DB内で実装したバッチ処理の遅延
DB内で実装したバッチ処理を見直してみませんか?
DB内で実装しているバッチ処理に以下のような問題はありませんか?
- DB内で実装しているバッチ業務に遅延が発生している
- 処理改善のためPL/SQL等のストアドプロシージャのメンテナンスを検討しているが、処理の全体像がつかみにくく、どこから手をつけてよいかわからない
- H/Wの増強による改善は、H/W費用だけでなくDBソフトウェアのライセンス費用にも影響し、大きな投資となってしまう
メンテナンスに潜むリスク
ストアドプロシージャのメンテナンスアプローチは、処理フローがわかりづらいため、仕様の理解/影響範囲の特定に時間がかかってしまう傾向があります。また、プログラムが採用しているアルゴリズム上、メンテナンスを行ってもあまり効果が見られない場合もあり、チューニングに限界が生じるケースもあります。
H/W増強におけるパフォーマンスとコストのトレードオフな関係
H/Wの増強やハイエンドサーバーやアプライアンス製品の導入により、確実なパフォーマンス向上は見込めます。しかし、H/Wコストやそれに連動する形でのDBソフトウェアなどミドルウェアのライセンスコストが増加してしまい、費用対効果に見合わない場合も見受けられます。
DBオフロードという選択肢
DB内で実装されているストアドプロシージャを使用したバッチ処理を、以下の図のようにバッチ処理用のサーバーに外出し(DBオフロード)することで、DBの負荷を削減しつつ高い処理性能を実現するアプローチです。
DBオフロードのメリット
メンテナンスビリティの向上
GUIで簡単に処理を作成することが可能です。また、作成した後も処理内容をビジュアル的に把握することができるので、メンテナンス性が向上します。
コストの抑制
高速性を担保するバッチ処理ユーティリティソフトにより、安価なIAサーバでもサーバリソースを効率的に活用して処理できます。例えば、データ件数80万件の処理でJavaとPL/SQLで65分かかっていたバッチ処理を10分で終える処理パフォーマンスを発揮した事例もあります。
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