SAPシステムソリューション
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のまわりソリューション for SAPシステムとは
アシストでは、世界各国から開発生産性を向上させるツール、開発・運用品質を向上させるツールを調査・検証し、日本国内に提案をして参りました。それらツール群はSAPとのインターフェースを持つものが多く、この度、それらを取りまとめ、再検証し「のまわりソリューション for SAPシステム」としてSAPプロジェクトに関わる皆様にご提供します。
のまわりソリューション for SAPシステムでは、SAPの実環境を自社に構築し、各取扱製品の技術担当者がSAPでの稼働検証を日々行っています。検証結果を基に、弊社技術者がお客様に対して、より速く、より良い提案・ご助言ができるよう努めています。
また、安心してお任せいただけるよう、アシストはSAP PartnerEdgeプログラム(※)において、Service Authorization-SAP HANAパートナーに認定されました。
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- ※SAP PartnerEdge プログラムは、パートナー企業とSAPを結ぶグローバル共通の包括的なプログラムです。アシストでは、本パートナーシップにより、SAP関連製品の検証環境を充実させ、顧客企業向けのサービス、ソリューションの開発を拡充していく予定です。
SAPプロジェクトの成功の鍵
SAPシステムを新規に導入、またはSAP S/4HANAへ移行するには、数多くの検討項目があります。全てのフェーズ、検討項目において、いかに標準化、自動化に取り組むことができるかが、短納期かつ低コストでプロジェクトを遂行する鍵となります。
アシストは、「企画・要件定義」「実装」「運用・サービス」の3フェーズに大きく分けて、各フェーズでお客様の環境に適したソリューションをご提案します。
また、SAPの「まわり」で起こる課題と解決法!事例15選の資料をダウンロードできます。
- <SAPのまわりで起こる課題や要望(抜粋)>
・SAP S/4HANA移行におけるコストや期間を把握したい
・アドオン開発をせずに帳票基盤を構築したい
・多数のシステムとデータを連携する仕組みが必要
・Fiori採用にあたって、パフォーマンスに懸念がある
・グローバルワンインスタンスで大量ジョブを稼働させたい
・Fiori操作マニュアル作成の工数が膨大
企画・要件定義フェーズ
1-1.移行アセスメント
移行検討時には次のような課題をよくお聞きします。
- 移行にあたりスコープ定義、必要なリソースやコストを正確に把握するために時間を要する
- 正確な情報を得るために膨大なSAPNoteを追跡する必要がある
- 各社各様のアセスメント方式のため、複数の分析内容について単純な比較を行うことが難しい
ツールを活用したスピーディな影響分析
実装フェーズ
2-1.データ移行
SAPと周辺システムとのデータ連携
SAPと周辺システムとのデータ連携では、次のような課題をよくお聞きします。
- SAP側のI/FであるABAPと連携先のシステムのI/Fの双方の知識を習得する必要がある
- プロトコル変換等、アドオンでの実装が必須ではない部分にABAPerリソースを割きたくない
- システム間のデータ項目マッピング設定や、エラー発生時の対応を共通化したい
複雑なデータ処理をノンプログラミングで実現
2-2.アドオン削減・生産性向上
生産性向上
アドオン開発の削減や生産性向上は、どんな業界においても大きな課題の一つです。
- ERP6.0からS/4HANAへのコンバージョン時における現行アドオンの見直し
- アドオン開発しない新規構築を検討したいが、日本または会社独自の商習慣や規則などに対応するため、アドオン開発は避けられない
高生産性ツールを活用したアドオン開発の外出し
可視化
SAPにより全てのデータがリアルタイムでつながることで、様々な経営判断、意思決定をスピーディに行うためのデータの可視化が重要になってきます。可視化のニーズは見る人の立場や役割により様々に変化するため、可視化機能自体にもスピードが求められています。
多くのお客様から、SAPの周辺システムのデータも含めて横断的に可視化したい、というご要望をお聞きします。
エンタープライズBI基盤によるSAPを含めた全社可視化基盤の構築
この他、複雑な外部システムとのインターフェース開発には、100%GUI開発可能なデータ連携ツール「DataSpider Servista
」を活用することでABAP開発者に頼ること連携部分開発を行うことが可能です。
お気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。
2-3.テスト効率・QCD向上
機能テスト
機能テストを実施する際には、次のような課題をよくお聞きします。
- QCD向上のため、限られた期間でできるだけ多くのテストを実施する必要がある
- テスト実施時のエビデンスの取得に多大な負荷と時間が発生する
- 海外拠点等へのロールアウト時においても機能テストに構築時と同様の期間と工数を要する
- SAP S/4HANA導入後は、定期的なアップデートに対応していく必要がある
アドオン開発やバージョンアップ、パッチ適用などあらゆる回帰テストを自動化
性能テスト
性能テストを実施する際には、次のような課題をお聞きします。
- サイジングは十分に行っているが、受け入れ時には実運用を想定した確認をしておきたい
- HANAの性能がどこまで活かせるか
- Fioriの利用は初めてのため、サーバ負荷はどの程度か把握したい
- 想定外の事象が発生した場合の性能を測りたい
最小限のリソースで実環境に即した性能テストを実現
お気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。
運用・サービスフェーズ
3-1.データ活用
データ探索
SAPのデータ活用では次のような課題をよくお聞きします。
- SAP含めデータソースが多岐に渡り、データの集約が必要
- アウトプットに長時間要する
- 網羅的な検索、分析を実施したい
- 自部門のみで分析基盤を構築・運用したい
SAPを含む複数のデータソースを高度に分析
3-2.運用効率標準化
ジョブ実行管理
SAPと周辺システムとのジョブ実行管理では、次のような課題をよくお聞きします。
- 複数SAPシステムや周辺システム(Windows/UNIX)との連携処理を容易に実現したい
- ジョブを分岐させたり、並列処理を待ち合わせるフローで実行したい
- 業務が異常終了した際に、リカバリ処理(別プログラムの実行)やメール通知を自動で実行したい
- アプリケーションエラーやファイル更新などのイベント発生をトリガーに処理を実行させたい
複数のSAPシステムや周辺システムの処理連携を一元管理
運用オペレーション自動化
運用フェーズでは、次のような課題をよくお聞きします。
- 組織変更時にSAPシステムにユーザーを登録したり、権限の変更作業を大量に実施する必要がある
- マスターの操作や四半期処理、年次処理など稀な操作の際、処理手順を忘れて誤操作が頻繁に発生する
- ユーザーのパスワードロック時の解除等、ヘルプデスク部門の負荷が高い
運用オペレーション自動化の統合プラットフォーム
操作ナビゲート
運用フェーズにおいては、新たなシステムがスムーズに本番稼働することが何より重要ですが、利用ユーザーからは以下のような課題をよくお聞きします。
- 伝票作成に必要な値をどこに入力すべきか迷う
- 業務担当者がSAP標準の言葉を理解できないケースが多い
- SAP教育を受講しても利用方法を把握しきれない
SAP GUI /Fioriにビルトインされた操作ガイドシステム
SAPの「まわり」で起こる課題と解決法!事例15選の資料ダウンロード
- <SAPのまわりで起こる課題や要望(抜粋)>
・SAP S/4HANA移行におけるコストや期間を把握したい
・アドオン開発をせずに帳票基盤を構築したい
・多数のシステムとデータを連携する仕組みが必要
・Fiori採用にあたって、パフォーマンスに懸念がある
・グローバルワンインスタンスで大量ジョブを稼働させたい
・Fiori操作マニュアル作成の工数が膨大