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DevOpsユーザー会 2025 開催報告(2025/4/23)

2025年4月23日(水)にアシスト主催の「DevOpsユーザー会」をオンラインで開催致しました。
2022年にスタートし、今回が7回目となります。
今回もOpen Text Corporationテスト自動化製品(UFT One、LoadRunner)をご利用のお客様を中心に20名近いユーザー様から申し込みをいただきました。
今回は、現場の方へテストツール活用方法についてお伝えする内容でアジェンダを構成しました。

ユーザー会のアジェンダ

マイクロフォーカス製品最新情報
 株式会社アシスト 矢野 英也

UFT One 活用方法
 株式会社アシスト 河井 亮

負荷テスト計画立案の勘所
 株式会社アシスト 宮澤 健太


アンケート結果

セッション1:マイクロフォーカス製品最新情報

最初のセッションは、マイクロフォーカス製品の最新情報についてお伝えしました。

株式会社アシスト  矢野 英也

セッション1 サマリ

マイクロフォーカス製品 ブランディング変更

2023年にマイクロフォーカスエンタープライズ株式会社は、OpenTextグループの一員となり、2025年2月 ブランディング戦略の一環で、各製品の名称が変更になった。

UFT One

OpenText™ Functional Testing

LoadRunner Professional

OpenText™ Professional Performance Engineering

UFTOne、LoadRunner最新情報

UFTOne23.4、24.2、24.4、LoadRunner24.1、24.3、25.1 新機能について説明

サポート期限についても案内
https://www.ashisuto.co.jp/support/mfe_support/

Software Delivery Platform について

アプリケーションライフサイクルを管理するSaaS製品「Software Delivery Platform」について紹介。

概要

Software Delivery Platformは、クラウドベースのVSM(バリューストリーム管理)、DevOpsのプラットフォーム。
計画、構築、テスト、デリバリー、運用といった開発プロセスを管理する。製品は「製品リリースサイクルの短縮」「チームコラボレーション」「無駄の削減による効率化」の機能を有する。
DevOpsユーザー会では機能テストについて説明。

Codeless Test について

バックログに、ビジネス要件、アプリケーション要件を入力すると、生成AI(Aviator)が自動でテストケースとテストスクリプトを生成する。

Functional Testing Labついて

UFT Oneスクリプトの実行対象のWebブラウザ、モバイルデバイスをSaaSで提供。テスト環境準備期間の短縮が期待できる。

QAコーナー

  • A. 我々もまだ検証中ですが、設計書や動画を読み込むとUFTとは違った自動化スクリプトが自動生成されます。しかし、そのままは利用できないようで、最終的には人が判断する部分もあります。
  • A. 明確な時期は出ていませんが、年に2回リリースされますので、年内どこかのタイミングで対応されると思われます。

セッション2:UFT One活用方法

2つ目のセッションは、キャプチャ&リプレイだけではないUFT Oneの活用方法について2つお伝えしました。

株式会社アシスト  河井 亮

セッション2 サマリ

データテーブルを活用したスクリプト部品化の方法

UFTには外部Action呼び出し機能を使ってスクリプトを部品化することができるが、データテーブルを使った部品化も可能である。
呼び出しロジックが全て元のスクリプトのActionで管理が可能となり、スクリプトやオブジェクトリポジトリが集約されており管理しやすいメリットがあります。

独自メソッドの作成方法

UFTでは、各オブジェクト毎に利用できるメソッド(例:click、set、selectなど)が決まっているが、独自にメソッドを作成ができる。
例えば、クリックする前に必ず待機時間(wait)を入れる場合、UFTは各ステップの処理時間に遅延を設定できるが、特定の処理に遅延を入れる場合、waitをエディタで追加しなければいけない。
しかし独自メソッドを使うことで、クリックする時のみ、waitを自動で設定することができ、スクリプト編集が効率化できる。

QAコーナー

  • A. オブジェクトリポジトリに操作対象のオブジェクト情報が存在する必要があるため、事前の確認が重要になります。
  • A. Clickしたあとに画面ショットを取るなどの実装もできます。

