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2018年01月24日(水) 事例

トヨタテクニカルディベロップメント、情報活用基盤に「DataSpider Servista」と「QlikView」を採用

~クルマづくりの競争力と開発力の基盤を支えるビジネスの情報活用を促進~


2018年1月24日
株式会社アシスト

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL:https://www.ashisuto.co.jp/ 、以下、アシスト)が提供するデータ連携ツール「DataSpider Servista」(販売元:株式会社セゾン情報システムズ、開発元:株式会社アプレッソ)と連想型高速インメモリBIプラットフォーム「QlikView®」(開発元:Qlik Technologies Inc.)が、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(本社:愛知県豊田市、http://www.toyota-td.jp/ 、以下、トヨタテクニカルディベロップメント)の情報活用基盤に採用されたことを発表します。

 トヨタテクニカルディベロップメントは、トヨタ自動車が世界を牽引する自動車メーカーとして躍進する中で、その開発を支えてきました。2016年には事業分野を再編し、未来の車両開発を考えていく上で必要不可欠な技術基盤と言える「知的財産」と「計測制御」という二つの事業に特化することで、「もっといいクルマづくり」が「もっと豊かな社会づくり」につながるよう、トヨタ自動車をはじめ、トヨタグループ全体の競争力向上に貢献しています。

 同社の従来の基幹システムはERPへのカスタマイズが常態化し、その開発は属人化していたため、メンテナンスの煩雑さが大きな課題となっていました。また、システムの改修や機能追加を外注しており、コストがかさむ一方でした。そこで、このような課題を解消し、事業再編による企業規模のスリム化に伴うシステムの最適化や、システムの老朽化に対応するため、「ノンカスタマイズ」を基本方針とする基幹システムの再構築に着手しました。

 基幹システムの再構築により新たにERPパッケージの導入を検討しましたが、その後システムを運用していく上では欠かせない周辺システムとのデータ連携を行うためのインターフェースや、様々なデータ分析に活用するBIプラットフォームが導入予定のERPパッケージには不足しており、それらを補完する仕組みが必要とされていました。

 それぞれの分野で複数製品との比較を行い、データ連携については同社の複雑なデータ連携要件を満たし、使い勝手が良く、かつコストメリットも高かったことからDataSpider Servistaの採用を決定しました。また、BIプラットフォームについてはコストメリットに加えて、様々なデータソースから直接データの取り込みができる点や、独自の連想技術、わかりやすいインターフェースを評価し、QlikViewの採用を決定しました。

 2016年4月の新基幹システムのカットオーバーと同時に、DataSpider ServistaとQlikViewを活用したシステムは運用を開始し、現在では主に次のような効果が生まれています。

  • パッケージの導入により標準化を実現して属人化を解消し、様々な対応を効率化
  • 20以上のデータ連携処理を実装し、新規開発や改修時のコストと時間を大幅に削減
  • データチェックを自動化し、業務の大幅な効率化、省力化を実現
  • 重要な業績管理レポートの作成期間を従来の半分程度に短縮し、さらに直観的な判断が可能な表現力豊かなレポートにリニューアルすることで、意思決定を迅速化

 アシストは、豊富なノウハウを活かしたオンサイトでの開発支援や運用方法のレクチャー、専任のサポートメンバーによるサポートサービスの提供を通し、トヨタテクニカルディベロップメントの情報活用を支援しています。

事例詳細URL


https://www.ashisuto.co.jp/case/industry/information/ttdc_ds-qlik_2018.html

「DataSpider Servista」について


「DataSpider Servista」は、システムの接続方法やフォーマットの違いを意識することなく、すばやく簡単に「つなぐ」ことができるデータ連携ソフトウェアです。プログラミングの高い知識を必要としないGUI開発環境を提供し、クラウドやSAP、データベースといった様々なタイプのデータを手軽に接続できるアダプタを介して、データ連携の自動化と業務の効率化を支援します。

「Qlik製品」について


「Qlik」製品は、ビジネスユーザーがセルフサービスでデータを探索できるデータ分析プラットフォームです。要件定義で「何が見たいか」を決めてからシステムを構築するのではなく、ユーザー自らがあらゆるデータを統合・可視化・探索し、データの全容から「何を見るべきか」を発見してからデータを活用します。連想技術によって、膨大なデータも瞬時に可視化し、ビジネスの業務課題や解を発見できます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報担当:田口、竹内
TEL:03-5276-5850
URL:https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「DataSpider Servista」「QlikView」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト 東日本技術本部 ビジネス推進部 担当:宇野
TEL:03-5276-3653
URL:https://www.ashisuto.co.jp/dataspider/
   https://www.ashisuto.co.jp/qlik/



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上記リリースのPDF版は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。



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●基幹システムを補完する新たな情報活用基盤の確立
●様々なシステムへの汎用性と、高いコストメリット
●開発手法の標準化とコスト削減を実現
●業績管理レポートの作成期間を大幅に短縮
●利用部門や利用者を拡大
●情報活用の更なる活性化へ



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