JP1ユーザー会 2026 開催報告(2026年10月開催)
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2026年最後のJP1ユーザー会を開催しました!
※本記事の内容は2026年10月末時点での情報です。
みなさまこんにちは!アシストJP1ユーザー会事務局です。今年最後のJP1ユーザー会は、大阪・名古屋・福岡・東京の全国4拠点で開催しています。
現在大阪会場、名古屋会場での開催を終えたところで、本記事では大阪会場の当日の様子をお届けします!第3回のテーマは、「【動く】現場を変えた一歩を、みんなの次の一歩を共有する」です。
スピーカーセッション、ユーザー様同士の情報交換会、懇親会を通じて、日々の運用に活かせるヒントを共有しました。
アジェンダ
1.スピーカーセッション
ーそのジョブ、運用で困りませんか?
アプリ担当が考えるジョブ規約設計と本番移送のチェックポイント(ローム株式会社様)
ーJP1の将来ロードマップと強化ポイント(株式会社日立製作所様)
2.情報交換会
ー現場で活かせるシステム運用改善への一歩
各社の現場課題や改善の取り組みを踏まえて、自社運用に活かせる改善のヒントについての情報交換
3.懇親会
ーユーザー様同士の懇親会
4.JP1ユーザー会の裏側
ーJP1ユーザー会当日の様子を現地レポート(西日本支社)
1.スピーカーセッション
JP1ユーザー様による運用事例のご発表(ローム株式会社様)
そのジョブ、運用で困りませんか?
~アプリ担当が考えるジョブ規約設計と本番移送のチェックポイント~

アプリ担当者の視点から、
「障害が起きたとき、担当者が迷わず復旧できるか」
「本番環境への移送時に、意図しない変更をどう防ぐか」
をポイントに、運用を見据えたジョブ設計と本番移送の工夫をご紹介いただきました。
ローム様では、障害対応において下記3つのポイントを徹底しています。
復旧時に迷わせない
異常終了したジョブから再実行する手順を統一し、担当者が迷う場面を削減異なる品質のジョブは作らせない
ジョブグループ・ジョブネットの構成・命名ルールの策定とマニュアルの体系化により、障害発生リスクを軽減する標準化を推進自己判断をさせない
ジョブ構成から、判断基準やエスカレーション先を明確にし、現場での自己判断によるトラブルを防止
また本番移送時には、ジョブ定義情報の差分を比較する仕組みを自社で作成し、次の観点で確認しています。
修正箇所が正しいか
修正内容が正しいか
修正対象以外の項目が変更されていないか
さらに、ジョブ設定情報をデータベース化して保存し、いつでも調査・比較できるようにすることで、作業の効率化と設定ミスの防止につなげています。実務を想定したJP1演習課題を教育に組み込むなど、仕組みと教育を組み合わせた取り組みも印象的でした。
ジョブを作成するだけでなく、障害時の復旧、本番環境への安全な移送、担当者が変わっても継続できる運用まで見据えて設計することの重要性を学ぶセッションとなりました。
※お客様からご発表いただいた取り組み内容の一例になります。
ご発表について、参考になった点や自社に持ち帰れそうな内容(アンケートより一部抜粋)
障害の一次対応を、外部ベンダーに委託するなどの取り組み。
ジョブ定義情報のデータベース化。
マニュアルのフォーマットが決まっており、細かく管理していること。
マニュアルの随時更新と、レビュアーの存在。
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JP1の将来ロードマップと強化ポイント(株式会社日立製作所様)
「これからのJP1は、システム運用をどのように変えていくのか」

株式会社日立製作所様からは、ITシステムの将来像を見据えたJP1の進化と、次期ロードマップについてご紹介いただきました。
将来ビジョンでは、AIエージェントと人が協調しながら、オンプレミス、マルチクラウド、エッジをまたいだシステム全体を統合的に把握・制御し、障害の検知から原因調査、対処までを支援する方向性が示されました。
人がいなくなるのではなく、人がより高度な判断や価値創出に集中するという、人とAIの協働の考え方も印象的で、これからのJP1への期待がさらに高まる内容でした。
また、セッション後には、ご参加いただいたJP1ユーザー会アドバイザーやユーザーの皆さまからの質問にも、直接お答えいただきました。
JP1の将来に対するご意見や期待についても活発な情報交換が行われ、会場は大いに盛り上がりました。これからご参加予定の皆さまも、ぜひ会場でこの熱量を感じてください!
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情報交換会
各社の現場課題や改善の取り組みを踏まえて、自社運用に活かせる改善のヒントについての情報交換
属人化・育成・障害時の初動対応の観点から、日々の課題や改善策、実装方法について活発な議論が交わされました。
6月会から継続してご参加いただいているユーザー様は、自社での取り組みを振り返りつつ、現場で実践できる具体的な改善案を検討いただきました。
各グループで模造紙を活用して意見を交わしました。情報交換の終了後には、AI搭載型ノート作成ツールを利用して発表内容をまとめ全体共有を行いました。

