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開催報告:製造IoT活用の“現実解”ここにあり~トヨタ生産方式に適合させるデータ活用手法とは~

製造IoT活用の“現実解”ここにあり

昨今、製造現場を取り巻く環境要因が大きく様変わりし、多くの企業は「IoT(Internet of Things、モノのインターネット)とデータ分析」をいかに現場管理の課題解決に組み込み、自社の競争力向上に寄与できるか模索されています。

今回のセミナーでは、多くの製造業が取り入れる日本型モノづくりの象徴ともいうべき「トヨタ生産方式」を題材に、品質保証、原価管理、設備保全等における現場課題と改善ポイント、及びQlik製品によるIoTデータ活用手法をご紹介させていただきました。

今回は100名を超える大変多くのお客様にご出席いただきました。お客様のうち半数以上が情報システム部門以外のユーザー部門※の方にご参加いただき、高いご評価を頂戴することができました。またアンケートの結果からもユーザー部門における情報活用のあり方やセルフサービス型BIへの関心の高さを感じたセミナーとなりました。
(※パートナー企業様を除く)


【特別講演】トヨタ生産方式に適合させるデータ活用
      ~IoTを活用してものづくりを強化するポイントとは~


株式会社アムイ
代表取締役 山田 浩貢 様


特別講演では株式会社アムイの山田様より、日本の製造業の強みの原点であるトヨタ生産方式を前提として、IoTをどのように現場の課題解決に活かすべきかをご講演いただきました。

設備管理、現場改善、品質管理、環境管理、損益管理におけるIoTデータの活用ポイントを動向や注意点を踏まえご説明されました。説明においては可動率などの管理指標を評価しその要因を深掘りしていく方法、7つのムダを排除するためのIoTデータ活用方法など具体的な手法も合わせてご紹介いただきました。

製造IoTデータを活用したQlik実践デモンストレーション


株式会社アシスト
中日本情報活用基盤技術部 主任 尾坂剛嗣


アシスト尾坂より、特別講演の内容を具現化したIoTデータ活用のデモンストレーションを実施しました。

QlikがIoTで得た膨大なデータを活用していくために有効であること。具体的には正確な指標定義や柔軟な選択・結果の即時表示、直感的視覚化が可能であることをお伝えしました。また「10分で作成する分析基盤」としてデータの取り込みからグラフの作成・変更など実際の分析場面での操作性の高さをご覧いただきました。

海外の製造業におけるQlik事例のご紹介


クリックテック・ジャパン株式会社
パートナー営業部 伊藤 安治 様


「IoT+データ分析」というテーマにおけるQlik製品の立ち位置や有用性と共に、海外自動車メーカー様の品質改善事例をご紹介いただきました。導入の効果として塗装工程の作業を最適化しリワーク(やり直し)が削減され不具合の予測・予兆ができるようになった点などについてご紹介いただきました。

また今後の展開として「Qlik App Store」としてのQlikの活用についてもご紹介いただきました。Qlik製品をアプリという位置づけでより気軽に社内で共有し、柔軟に開発や公開を行うことが可能になる未来が待ち遠しくなるセッションでした。

ユーザ部門の“ひらめきと経験”を生かすBIプラットフォームとは


株式会社アシスト
東日本技術本部 情報基盤技術統括部
部長 (Qlik Luminary) 花井正樹


Qlik Luminaryである アシスト花井より、Qlik製品の圧巻の強みや国内外におけるデータ分析の最新動向、ユーザ部門のシステム連携のサービス基盤構築としてお客様事例を交えた活用方法をお話ししました。

なぜ社会がデジタル化されたのか、そこで得たデータからどのように価値創造するのか…。労働力不足が深刻化するこれからの時代、業務のセルフサービス化や自動化への取り組みは必然であると言えます。セルフサービス化の推進にはIT部門はガバナンスとデータ管理により一層の注力することが大切であることをお伝えしました。

  • Qlik Luminary(クリック・ルミナリー)は、Qlik製品のメーカーである米Qlik Technologiesが厳密な審査の上、毎年選考を行い指名するエバンジェリストです。

Qlik Sense / QlikViewをもっと詳しく

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Qlik Sense / QlikViewについての詳しい製品情報は、こちらのページでご紹介しています。無料のデスクトップ版のダウンロードや、各製品のデモサンプル集なども充実していますので、ぜひご覧ください。

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