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アシストテクニカルフォーラム2018 in 名古屋 「名古屋」セッション

アシストテクニカルフォーラム2018 in 名古屋 「名古屋」セッション

2018年10月25日、「アシストテクニカルフォーラム2018 in 名古屋」を開催しました。現場で磨かれてきたビジネスチャンスを生み出す情報システム構築・運用のエッセンスを、5つのテーマの技術セッションでお届けしました。

本ページでは、名古屋会場のみで発表されたセッション内容をご紹介します。


一段上の運用品質をめざせ! ~未然防止と障害回復を変えるAPM~

エンドユーザーが快適にシステムを利用できているのかを把握・コントロールする手段を持つ企業は意外に少ない。アプリケーションの性能問題はビジネスインパクトも大きく、その監視・管理は、サービス品質の維持においてますます重要な課題となっている。

アプリケーション性能管理に必要なポイントは、利用者に影響のある性能問題の予兆をとらえ、処理状況や性能が悪い対象処理や原因を特定できることにある。その解決策としてご紹介したJENNIFERでは、Webアプリケーションの性能について、誰にでも最短距離で問題の切り分けをし、開発/運用メンバ間での効率よい情報連携を行えるWebアプリケーション性能管理基盤を構築できる。

セッション後半では、JENNIFERを活用し、これまで苦労していたパフォーマンス問題の解決事例、継続的に品質改善を取り組めるようになったお客様の取組み事例など交えて紹介した。

(講師:アシスト中日本支社 システム基盤技術部 大石 佐代)


◎関連製品JENNIFER


ログ分析製品「LogRevi」+機械学習DB「Vertica」で社内のログを分析しよう

PCログやインターネットアクセスログ等の社内システムのログ分析について、AIを活用して行う例をご紹介した。

この数年の間で、AIは非常に簡単に使えるものとなっている。日々の業務で表計算ソフトを使うように、AIについてもその環境・実装方法等が一般化している。今や「市民データサイエンティスト(専門家のデータサイエンティストではない、一般社員がAIツールを用いてデータ分析を行うこと)」といったワードが当たり前のように登場している。

セッションでは、「技術者の工数予測」、「インターネットアクセスログの分析」という身近な2つの業務課題を例に、課題の定義からデータの集め方、学習モデルの作成、評価検証といった各ステップを疑似体験いただく形で紹介した。

(講師:アシスト中日本支社 システム基盤技術部 佐藤誠史)


◎関連製品LogRevi Vertica


ERPを検討中の方必見!SAPのジョブ管理、JP1がラクにします!

SAPシステムのジョブ管理において、SAPジョブ機能のわかりづらさや他システムとの一気通貫での管理、また、時間起動だけではない制御といった要望をよくお聞きする。

本セッションでは、SAPシステムのジョブ運用に求められる要素である「直観的な操作性」や「周辺システムと連携した一元管理」、そして「柔軟なスケジューリング」という3点を挙げたうえで、運用管理ツール「JP1」でどのように実現できるかをHANAやクラウドの対応状況も交えて紹介した。

単にJP1の機能を紹介するだけでなく、ECCやBW、SAP NetWeaverといったSAPシステムの構成要素を整理したうえで、バックグラウンドジョブやインフォパッケージ、プロセスチェーンといったSAP側のジョブをJP1でどのように制御できるかを、SAP側のGUIや処理イメージと対比させて解説し、JP1での効率的なSAPのジョブ運用の姿をお伝えした。

(講師:アシスト中日本支社 システム基盤技術部 松尾成昭)


◎関連製品JP1


企業価値を守れ!次世代インターネット分離ソリューション徹底解説

本セッションでは、マルウェア感染経路の8割以上がWeb閲覧やメールなどのインターネットからであること、また感染は直接的な金銭被害だけではなく企業の情報資産や人的リソース、顧客信頼など“企業価値”そのものを脅かすリスクがあることを強調したうえで、リスクを排除する手段として"インターネット分離"が非常に有効であると説明。

続けて、インターネット分離を導入したとしてもユーザ利便性を担保できなければ、逆にセキュリティホールを生み出してしまうリスクが存在すると注意喚起し、利便性を低下させずインターネット分離を導入できる新世代の分離ソリューション、Ericom Shieldの特長について、デモンストレーションを交えて解説した。

セッション後半には、Ericom Shieldのアシスト社内利用を事例として紹介。インターネット分離を導入するまでの考慮点や導入後の運用ポイントなどについて言及した。

(講師:アシスト仮想化事業推進室 泥 佑三)


◎関連製品Ericom Shield


未来を先取りBダッシュ!アシストが注目する次世代テクノロジーとは?

新しいテクノロジー、新製品・サービスを調査し、お客様に「新たな価値」をお届けするため発足したBダッシュ委員会より、注目する最新テクノロジーについて発表。
AI分野においては、全国のデータサイエンティストの能力を活用し、コンペティション形式で精度を競うアビリティシェアリングについて、更に、製造業でテーマとなっている「予知保全」に特化することで分析シナリオを自動化したAIソリューションについて紹介。データマネジメント分野では、注目が高まっているデータ・カタログについて、その狙いと新技術によって市場が再定義される状況を概観。セキュリティ分野においては、数多く公開される脆弱性情報に、ホワイトハッカーのノウハウを活用して対応の優先順位をつける技術を紹介した。

最後に、最新動向をキャッチアップするなかで、台頭しつつある技術、さらに発展が望まれる技術についても所見を紹介し、セッションを締めくくった。

(講師:アシスト Bダッシュ委員会 木村貴史、板木栄樹)



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