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社員紹介

前例のない仕事も、丁寧に切り拓く(佐橋 拓馬)

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社員紹介
#社員・チーム紹介

アシストの技術職の中には、お客様と直接関わるメンバーばかりではなく、社内で事業推進のための土台づくりを担うメンバーもいます。活躍の場は違えど、それぞれが成果をあげるために、チームにとって「なくてはならない存在」です。

入社7年目の佐橋さんは、アシストでのアマゾン ウェブ サービス(以下「AWS」)ビジネスの請求・契約フローなどの業務体制づくりをゼロから担ってきました。前例がなく「聞ける相手が誰もいない」という状況の中でどのように道を切り拓いてきたのか。仕事への向き合い方、後輩との関わり方、そしてこれからの展望を伺いました。


入社のきっかけ:「若かったら転職したかった」という父の一言

── まずは、これまでの経歴と現在の役割を教えてください。

社会人7年目になります。入社当初はデータベース部門でOracle AI DatabaseやOracle Cloud Infrastructureを担当し、フィールドエンジニアとして製品の導入作業などに携わっていました。入社2年目の後半からは、社内で新設されたAWS部門へ異動しています。

AWS部門へ異動して早々に、アシストがAWSの請求代行業を始めることになり、それに対応する請求・契約フロー構築の業務を任されました。お客様ごとの契約内容に応じた請求額を算出するため、経理・法務・情報システムに関わる幅広い業務の仕組みづくりに、3〜4年ほど集中して取り組んできました。

最近は、フィールドエンジニアとしてお客様向けのAWS支援に比重を移し始めているところです。

──アシストへの入社を決めた理由を教えてください。

就職活動で一番大切にしていたのは、「自分がどんな仕事をするのか、イメージが湧く会社を選ぶ」ことでした。学生時代は飲食店でアルバイトをしていたので、飲食の仕事なら想像がつきます。ただ、それ以外の業界では、実際に何をするのかが、なかなか思い描けませんでした。

そこで頼りになったのが、ITエンジニアである父の存在です。ITの仕事に携わる人が身近にいたことでIT業界に親しみを感じ、しだいに興味を持つようになりました。

── IT業界の中でも、アシストを選んだ決め手はどこにあったのでしょうか。

興味はあれど、直接IT業界との関わりはなかったので、「どの会社が良いのか」と悩んでいる中で、父からアシストの話を聞きました。父は当時、勤めている会社の情報システム部門で責任者をしており、お客様の立場でアシストとの取り引きがあったそうです。「アシストはこういうビジネスモデルの会社」「こういった提案をしてくれて、こんな風に役に立ってくれている」と具体的に話してくれました。父自身も「自分がもう少し若かったら転職したかったな」と言うほど、アシストに良い印象を持っていました。

それを聞き、お客様にそこまで喜ばれている会社なら、きっと良い会社なのだろうと思い、アシストへの入社を決めました。加えて、いずれは地元である愛知で働きたいという思いもあり、名古屋にオフィスがあることも魅力の一つでした。


これまでの経験:聞ける人が、どこにもいない。前例なき挑戦の日々

── 入社2年目で、AWSビジネスの請求・契約フローに関する業務体制をゼロから整えたと伺いました。どのような状況だったのでしょうか。

AWS事業が立ち上がるタイミングで辞令を受け異動となったため、本当に何もない状態からのスタートでした。担当することになった仕事は大きく二つあり、一つはAWSをお客様に届け、使いこなしていただくための技術支援の仕事です。もう一つが、毎月の従量課金というサブスクリプション型のビジネスモデルに対応するための請求・契約フローの構築でした。

当時のアシストにとって、サブスクリプションの請求代行という業務は初めてのことで、契約から請求までの仕組みを一から整えていく必要がありました。最初は請求・契約フローに関する業務を効率化するツールの仕様担当として関わり始めたのですが、想像以上に負荷の大きい仕事だと分かり、ツール以外にも範囲を広げ、この仕組みづくりをメインに担当することになったのです。当時の所属チームの体制は、マネージャー1名と私、そして別の製品で請求・契約周りの業務経験があったメンバー1名。この3名で社内の関係部署と調整しながら、AWSの利用料や日本円での請求額、米ドルでのメーカーへの支払額の算出方法、お客様の契約ごとの運用方法を一つ一つ整えていきました。

