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ITセキュリティ女子のブログ>図説!AWSの安心運用に「特権ID管理」が効く理由
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みなさんこんにちは。長谷川まりです。
AWS、Azure、Googleなど、クラウドインフラを利用する企業が増えています。そこで今回はクラウドサービスの中でも34%ものシェアを占める(※)AWSに注目し、安心してAWSを運用する秘策「特権ID管理」を、わかりやすく図を使って解説します!
皆様ご存知のとおり、IAMユーザーはAWSの管理コンソールを利用して日々の運用を担うユーザーです。ではIAMユーザーが複数いるとしたら、ログインIDはどんな単位で作るべきでしょう?個人毎?それとも組織や役割単位でグループ毎に共有IDを作る?IAMユーザーIDの管理は、AWSのセキュアな運用にあたり、とても重要な課題の1つになります。まずは、それぞれのリスクを整理してみましょう。
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この場合はログインする個人がIDで特定できるので、何かあった場合に証跡が残りますが、利用ユーザ数分のIDの作成も管理も煩雑に。アクセス権限の細かな設定がしきれなかったり、退職者のID情報が残ったままになることで、不正アクセスの恐れがあります。
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ではこちらはどうでしょう?IDの管理負荷は減りますね。ただ共有IDなので、EC2サイトなどが勝手に作られても、「誰」が「何」をしたのかをログからでは確認できなくなり、統制が効かなくなってしまいます。さらに、定期的なパスワード変更をしていないと、やはり外部からの不正アクセスの恐れも。クラウドの怖いところですね。
このように、IAMユーザーのID管理は、リスクヘッジとのバランスが難しいところですよね。「あっちを立てればこっちが立たず」ですし、クラウドという特性上、常に外部ネットワークからの不正アクセスのリスクもつきまといます。
そこで、管理負荷を減らしながらリスク対策もできてしまう方法として、特権ID管理製品を導入する、という選択肢があります。AWSの運用管理を担うIAMユーザーも、オンプレと同じように、特権ID管理製品で管理ができるというわけなのです。世の中には特権ID管理製品と呼ばれるものはたくさんありますが、その効果をクラウド環境にも広げて適用できてしまうものは、まだ、多くはありません。
さて今、アシストでご紹介している最新の特権ID管理製品が、「CA Privileged Access Manager(PAM)」です。OSやDBの特権ID管理に実績のある製品ですが、5つの機能でこれを効率的に実現します。
これを1枚の図で表すと、このようなイメージになります。
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PAMを使うと、ユーザーはまずPAMにログインすることになります。自分に利用が許可されたサーバに対してパスワード入力不要で対象のリソースを利用できるので、そもそもパスワードを覚える必要がなくなります。また管理者の立場からも、PAMにログインしたIDではなくユーザー単位でどんな作業を実施したかを見やすい動画ログで参照でき、仮に特権IDのような共有IDを利用していても、「誰」が「何」をしたかを正確に把握できてしまう、すごい製品です。
そしてPAMはAWS連携機能を持っているので、IAMユーザーもオンプレと同じように管理できます。
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何といっても嬉しいのは、PAM自身がAWS上のAMIとして提供できるので、インストール作業や事前準備なしですぐに利用できちゃう、というのがポイントです。
以上のように、AWSのセキュアな運用には、IAMユーザーのIDをしっかりと管理できることがポイントです。特権ID管理製品のPAMを利用すれば、管理の効率化とセキュリティの向上が同時に見込めます。
現在、AWS管理で同様の課題を持っている方、今後AWS移管を検討されている方は是非PAMを検討してみてはいかがでしょうか?
長谷川 まり
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