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鴨川だより

鴨川だより~北京の青空の下で~

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鴨川だより
#ビル・トッテン

株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン

先月は講演に奔走した1カ月でした。最初の講演は京都で行い、4月下旬には中国の北京の2つの場で講演する機会に恵まれました。北京での1回目の講演は、北京大学グローバル健康発展研究院が主催した国際シンポジウムで、日本のIT業界における50余年の経験を踏まえ、健康や保険の分野で今後AIが果たす役割について私見を述べさせていただきました。2回目は、清華大学の大学院生や起業家を対象としたセミナーで、起業家として日本でどのようにビジネスを発展させてきたかについて話しました。

北京大学での講演

北京大学は文科系における中国最高峰の大学で、その隣に位置する清華大学は理系の最高峰の大学です。両校で教鞭を執られている教授の先生方とお話しする機会をいただき、有意義な時間を過ごすことができました。日本と中国の政府関係がぎくしゃくしている中でしたが、先生方やシンポジウム、セミナーの参加者からは、現状への懸念よりも、「日中の良好な関係を築くためにはどうすべきか」といった前向きな質問が多く寄せられ、終始建設的な会合となりました。

シンポジウムの様子(1)
シンポジウムの様子(2)

特に印象深かったのは、清華大学での起業家たちとの交流です。彼らの眼差しは真剣そのもので、新しい技術で社会課題を解決しようとする熱意に満ちていました。講演後には、日本の高齢化社会にも役立ちそうな頸椎治療器のプロジェクトや、アニメーション制作を支援するAI技術など、具体的なアイデアを次々と紹介してくれました。彼らの技術力とスピード感には、大いに刺激を受けました。

また、北京大学の楊壮教授と夕食を共にする機会もありました。コロンビア大学での経験を持ち、数多くの日本企業を研究してこられた楊教授との対話は、国際情勢から企業経営まで多岐にわたり、気づけば食事を忘れるほど議論が白熱しました。国境を越えて知的な刺激を分かち合える友人がいることは、何にも代えがたい喜びです。

楊壮教授との記念撮影

今回の出張では、AI関連企業の訪問の合間に、AIデジタルヒューマンの撮影も行いました。話しているところを1回撮影するだけでリアルなデジタルアバターを生成し、高品質なビデオコンテンツを制作できるそうです。次回のアシスト主催の会合で、私の「デジタル分身」をお披露目できるかもしれません。

AIデジタルヒューマンの撮影(1)
AIデジタルヒューマンの撮影(2)

初夏の風が吹き抜ける北京大学のキャンパスを散策しながら、私はふと、50年前にアメリカから日本へ渡った日のことを思い出しました。あの時も、新しい世界への期待と少しの不安を胸に抱いていました。今、私たちは新会社ALT(Ashisuto Link Technology)を通じて、中国の優れた技術と日本市場をつなぐ新しい橋を架けようとしています。

青空の下で出会った若き起業家たちの熱気と、最先端のテクノロジー。それらが日本の未来をより良くするための「アシスト」となることを、私は確信しています。

北京の青空

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