- 実装段階
- DXへの取り組み
ERPパッケージ選定とSAP導入を決めた理由
アシストの基幹刷新プロジェクト(NEXIS)について、これまでは社内のプロジェクト関係者へ話を聞いて状況をお伝えしてきました。その中でお伝えできなかったアシストがSAPを選定した理由について、今回は遡って伺います。
|
皆さん、はじめまして。
アシストで営業を担当している東日本営業本部の真下(ましも)と駒形(こまがた)です。
これから私たちがインタビュアーとなってアシストの基幹システム刷新の取り組みついて発信していきます。
はじめに簡単に概要を紹介します。
アシストでは2019年に顧客情報や販売予測を管理する営業支援システムをSaleforceに移行しました。
また、2022年から販売管理と会計のシステムを刷新するためのプロジェクト(社内名称:NEXISプロジェクト)を立ち上げました。
アシストではスクラッチ開発の販売管理(社内名称:AMIS)システムを20年以上に渡り使ってきました。(NEXISプロジェクトはNEXT AMIS検討プロジェクトの略)
また会計システムは会計パッケージのSMILEを使ってきましたが、今回それを統合、再構築します。
これから発信するのはこのNEXISプロジェクトで基幹システムをSAPで刷新するお話しです。
新しいシステムはSAP S/4HANA Cloud, private edition(RISE with SAP S/4HANA Cloud, private edition)を利用し、Fit to Standardの方針で新たに構築していきます。
このブログを通じてアシストでのシステム構築の軌跡を発信していきます。
技術的なことやうまくいったことだけでなく、調整ごと、うまくいかなかったこと、工夫したこと、困ったことなども発信していきたいと考えています。
このブログを見て、「なるほど」、「ウチもそこ困ってます」、「SAPあるあるだわ」などと参考にしていただいたり、共感していただければ嬉しいです。
また気になる点は弊社までお問い合わせください。
それではどうぞお楽しみに!
構築領域 | 受注、契約、発注、出荷、請求、入金、財務会計、管理会計 | |
---|---|---|
利用パッケージ | SAP S/4HANA Cloud, private edition(RISE with SAP S/4HANA Cloud, private edition) | |
関連システム | ・フォーキャスト管理(Salesforce)から見積もり情報の連携 ・楽楽精算など外部サービスからの会計へのデータ連携 ・名刺管理(HotProfile)、会社情報(uSoner)からの顧客情報の連携 ・支払いなど銀行システムへの連携 ・経営ダッシュボードなど情報系システムへの連携 など |
|
スケジュール概要 | 2021年9月~2022年9月 | 業務の棚卸、基本計画策定、As-Is整理、ERP検討選定、SAP実装ベンダー選定 |
2022年10月~12月 | To-Be設計、チームビルディング、SAP環境構築 | |
2023年1月~12月 | 会計(債権管理除く)の基本設計・業務プロセス定義・プロトタイピング・開発・テスト | |
2023年5月~ | SAPマスタ検討、定義 | |
2023年6月~2024年1月 | 販売 / 購買管理の基本設計・業務プロセス定義・プロトタイピング・開発・テスト | |
2024年1月 | 会計 先行運用開始 | |
2024年1月~8月 | 債権管理・管理会計開発、会計 / 販売 / 購買管理連携対応 | |
2024年9月 | 販売 / 購買管理 |
|
|
真下 悦拡(ましも よしひろ)
|
|
駒形 美鈴(こまがた みすず)
|
アシストの基幹刷新プロジェクト(NEXIS)について、これまでは社内のプロジェクト関係者へ話を聞いて状況をお伝えしてきました。その中でお伝えできなかったアシストがSAPを選定した理由について、今回は遡って伺います。
基幹刷新プロジェクト(NEXIS)は2024年1月に会計領域をリリースしました。経理部門はSAPに置き換わる以前はどのような課題を抱えており、SAP化によってどのような変革が期待されているのでしょうか。プロジェクトにも参画する担当に話を伺いました。(後編)
基幹刷新プロジェクト(NEXIS)は2024年1月に会計領域をリリースしました。経理部門はSAPに置き換わる以前はどのような課題を抱えており、SAP化によってどのような変革が期待されているのでしょうか。プロジェクトにも参画する担当に話を伺いました。(前編)