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アシストテクニカルフォーラム2018 「BI/BA」セッション

アシストテクニカルフォーラム2018 「BI/BA」セッション

2018年10月18日、「アシストテクニカルフォーラム2018」を開催しました。現場で磨かれてきたビジネスチャンスを生み出す情報システム構築・運用のエッセンスを、6つのテーマの技術セッションでお届けしました。

本ページでは、「BI/BA」セッションでの発表内容をご紹介します。


データ分析をもっとかんたんに!可視化を自動提案する次世代のBIエンジンとは?

ビジネスユーザーによるデータ分析への取り組みが求められる中で、データモデルの作成や可視化/分析手法の検討時から躓くケースは少なくない。その解決策となるのが、次世代BIエンジンであるコグニティブ・エンジンを搭載したQlik Senseである。

現場担当者による業績不振の要因分析を想定したデモでは、「拡張知能(Augmented Intelligence)」をキーワードに新たなアプローチを解説し、ビジネスユーザーの分析業務にもたらす価値を訴求した。

このようにデータ活用基盤へと発展を続けるQlikだが、データ主導型Webアプリの開発プラットフォームとなるQlik Core、柔軟かつ迅速なサーバ拡張を実現するハイブリッド・クラウドへの対応、独自の連想技術を基にしたビッグデータ活用を叶える連想型ビッグデータ・インデックスと、その進化は枚挙に暇がない。
ビジネスユーザーが持つ直観を、データによる確かな「洞察」へと昇華させるQlikは次世代のデータ活用基盤を担うであろう。

(講師: 情報基盤技術統括部 森川 佳史、庄司 拓矢)


◎関連製品Qlik製品


データ準備の秘訣はココにあった!~Excel加工から機械学習まで~

AI/機械学習やセルフサービスBIを利用したデータ活用が社内で促進される一方で、それらのツールを上手く使いこなせていないのも実情だ。データ活用におけるボトルネックの一つであるデータクレンジングをPaxataを活用することですばやく解決できることを国内の事例を交えて紹介した。

マーケティング部門を想定したデモンストレーションでは、クーポンの利用状況をセルフサービスBIであるQlik Senseと連携して分析し、研究・開発部門を想定したデモンストレーションでは、機械学習ツールと連携して予測モデルを作成。精度の高い分析や解析を行うためには品質の高いデータを準備することが必要であると訴求した。

今後はPaxataを利用してユーザー自身でデータを準備することで、社内におけるデータ活用を更に加速させるだろう。

(講師: 情報基盤技術統括部 山口 晃司、福田 桃子)


◎関連製品:Paxata


「みんなで使える予測分析」を実現する機械学習と地図連携!!

全社員が意思決定できる情報活用基盤として多くの実績があるWebFOCUSに更なる付加価値を与える手段として「機械学習」と「地図連携」の2点にフォーカス。

「機械学習」は、Verticaデータベースの機械学習機能を利用した小売店のお弁当総菜コーナーの需要を予測するデモを実施。WebFOCUSをフロントとして利用し、データベースの性能を最大限に生かすことで、予測結果を広く展開/活用しやすくなることを提示。

「地図連携」は、WebFOCUSと地理情報システム(GIS)を連携することで、データのパターンや地理的な傾向が判断しやすくなり、視覚的な予測分析を実現できる。具体的には過去(実績値)・現在(速報値)・未来(予測値)のデータを地図に複数のレイヤとして表現可能である。

予測分析と位置情報をだれでも簡単に利用することで、より高度な情報活用基盤を提供できるWebFOCUSの活用シーンを紹介した。

(講師: 情報基盤技術統括部 西村 貴之、本田 益之)


◎関連製品WebFOCUS


鬼に金棒!最も賢い超高速ETLがリアルタイム連携に対応!

業種・業態に関わらず、企業が成長し激化する競争を勝ち抜くための要素は「売上の増加」「コストの削減」「事業創発」である。それらを実現するにあたり、より早く企業内外にあるデータを連携し活用できる事がデータ連携基盤に求められる。

本セッションでは、リアルタイム処理/バッチ処理といった連携要件の整理、バッチ処理における一括連携や差分連携といった連携処理方式について具体例を交えつつ説明。ETLツールDMExpressでは従来の日付情報やDBトリガーを利用した差分情報の取得ではなく、新たに専用エージェントを利用したメインフレーム差分連携機能(Change Data Capture)が実装されたことを紹介した。

大量データの一括処理だけでなく、マイクロバッチ処理まで幅広いニーズへ対応可能となったDMExpressでの高品質・高効率なデータ連携基盤の構築こそが、データ活用を推し進めるために重要である。

(講師: 情報基盤技術統括部 大久保 薫)


◎関連製品Syncsort DMExpress



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