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【BCP対策】「人」の対応を前提としない、DRサイト運用自動化を実現

DRサイトの構築コストは下がったが、運用手順は複雑化

平成25年に内閣府が発行する「事業継続ガイドライン」の第三版が公開され、国内企業においても自社のBCP*1のアップデートや、定期的な災害訓練、社員教育など新たなステージへと歩みを進めつつあります。近年ではIT市場においても、仮想化やクラウドといったテクノロジーの活用により、低コストかつ簡易な仕組みでDR*2サイトの基盤構築が可能となりました。構築工数やコストの問題でなかなか実現できなかったDRサイト構築が、より現実的なものとなっています。

  • *1 BCPとは・・・Business Continuity Planの略。有事の際、企業が被る被害を最小におさえ、中核となるビジネスを継続したり、一刻も早い通常業務再開を実現するための計画。
  • *2 DRとは・・・Disaster Recoveryの略。有事の際、システム障害を素早く修復させるための予防措置。本ページでは仮想環境やクラウド上にあらかじめ構築された本番システムと同様のシステムをDRサイトと呼ぶ。

「人」の対応を前提としたDRサイト運用に潜むリスク

DRサイトにおいて、人の対応を前提とした運用を想定している企業も少なくありません。しかし、その場合、担当者の被災により人員が全く確保できず、システム運用がストップしてしまうリスクや、不慣れな担当者によるオペレーションミスの発生により、復旧に多くの時間を費やしてしまうリスクが潜んでいます。

緊急事態が発生し、企業が縮退運転せざるを得ないときでも、継続したシステム運用は必須です。限られた人員で、正常運転にむけて確実に、かつ、効率良い運用の継続が求められます。


人を前提としたDRサイト運用は様々なリスクが潜んでいる

DRサイトの運用を自動化して、「人」に依存しない仕組み作りを

これらの課題を解決するひとつのアプローチが、DRサイトへ切り替え後の運用手順やノウハウをランブック自動化(RBA*1)ツールで見える化・自動化する方法です。RBAツールとは、日々の運用で発生するオペレーションを自動化するツールです。様々な運用オペレーションをひとつのフローとして登録しておけば、DRサイト切り替え後の運用を自動化することができます。
また、仮想化基盤やクラウドなどの新たなテクノロジーに対応している製品も多く、多様化していくインフラにも追随することができます。

RBAツールを使ってDRサイトの運用を自動化することで、人を前提とした運用のリスクを減らし、限られた人員で安定したシステム運用を実現します。

  • *1 Run Book Automationの略。運用管理に関する操作手順書に記載されている定型の操作を自動実行する技術のこと。

DCサイト切り替え後の運用をRBAツールで自動化

日々発生する定常オペレーションもRBAツールで自動化

DRサイトに限らず、日々の運用業務における定常オペレーションについても、運用工数の増大や、属人化、オペレーションミスによる生産性低下など、同様のリスクが存在します。動的に変化し続けるシステムに対して、いかにコストをかけず、効率的に、安定した運用を行うかが、これからのIT部門には求められます。

今はまだ、DRサイトを構築していない企業でも、本番サイトのオペレーションをRBAツールで自動化しておけば、DRサイトを構築した際に、本番サイトで利用中の自動化フローをそのままDRサイトの運用自動化フローとして活用することができます。

もう後回しにしない!テンプレートを使ってすぐに始める運用自動化

アシストが取り扱うRBAツール「Operations Orchestration」は運用業務で発生する良くある処理を5,000種類のテンプレートとして用意しています。それらを1つのフローとして組み合わせるだけで、自動化を始められます。加えて、アシストでは、オリジナルテンプレートを提供しており、日々のオペレーションの自動化へすぐにお役立て頂けます。

自動化までの工数を大幅に削減する、アシストオリジナルテンプレートとは

製品が提供する8,000種類のテンプレートをあらかじめフローとして組み合わせたものです。一からフローを作成する必要が無く、導入後すぐに自動化を開始できます。


どうしても保険という見方をしてしまうBCP対策やDRサイト運用ですが、企業規模を問わず事業を継続していくためには欠かせないものです。また、通常の運用オペレーション自動化も、後回しにされがちですが、運用効率化や確実性を高める上では非常に重要です。DRサイトや日々の運用自動化について、課題や疑問を感じているお客様は、是非アシストにご相談ください。


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アシストでは、ランブックオートメーションツール「Operations Orchestration」の詳細情報が知りたい方向けに、資料を無料でご提供しています。製品概要やシステム構成、ライセンスの考え方などが網羅的に学べる「Operations Orchestration紹介資料」や、運用業務を自動化した場合のフローについて解説する「運用フローと解説資料」、運用業務を今すぐ確実に自動化するための「自動化のコツ・事例紹介資料」など、多数公開しています。
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