── 仕組みづくりの中で、一番苦労されたのはどのようなことでしたか。

質問できる相手が、どこにもいなかったことですね。他の業務であれば、先輩に聞けば分かることも多いのですが、AWSの請求まわりは前例がなく、技術以外の観点でも分からないことだらけでした。Webで検索してもユーザー向けの情報ばかりで、パートナー向けの情報が無く 、知りたいことはほとんど見つかりませんでした。とにかく必要な情報そのものがない、という状況が一番苦しかったですね。

買掛金・売掛金といった基本的な会計用語や請求・契約業務の仕組みを理解するところから始まり、利用するツールに関しても実機で検証できることは、ひたすら自分の手で試しました。AWSのサポート窓口も活用しながら、自分で考えて処理を作っていくしかありませんでした。お金に関わる業務だからこそ、「1円のずれもあってはならない」という精度が求められます。自分としては足元をきちんと固めてから前に進みたい。一方で、組織としてはスピード感を持った前進も求められる。その両立の難しさを痛感しながらも、「やるしかない」という気持ちで乗り越えていきました。

── 今では「佐橋さんがいないと立ち行かない」と言われるほど頼りにされていると伺います。その背景には何があると思われますか。

正直、あまり自覚はないのです(笑)。元々、気になったことがあると周辺まで整理したくなるタイプで、曖昧なところを見て見ぬふりするのが、公私ともにあまり得意ではありません。そのため、当初はツールの仕様担当として関わっていたものの、徐々に周辺の整備にも取り組むようになり、より深く携わるようになったのだと思います。周りからも「突き詰めるタイプだよね」とよく言われます。

「頼りにしている」と言っていただけるのはありがたいことですが、業務を属人化させないようにしています。業務フローの仕組みができた後に配属された若手社員は、お客様がAWSを使う上で必須となるアカウントの作成・管理・利用料の仕組みを理解するために、契約・請求などの業務を経験してからフィールドエンジニアとしてお客様対応に携わっていく、という流れができました。その結果、自分だけではなく同様の仕事ができる人が増え、体制も広がって円滑に運用できています。現在は、より効率化させるために業務フローの自動化を進めています。

そのゴールも見えてきているので、自分自身は、今後、本格的にお客様対応の業務へシフトしていく予定です。 


大切にしていること:曖昧さを残さず、一つ一つの質問に"その先"まで添えて返す

── お客様からの質問に、周辺情報まで含めて丁寧に回答されると伺いました。そのスタイルは、どのように身に付いたものなのでしょうか。

これも、元々の性格から来ているのかもしれません。周辺の情報まで気になってしまうので、自分の中で回答を整理するときも、必要な情報が一通りそろっていないと作業が進まないのです。そのため、答えをまとめる過程で自然と周辺まで調べることになり、その情報も含めてお伝えする形になっているのだと思います。

むしろ気をつけているのは、広げすぎないことです。いかにポイントを絞って伝えるかは、ずっと自分の中のテーマにしています。今のところお客様対応の経験はまだ多くありませんが、「回答がとても分かりやすかった」「ここまで調べてくれたのですね」といった言葉もいただけています。

── 新しい技術や分野に向き合うとき、どのような学び方をされているのですか。

学生時代は、勉強が得意だったわけでも、好きだったわけでもありませんでしたが、大人になってから、その理由が分かりました。「自分に合った学び方のスタイルを見つけられていなかった」だけだったのです。

学生時代の勉強といえば、テキストを開いて、文字を読んで、書いて、テスト問題を解く、というスタイルが一般的だと思います。ただ自分は、文字を読み続けるのがとても苦手でした。

