モノづくりデータ活用は新たなステージへ
~コスト削減、生産性、品質向上につなげるデータ活用実践事例セミナー~
- ※主催:株式会社アシスト 協賛:クリックテック・ジャパン株式会社
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昨今、製造現場を取り巻く環境要因が大きく様変わりし、多くの企業ではIoTなど製造現場のデータをいかに分析し活用するかが自社の競争力向上につなげるポイントになります。
本セミナーでは、多くの製造業で取り組まれているコスト削減、生産性、品質向上につなげるデータ活用実践事例と最新のQlik製品に組み込まれたAIをベースとしたコグニティブエンジンをはじめとする分析の自動化アプローチ、さらに今後のメーカロードマップなどをご紹介しました。
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前日までの台風・地震等もございましたが、無事多くの皆様にお越し頂く事ができました。会場は昨年4月オープンのJPタワー名古屋ホール&カンファレンスセンターです。商業施設と接続された利便性の高さとシックな雰囲気が特徴的な施設です。そこに製造業・Qlik既存ユーザ・Qlik等BI検討中の皆様が集った良いセミナーとなりました。
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セッション構成
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お客様事例:
トヨタ向け製品の品質管理を支える「Qlik」現場で効果を出せるデータ活用とは?
トヨタ自動車北海道株式会社 技術部 技術開発室 辻 圭介様 |
製造業の技術開発室の立場から、Qlikの試用・導入・展開に至る過程とその展開過程で得たメリットを3つの事例をベースにご講演頂きました。
内容はQlikのメリットに加えてデメリットやその乗り越え方も含めた実務的な内容でした。例えば「製造過程で発生した問題の原因究明作業が10時間以上から5-10分に短縮された」等、受講した皆様には身近で有益なテーマだったと考えます。講演後の質疑応答においては受講者から活発な質問が出されました。
その結果、質疑応答時間が満了し残りはアンケートにご記載頂くというアナウンスが出される一幕もございました。
進化するQlik!
最新の製造業事例と製品ロードマップのご紹介
クリックテック・ジャパン株式会社 パートナー営業部 部長 市橋 暢哉 |
Qlik製品は今年も世界中の様々なお客様に採用されています。
今回その中から特にシンボリックな製造業における最新のQlikSense事例をご紹介すると共に、最新かつこれからのQlik製品ロードマップも合わせてご紹介頂きました。
前半は、海外製造業でのQlik事例の中からデータに特徴のある事例を厳選してお話し頂きました。
後半は、更なる進化を遂げようとしているQlikの製品ロードマップを分かりやすくダイナミックにご紹介しました。
AI×BI! Qlik Sense 最新機能のご紹介
株式会社アシスト 中日本支社 情報活用基盤技術部 岡部 遼 |
2018年Qlik Senseは大きな機能アップを果たしました。
新たなコグニティブエンジン搭載によるチャートの自動提案や大幅に機能強化されたマップチャート等、セルフサービスを加速する数々の最新データ分析技術や製造業での適用方法をご紹介しました。
当セッションにおいては単なるコンセプトベースではない、Qlik Senseに搭載された実際の新機能を1つずつ全ての動きを実際に動かしながら参加者の皆様にご覧頂きました。
グラフの自動提案等BIにおける拡張知能に将来の可能性を感じた方も多かったのではないでしょうか?
デジタル時代に求められる多様なデータ活用のあり方
株式会社アシスト 東日本技術本部 情報基盤技術統括部 技術2部部長 花井 正樹 |
“Qlik Luminary”に日本人で唯一、5年連続で選出されている アシスト花井正樹より、今後のBI・アナリティクスの方向性や、国内外におけるデータ活用・データ分析のトレンドを解説し、デジタル時代に注目すべきテーマをご紹介しました。
例えば、これからの経営においてはデータマネジメントフレームワークが重要であること、またその過程でデータプレパレーションが重要であること、データプレパレーションにはツールを適材適所で選択頂きたい事等をお伝えしました。
また、それら背景を踏まえてIT部門の新しい役割において速さとスピードと挑戦が重要であるとのメッセージをお伝えし、本日のセミナーの締めくくりとなりました。