成
これらをご理解いただくために、弊社内で実施した独自の検証結果を踏まえて、DMExpressを自ら「賢い」と自画自賛する理由を説明しました。
検証内容は、単に処理時間を比較して「どっちが速い」ではなく、検証結果を比較しながら、そもそも「なぜ遅いのか?」「なぜ速いのか」を掘り下げました。
セッションの中では事例も紹介しており、データ処理開発基盤の構築事例や、スクラッチ開発を企業がDMExpressをデータ処理開発基盤に採用したところ、開発生産性を2倍にした事例などを取り上げました。
アシストAEBIS×データ連携ソリューションの全体像
最後に弊社の田中より、開発要員の確保が難しい中で、より短納期が求められている実情と、「次世代データマネージメント基盤」の考え方を紹介しました。 |
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ETL/EAIツールをご検討の方必見!ツール比較/評価ポイントの見極め方
セッション中にご紹介した資料を実際にダウンロードしていただけます!
ETLやEAIツールを比較/評価する際、適切なツール選定を行っていただくためは、まず自社に必要な要件を整理することが必要です。
長年に渡るETL/EAIツールのサポートで培ったノウハウを基に、どのようなポイントで要件を整理すべきかをわかりやすくまとめた資料を公開しています。
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