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アシストテクニカルフォーラム2019 「AI・自動化」セッション

アシストテクニカルフォーラム2019 「AI・自動化」セッション

2019年10月17日、「アシストテクニカルフォーラム2019」を開催しました。現場で磨かれてきたビジネスチャンスを生み出す情報システム構築・運用のエッセンスを、7つのテーマの技術セッションでお届けしました。

本ページでは、「AI・自動化」セッションでの発表内容をご紹介します。


情報の「つまみ食い」で終わらせない、Webサイトをセールス担当として育てる方法とは

平成の30年間でインターネット環境の発達やスマートデバイスの普及などにより、お客様の消費行動が大きく変化した。いつでも1クリック2クリックで欲しい情報を得ることに慣れた「スマホファースト」時代のお客様を満足させるために、企業側でこれだけはやるべきWebサイト運営のコツを紹介した。

お客様が欲しい情報に辿りつくまでの動線として
①トップページから辿る場合
②検索エンジン等から該当するページへ直接いく場合
③サイト内検索機能によって見つける場合
④チャットボットなどのデジタルマーケティングツールによって誘導される場合

の4パターンあげ、Webサイトにおけるコンテンツの重要性を解説。その上でコンテンツの管理基盤としてCMSの役割が大きいと締めくくった。

(講師: 株式会社のれん 八木 康介)


◎関連製品: NOREN musubi


機械学習もできる!事例から学ぶ、データドリブン経営の分析データベース

データに基づいた意思決定を行う「データドリブン経営」を推進する企業が増えている。それを実現するためには、数多くのユーザーがビッグデータをストレスなく分析できるデータベースが必要だ。

本セッションでは、DWH/ビッグデータ分析用データベースとして数多くの強みをもつVerticaの機能を、海外のビッグユーザーの事例をベースに紹介した。Verticaの導入によってペタバイト級のデータ分析パフォーマンスを174倍高速化できた事例の他、同時多重処理がボトルネックになっていた別データベースからの移行事例、また、Verticaに備わるIn-database機械学習機能を活用した需要予測の事例など、海外の先進企業がどのようにVerticaを活用しているかを詳しく説明した。

(講師: データベース技術本部技術統括部 河西 大樹)


◎関連製品Vertica


RPAツール徹底比較 ~画面操作自動化に最適なツールは何か?~

RPAブームが到来し、業務自動化を進める上でRPAツールは一定の効果を上げている。その一方で効果が出ていないケース、特にC/S環境で自動化ができない課題もある。

セッションでは、RPA導入を効果的に進めていく上でのポイントや、代表的なRPAツールの比較、プロジェクトや自動化対象環境に応じた最適なRPAツール選びについて解説。Unified Functional Testingは、C/S環境特化のクライアント型RPAツールとして、またRPA関連製品のProgress CorticonやJP1/Client Process Automationの概要について紹介した。最後に、自動化ができない環境に対しては適材適所でRPAツールを選定し、使い分けて利用する重要性について提言した。

(講師: システム基盤技術統括部 福地 義博)


◎関連製品Unified Functional Testing Operations Orchestration


未来を先取りBダッシュ!アシストが注目する次世代テクノロジーとは?

お客様に新たな価値をお届けするために活動中のBダッシュ委員会より、注目する最新動向について発表した。

前半はDX推進における2つの課題に着目。まずは、AI活用の大きな課題となっているAI人材の育成のため、実践的なPBL型オンラインAI教育システムを紹介。また、2025年の崖を乗り越えるべく、積極的なクラウドサービスの採用や新システムの導入が推進されていくが、その際の現場の抵抗やIT部門のサポート負荷を軽減するアプリケーションガイダンスの仕組みを紹介した。
後半は最新技術動向と題し、情報活用における拡張分析や、データ管理基盤の処理の高速化、自動化などの変化について紹介。OTセキュリティや動画管理のトピックの後、クラウド利用の変化についての見解で締めくくった。

(講師: Bダッシュ委員会 花井 正樹、板木 栄樹、[名古屋会場]木村 貴史)



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