アシスト運用フォーラム2018 開催報告
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2018年6月12日、「アシスト運用フォーラム2018」を開催しました。企業のシステム安定稼働を支え、ビジネス価値の向上に貢献するため、IT運用に関する「自動化/効率化」「ITサービス可視化」「コスト最適化」 の、3つのテーマについて、最新動向やノウハウをご紹介するセミナーを開催し、約200名のお客様にご来場いただきました。
【基調講演】 IT投資動向調査から見るIT部門の今後のあり方
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ユーザー企業におけるIT投資の方向性やトレンドはどのように変わってきているのか、最新動向を交えながら、2020年に向けてIT部門の担う役割や持つべき能力についてご講演いただきました。 |
マネジメント・トラック(IT部門のマネジメントご担当者向け)
いまこそIT部門は立ち上がるとき ~ アシスト流 IT資産の統制と最適化 ~
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IT資産管理の在り方は、所有から利用へと移り変わっています。そして、クラウド活用や業務部門でのシャドウITなど、管理対象は複雑化する一方、仮想環境の管理やソフトウェアの監査対応など、IT資産の新たな管理手法が必要となっています。そのような背景を受け、企業のIT投資最適化を1つのミッションとして掲げるIT部門のマネジメント力が問われる時代になりました。本セッションでは、IT資産管理の「統制」と「最適化」を実現するための観点として、①可視化、②統制、③最適化という3ステップでの最適化モデルを提示しました。そして、「端末管理」「ライセンス管理」「クラウド管理」それぞれについて、前述した3ステップに沿って、具体的な最適化の方法をご紹介しました。 |
◎関連製品:JP1
ステキなIT部門 ~ いま取り組むべき変革とは ~
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デジタルビジネスの本格化、これに伴うITサービスの複雑化、そして既存の運用管理の枠組みの変化に対応するために、IT部門は大きな岐路に立たされています。本セッションでは、各社のIT部門長にアンケートを実施し、IT部門が抱える課題や、実際に自部門は魅力的なのかなど、現状のIT部門に対するリアルな生の声をご紹介しました。そして、IT部門がメンバーからも、他部門からも魅力的な組織だと思われるようになるためにはどうしたらよいか、アシストが考える「部門間コラボレーション」「ITサービスの可視化」「自動化から自律化」の3つの視点でステなIT部門になるためのIT部門変革の第一歩をご紹介しました。 |
◎関連製品:JP1、千里眼SaaS、JENNIFER、Operations Orchestration
自動化のベストプラクティス ~ そのソリューション、本当に求めていたものですか ~
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企業で検討・実践されている自動化は、果たして最適な仕組みなのでしょうか。人口減少や働き方改革により、自動化に関連する様々な手法や取り組みが聞こえてきますが、成果を見出せない企業も少なくありません。 |
◎関連製品:JP1、Operations Orchestration 、DataSpider、AEDAN
テクニカル・トラック【IT部門の構築・運用ご担当者向け】
今年やるべき本気のITサービス品質向上について考えよう
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従来の堅牢型システム構築から、ビジネス要件への対応や開発スピードを重視し、問題発生することが前提のシステム構築をする、という考え方が広がっています。今年、ITサービスの品質向上のためにやるべきことは、ITサービスの可視化による「ITサービスの継続性の担保」と「運用高度化」であることをご紹介しました。また、運用部門がITサービスを提供する事で価値を高め、運用業務自体を成熟させていくためにも、品質向上は必要不可欠です。その実現のためには、システムの「信頼性の向上」「回復性の向上」は重要なファクターとなるということをお話しました。そして、運用高度化のゴールをイメージしていただけるよう、予兆検知や障害対応などの取り組みにおける具体例とポイントをご紹介しました。 |
時流に乗ってわかった!~ RPA適用における『光』と『影』 ~
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「働き方改革」に後押しされるかのように、RPAが日本で一大ブームとなっています。しかし、多種多様なRPAツールが世の中に存在するため、どのような製品をどのように適用すべきなのか?というお客様の声をよくお聞きします。そこで、お客様から伺ったRPA適用の失敗例をもとに、原因となった課題を追及したところ、失敗事例から見えてきた課題は、「体制」と「RPAツールの機能」の2つに大別されるようです。時流に乗るためにRPAを導入するのではなく、自動化の目的に対し、「どのような体制を組むべきか」を検討した上で、RPAツールを適用するために必要な、「動作性」「可読性」「安定性」を実現する機能をアシストでご提供可能なソリューションとともにご紹介しました。 |
◎関連製品:Unified Functional Testing、Operations Orchestration
理想のダッシュボードを考える ~ 何を見たいのか、何を魅せたいのか ~
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運用に関するデータの活用により新たな洞察を得ることは、今後本格化するAIを使った運用高度化に向けて重要です。データ活用にダッシュボードの存在は必要不可欠ですが、そもそもの「目的は何か」「対象はだれか」「何を見たいのか、魅せたいのか」という視点で考えた時、ダッシュボードには「全体が見渡せる」「変化に気づける」「指標に対する状況が確認できる」という3つの要素が必要だと考えます。そして、①運用業務の視点、②システム稼働の視点、③ビジネス・業務の視点の、3つの視点からダッシュボード活用のケーススタディをご紹介しました。最後に、ダッシュボードの構築はゴールでなはく起点と考え、ビジネスデータの取り込みによるビジネスバリューの可視化や、さらなる運用の高度化に向けた取り組みの重要性についてお話しました。 |
◎関連製品:JP1、Service Manager、千里眼SaaS
来場者アンケート
今後、改善が必要だと思う課題についてお伺いしたところ、本セミナーのテーマのひとつ「運用業務の自動化」への関心が非常に高いことがわかりました。コスト削減や育成、最適化や標準化といった上位にランクインしている課題の解決方法としても、「運用業務の自動化」が注目されていると思われます。
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