情報交換会では、各社の課題や取り組み内容について以下のような意見が挙げられました。
「課題に対する取り組み内容」としてユーザー様から出た意見(一部)
製品の基礎知識は外部研修、自社独自の運用ルールや業務フローは社内勉強会、など社外/社内研修の目的を明確にする。
マニュアルの記述ルールを統一し、作成者による品質や粒度のバラつきを防ぐ。
新人・若手自身に手順書を作成させ、教育成果とナレッジ蓄積を同時達成する。
マニュアル作成負荷を減らし、AIボットなどで過去障害や対応手順を即座に検索可能にする。
ご参加いただいたユーザー様の業種や業務内容は多岐にわたります。
異なる視点からのご意見に驚きや深い共感の声が上がり、非常に実り多い時間をお過ごしいただけた様子が伺えました。



参加者からは、他社の取り組みや導入時の工夫、得られた効果を知ることができたという声が寄せられています。各社の事例を自社に当てはめ、運用を変える「次の一歩」を考える機会となれば幸いです。
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3.懇親会
JP1ユーザー同士の懇親会
情報交換会の後には、JP1ユーザー同士の懇親会を開催しました。
終始和やかな雰囲気の中、美味しい食事を囲みながら会話が弾み、参加者同士の交流を深める時間となりました。
業務上の悩みや日頃の工夫についてもざっくばらんに語り合い、普段のセッションでは見られない新たな一面を知る機会となりました。



熱い議論を繰り広げられる方、趣味などのJP1以外のネタで盛り上がる方・・・
JP1ユーザー会をきっかけに、素晴らしい仲間とのつながりをあらためて感じる、温かいひとときとなりました。ご参加いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
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4.JP1ユーザー会の裏側
JP1ユーザー会はアシスト社員もお客様をお迎えするためにJP1メンバー総動員で準備、対応させていただいています。JP1ユーザー会当日の裏側も少しだけお届けします。

スピーカーセッションにご登壇されたローム株式会社様、なんとハロウィン時期ということで、名古屋講演でパンプキン柄のネクタイを着用されてます!(名古屋会場にお越しのユーザー様、お気づきになりましたか?)
さらには、昨年お配りしたJP1ハンカチもご持参になっており、実際に使っていただいていることに、社員一同とても嬉しく思っております。
こんなノベルティ欲しい!というリクエストは大歓迎です!ぜひ皆様のご意見をお聞かせください。

今回お配りしているノベルティも、日立製作所様にご協力いただき作成しております!日立製作所の皆様、いつもJP1ユーザー会へのご協力ありがとうございます。


今年の新入社員にとっては、初めてのユーザー会です。


皆様の次回のご来場をお待ちしております!
アンケート結果

2026年10、11月開催のJP1ユーザー会は、リアルで開催中です。開催前の東京を含め、4都市であわせて60名を超えるユーザー様にお申し込みをいただいてます。大阪開催では総合満足度100%と非常に高い評価をいただいています。
(※満足、非常に満足と回答)
みなさまからのアンケート結果より、“今後のJP1ユーザー会で聞いてみたい、他社の運用事例や取り組みテーマ”としては、新技術活用の「AI」、運用改善・高度化の「スキル向上、育成」「標準化」「障害対応強化」、ITSM/運用プロセス整備の「変更管理・構成管理・資産管理」が上位となりました。
来年も、運用ノウハウ共有を軸に、お客様のご興味・ご関心の高いテーマでJP1ユーザー会を開催して参りたいと考えております。
引き続きご参加のほどよろしくお願いいたします。
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JP1ユーザー会を終えて
今回のJP1ユーザー会では、JP1の最新情報や今後の方向性に加え、日々の運用における課題や工夫について、参加者の皆さまと意見を交わすことができました。
情報交換会では、「障害対応、属人化、育成」をテーマに、障害発生時の対応を特定の担当者に依存してしまう課題や、経験・ノウハウを次の世代へどのように引き継いでいくかについて、活発な意見交換が行われました。参加者の皆さまからは、手順の標準化やナレッジの共有、実践を通じた育成など、さまざまな取り組みや課題が共有されました。他社の事例や考え方に触れることで、自社の運用を見直すきっかけにもなったのではないでしょうか。
JP1ユーザー会は、一方的に情報をお届けする場ではなく、ユーザーの皆さまの声を起点に、より良い運用やJP1の未来を共に考える場です。今回生まれたつながりを一度きりにせず、同じ課題を持つお客様同士をつなぐ「コネクトアシスト」なども活用しながら、具体的な情報交換や新たな取り組みへと広げていければと考えています。
IT運用を取り巻く環境が大きく変化する中、アシストは皆さまと一緒に、変革へのチャレンジを進めていきたいと考えています。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回のJP1ユーザー会でも、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
株式会社アシスト 佐野 弘明
