はじめに

admintoolsはTUI(Text User Interface)のツールですが、コマンドラインで使用する事も可能です。
ここでは、Admintoolsのコマンドラインでの使い方を紹介します。

TUIベースのインタフェース

TUIベースでは、以下のようなインタフェースで操作する事ができます。
矢印でカーソルを選択し、Enterキーで選択して目的の操作を実施します。

コマンドラインでの使用

TUIベースのインタフェースは直感的な操作が可能ですが、例えばシェルスクリプトの中で処理の1つとして呼び出すには不便です。
そこで、admintoolsをコマンドラインで使用する方法を記載します。

構文

$ admintools [-t toolname] [options]

幾つか使用例として、データベースの起動、停止、ステータス確認を例に挙げます。

DBを停止する場合

$ admintools -t stop_db -d ssbm -p ssbm

ステータス確認

※1台構成でも使用可。

$ admintools -t list_allnodes
 Node            | Host      | State | Version         | DB
-----------------+-----------+-------+-----------------+--------
 v_ssbm_node0001 | 10.0.0.25 | UP    | vertica-9.1.1.5 | ssbm
 v_ssbm_node0002 | 10.0.0.26 | UP    | vertica-9.1.1.5 | ssbm
 v_ssbm_node0003 | 10.0.0.27 | UP    | vertica-9.1.1.5 | ssbm

DBを起動する場合

$ admintools -t start_db -d ssbm -p ssbm

※データベース名：ssbm
データベース管理ユーザのパスワード：ssbm

その他にも -t オプションで使用できるツールがたくさんあります。
詳細については、オンラインマニュアルを参照してください。

$ man admintools

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 9.1で確認しています。