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開催報告:運用フォーラム2016

運用フォーラム2016 ITサービスマネジメント実践セミナー

アシストでは、企業システムの安定稼働を支え、ビジネス価値の向上に貢献するために、「ITサービスマネジメント」と「セキュリティ」をテーマとしたソリューションセミナーを開催しました。200名を超える多くのお客様に、各分野の最新動向やノウハウをご紹介する8つのセッションをご聴講いただきました。本ページは「運用フォーラム」の開催報告となります。自社の取り組みにお役立ていただけましたら幸いです。

セッションアジェンダ


アシストが見た、聞いた、お手伝いした!~ITコスト削減のアイディア、一挙公開~

システム運用管理部門における永遠のテーマである「コスト削減」。
新たな投資先としてSoE(Systems of Engagement)やSoI(Systems of Insight)といわれるビジネスを生み出すシステムへの投資が必要な中、SoR(Systems of Record)といわれる従来の基幹・重要システムの運用コスト削減にいかに取り組むかという課題のポイントについて共有しました。

「コストの可視化、棚卸」「運用の共通化・基盤化」「コモディティ化への挑戦」という3つのテーマに沿ってコスト削減のアイデアやケースをご紹介し、削減したコストをいかに運用の高度化へ生かしていくかを提起、コストと運用品質のバランスの重要性を結論付けました。

講師1

株式会社アシスト
システムソフトウェア事業部
技術統括部
課長 坂田 真也


今年RBAを導入するならこのチョイス~オペレーション自動化製品の検討にむけて~

講師2

株式会社アシスト
システムソフトウェア事業部
技術統括部
主任 漆戸 和哉

ITの進化に伴いユーザからの要求が高まっている中、運用管理業務の負荷が膨大になり、追随できない現状があります。

幾度となく対策を打ち出してきたが、結果的には改善にまでは至らず、むしろ工数ばかりが膨らむ、そんな負のスパイラルから脱却するための手段として、アシストが考えるRBAを紹介しました。
『工数削減』『品質維持』『スピードアップ』という軸で、人手による運用業務を削減し、新しいビジネスに参画するために、RBAツールを用いての解決策、進め方をご提案しました。
 ※RBA:Run Book Automationの略


運用から開発への役割変革アプローチ~受入品質/受入プロセスへの取り組み~

いち早くビジネスニーズに対応するため、リリースの迅速化や頻度の向上が求められています。

エンタープライズITがリリースの頻度と品質の維持という課題にどのように取り組めるのか、"運用"視点で事例を交えてご紹介しました。
障害発生時に有効な情報を共有できる仕組み作りとして、サービス・アプリケーション視点も含めた監視項目の整理と監視ツールの見直しをご紹介。
さらに性能テストや運用受入テスト等の動作確認といった運用部門によるリリース直前の品質チェックがシステムの安定稼働へ貢献できる点をご説明しました。

講師3

株式会社アシスト
システムソフトウェア事業部
技術統括部
豊福 晶


攻める運用部門の次なる一手~運用データ活用によるビジネス貢献への道標~

講師4

株式会社アシスト
システムソフトウェア事業部
技術統括部
課長 田中 英二

”ITを使ったビジネス貢献”というIT部門への役割変革の期待が高まり、従来からの役割(改善・最適化)と新たな役割として「IT部門主導の運用データ活用」が有効であることをご紹介しました。

運用データ活用にあたって、IT投資を評価するビジネス指標、運用データの関連性を示すとともに、ビジネス指標は各システム(=各部門)の評価指標になり、運用データもそれに合わせてシステムカットで見ることが重要である点をご説明しました。

また、IT部門の両役割に対して、運用データ活用がいかに貢献できるのか、という点を実例を交えながらご紹介しました。


来場者アンケート

今後、ITサービスマネジメント施策について改善が必要だと思うテーマについてご回答いただいたところ、下記の結果となりました。
システム運用管理業務に関わるお客様にとって、自動化、コスト削減に次いで、インシデント管理に課題をお持ちのお客様が多いようです。


Q:今後、改善が必要だと思うテーマを教えてください。

グラフ2

同時開催:セキュリティフォーラム開催報告

同時開催の「セキュリティフォーラム2016」のご報告はこちら

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