セッション3:負荷テスト計画立案の勘所

3つ目のセッションは、負荷テスト計画立案の勘所についてお伝えしました。

株式会社アシスト  宮澤 健太

セッション3 サマリ

負荷テストについて

負荷テストという言葉は、場面や目的によって言い方が異なるため言葉の定義と、一般的にそれぞれが意味するテストについて解説。

負荷テスト失敗の原因

負荷テスト失敗経験から得た負荷テスト計画の勘所についてお伝えした。「スケジュール設定」「ツール適用性」「目的の明確化」「負荷量の分析」「適切なテストケース・シナリオ」「モニタリング」「チューニング方法・体制」「レポート内容」の観点で説明。 
計画段階で事前に決めておくことで、回避できる問題は多い。

LoadRunnerでのテスト例

LoadRunnerを使った負荷テストの流れについて説明。

QAコーナー

  • A. もしテストシナリオ自体は問題無い、ということであればサーバースペックを上げたり、ロードバランサーに接続するサーバー台数を増やしたり、と言ったことが必要になります。あとはアプリケーションに問題がある場合は修正が必要になります。例えば、DBからデータを取得する際のあるSQLだけやたら時間がかかっている、というようなことがあり得ます。
    しかし実際のケースとしては、そういったシステム側の設計などはそれほど問題が無くて、テストシナリオの内容が想定より負荷が高すぎるといったことが多いように感じます。その場合にはテストシナリオの見直しを行います。
    そもそもこの操作内容は使うユーザーが少ないとか、ユーザー数の増加が急すぎるといったことがあります。LoadRunner側ではそれを反映して、ユーザー数の増加を何秒に何ユーザーという設定をしたり、この操作の間は実際の人間の操作だとこんなに速くないということで思考遅延時間というウェイト時間を持たせたりができます。このようにシステム側やシナリオの修正をして再テストを行います。

▼お客様からのコメント:
質問ではありませんが、感想となります。分類分けや実際のユースケース、結果の報告について、なんとなくでしかイメージできていなかったことに気付くことができ大きな学びとなりました。LoadRuuner以外にも、システム開発全般に使える内容で大変有用でした。

アンケート結果

今後自身の開発チームが自動テストを取り入れる際に心がけたいことをお聞かせください。

  • テストよりもエビデンス作成に工数を要しているような現状です。テストエビデンス作成の工数削減といった観点も 視野に入れています。

  • 自動化テストをとりいれるには、メリット・デメリットよく掌握して、テスト計画、もしくは、最初の要件の段階から顧客との合意が必要だと考えてます。

  • UFT-Oneのデータテーブルを使うことはあまりなかったため、有効活用し、共通部品化するように心がけたいと思います。

  • テストされる対象に対し、要件を満たす内容となっているかを考えたいです。

  • アジャイル開発しているシステムでは仕様ベースで負荷耐性を予測しているため、負荷テストは取り入れたいと考えています。

ユーザー会で取り上げたいテーマがあれば記載ください。

  • 効果的なテストとは、ちょっと漠然としてますが、回帰テストや負荷テストのようなやったほうがよいが、コストや準備時間がかかるものをどうpjに取り組むか等、他社事例を知りたいです。

  • UFT-Oneの利用事例紹介

  • 生成AIを用いて、設計書からテスト要件・テストケース・(テスト用スクリプト)の自動生成が可能となればと考えています。

  • 生成AIを使ったテスト設計やテスト自動化。

  • UFTでのAI活用法

ご意見、ご感想、ご要望などご自由にお書きください。

  • 貴重な機会を設けて頂きありがとうございます。UFTOneについて活用できるケースを検討したいと思います。

  • 製品に対するサポートも大変有用であると感じますが、それだけでなく今回のような汎用的なマネジメントの知識やメソッドも共有いただくと、(私としては)セミナーとしてとても価値が高い内容になると感じています。

次回

8月5日(火)に市ヶ谷セミナールームでの開催が決定しました。
ユーザー会終了後に情報共有会懇親会も予定しております。
是非ご参加ください。

【執筆者情報】
矢野 英也
ビジネスインフラ技術本部 システム基盤技術統括部 技術1部
2001年 アシスト入社
入社後、一貫して品質管理製品のプリセールス、ポストセールス(トレーニング、導入支援)を担当
JSTQB Foudation Level Certified ScrumMaster® (CSM®) 資格所有

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