では、どのように学ぶのかというと、YouTubeの講義のように人が話しているのを直接聞く、あるいは実際に問題を解くようにしています。問題を解くときは考えながら読むので、自然と内容が頭に入ってくるんです。このやり方が自分に合っていると分かってからは、資格の勉強でも「まず問題を解きながら考える」「分からないところを調べる」という流れができて、ぐっと学びやすくなりました。


後輩との関わり方:「損をしてほしくない」から放っておけない。心がけているのは、気付きを生むこと

── 後輩育成にも力を入れている、と伺いました。その背景にある思いを教えてください。

「育成しよう」と明確なテーマを持って取り組んでいる自覚はありませんが、根っこにあるのは仕事への向き合い方と同じで、「目に入って気になったことは放っておけない」という気持ちですね。この立ち回りは本人のためにならないな、お客様にこう対応してしまったら良い印象を持たれないな、と感じたときには、「ここはこうするといいよ」と伝えます。要するに、相手に損をしてほしくないのです。「ここは損をしているな」と思ったら、直してあげたい。最近は後輩の人数も増えて距離の取り方が難しくなってきたと感じていますが、根っこにあるのは、やはりその思いです。

── ネガティブなことを伝えるとき、工夫されていることはありますか。

直接ポイントを指摘するのではなく、「これを誰かが受け取ったら、こう思うんじゃないかな」「他の人も、多分こう感じると思うよ」という形で、本人に気付いてもらえる伝え方を心がけています。理想は、本人の中で「あ、そういうことか」と腑に落ちて、意識を変えてもらうことです。正直に伝えると、相手にネガティブな印象を与えてしまうこともあります。いかに相手にネガティブに思われず、できるだけ納得感を持って受け止めてもらうにはどうすればよいか。そう考えたときに、この伝え方がお互いにとって最も負担の少ないやり方ではないか、という結論に至りました。

── 実は、社員紹介に誰に登場してもらおうか探しているときに、「ぜひ佐橋さんを紹介してほしいです!」という、佐橋さんの後輩からの熱い推薦があってお声掛けさせていただきました。相手を思いながら接する佐橋さんの姿勢が周囲からの信頼につながっているのだと感じました。


私の趣味:魚料理でも突き詰める!

── 仕事以外でも「突き詰めるタイプ」なのですか。

そうですね。新しいことに取り組むときは、まず必要な知識を身に付けようとするため、掘り下げて調べてしまいます。

例えば、魚料理が趣味の一つですが、これも最初から「詳しくなろう」と思っていたわけではありません。「料理ができるようにならないとな」と思ったときに、「そもそも料理ができるって、どういう状態だろう」と考えました。自分なりに出した答えが「魚がさばけること」だったのです。そこから、さばき方を学んで実践を重ねながら、魚種ごとの見た目や獲れる場所、食べたときの味、どんな料理に向いているかといったことを調べ、自然と知識がついていきました。今では、家庭で楽しむ分には、しっかりさばけるようになっています。

魚をさばく佐橋さん
ご友人にふるまった魚料理

今後の展望:培った力を今度は外へ還元していく

── 今後、仕事で挑戦していきたいことを教えてください。

父を見て育ったこともあり、アシストに入社を決めた根幹には、「企業の情報システム担当の方など、システムに困りごとを抱えている人の課題を解決したい」という思いがあります。

業務の土台は固められているので、次のステップとして今進めている「効率化に向けた契約・請求系業務フローシステムの自動化」を無事に切り替えられたら、アシストのフィールドエンジニアやサポートエンジニアのように、お客様と直接向き合う仕事にシフトしていきます。ここまで培ってきた力を、今度は外へ還元していきたいです。

── 一つ一つを丁寧に突き詰めていく佐橋さんの姿勢は、これから新たな領域に挑む場面でも、きっと大きな力になっていくはずです。社内の仕組みづくりで培ってきた力が、今後どのようにお客様への支援へとつながっていくのか。これからの活躍がますます楽しみです!

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