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Progress Corticon

いかにしてCorticonはコンプライアンス確保を実現させたのか

コンプライアンスのCorticon事例

電子商取引、政府、公共部門、金融、保険、医療などの様々な業種の組織が、コンプライアンスを決定づけるビジネスルールを自動化するために、Progress Corticonビジネスルール管理システム(BRMS)を使用して、アプリケーションコードからビジネスルールを分離させています。絶えず変化する州や連邦政府の数々の規制、企業方針や顧客の期待のコンプライアンスを維持することは、すべての業界における組織の課題です。そうしなければ、深刻な結果をもたらすことがあるからです。

マーケットを牽引するビジネスルールエンジンであるProgress Corticonは、組織にビジネスアプリケーションの根底にある意思決定プロセスを自動化のための、柔軟で俊敏な方法を提供します。これにより、組織は迅速かつ容易に、コンプライアンスに影響し得る変更を確実に適用することができます。結果として、常にコンプライアンスを維持することにより、組織は顧客体験を最大限に高めつつ、罰金や評判の悪化を避け、顧客や投資家の信頼を維持し、顧客の維持と新規獲得を実現することができます。

コンプライアンス不履行は組織に重大な事態をもたらす

保険や金融分野などの長期にわたる規制に加えて、HIPA A(医療保険の携行性と責任に関する法律)、サーベンス・オクスリー(上場企業会計改革および投資家保護法、SOX)、バーゼルII(バーゼル銀行監督委員会が公表している国際的に活動する銀行の自己資本比率や流動性比率等に関する国際統一基準)といった規制の台頭により、かつてないほど多くの企業が以下のようなコンプライアンスの複雑な課題に取り組んでいます。

▶ コンプライアンスを実施する能力
▶ 新規の規制や方針、変更への早急な対応
▶ コンプライアンスを維持しつつ、ビジネスの俊敏性レベルの確保

さらに事態を複雑にさせるのは、企業が人事方針やサービス水準合意など、さまざまな業種、地域や国で異なり、市場力学の変化に応じて進化する独自の企業方針や標準を持っていることです。

コンプライアンスはほとんどの場合、金融サービス、銀行、保険、医療など、高度に規制された市場に関連しますが、それはあらゆる業界に影響を及ぼします。不動産会社は、契約、売買申込み合意や情報開示の締結の厳しいルールに従わなくてはなりません。政府系機関は、給付や援助を市民に提供するためのルールを忠実に守らなくてはなりません。学校には、生徒情報を共有するための厳しい方針があります。オンライン小売業者やサービス提供会社は、特定の支払ルールに従わなくてはなりません。さらに、殆どの組織は従業員の行動、企業責任、従業員のプライバシーの権利を規定する企業方針に従って行動します。

コンプライアンス不履行の結果は、罰金、顧客や投資家の信頼の失墜、市場シェアの低下、評判の悪化、事業の崩壊や起訴さえ含む重大なものになり得ます。最近のロイターの記事では、「規制当局による監視や複雑さの増加によりコンプライアンス失敗が蔓延し続けた結果、ビジネスの変更や個人の責任を自ら課すことを余儀なくされる状況が継続する」と述べています。

しかしながら、コンプライアンスを保証することは次第に複雑になっています。多くの会社が毎日繰り返し発生する何千もの意思決定を行う(例えば、この人がどの給付を受ける資格があるか?この取引を完了するために開示、署名しなくてはならないフォームはどれか?)だけでなく、このような意思決定を導くルール、方針、規制が絶えず変化するからです。

コンプライアンス対応への俊敏で柔軟なアプローチ

これらの意思決定に関するルールを手作業で管理することは、すぐに信頼性がなくなり破綻します。ある会社は、業務アプリケーションにビジネスルールをハードコーディングすることにより、意思決定プロセスへの自動化の組み込みを試みました。しかし、このアプローチでは、会社が取り組まなくてはならない変更の幅広さと頻度に対応できないことが多いのです。たった一つのルール変更にITリソースを必要とし、完了には、数週間または数ヶ月かかることもあります。その間、組織は無防備な状態になるのです。

Progress Corticonは、コンプライアンスを保証する、はるかに俊敏で柔軟な方法を提供します。Progress Corticonは、ハードコーディングではなく、ビジネスルールをアプリケーションコードから分離し、ビジネスユーザがアプリケーションの外側で、数分以内にルールの実装や変更することを可能にします。これにより、多くの場合、開発、変更サイクルを90%まで削減できます。

「古いプロセスでは、ビジネスルール作成や変更は、時間のかかる煩雑なものでした。ビジネスアナリストは、ポリシーをコードに変換するため開発者と話し合わなくてはなりませんでした。開発者は、その後、変更とテストを行い、ルールを展開しなくてはならなかったのです」と、ペンシルバニア州公共福祉局の最高技術責任者であるシャーリー・モンロー氏は言いました。「今日では、ビジネスユーザと開発者の両方がProgress Corticonを使用し、迅速かつ容易にルールを管理することができます。ルール管理は、より反復的で俊敏なプロセスになりました。以前は数週間かかったプロセスは、現在、数時間とまではいかなくても、数日で終わります。」

スムーズな監査対応や訴訟リスクの軽減に貢献

多くの組織にとって、コンプライアンスを保証することは、ある方が良いというものではなく、絶対必要なものです。そうしなければ、特に高度に規制された業界の組織にとっては、破壊的な結果をもたらす可能性があるからです。不良債権を売却したため160億ドル以上支払ったバンクオブアメリカ、または、粗悪な不動産担保証券について投資家の判断を誤らせたため70億ドル支払ったシティグループに聞いてみてください。

400万以上の顧客を抱える DBS は、アジアの大手金融サービスグループであり、シンガポールと香港で活動する消費者銀行です。

DBS銀行は、消費者と商業両方の融資活動を支援するため、信頼性が高く、正確で柔軟な信用評価プロセスを提供するProgress Corticonを信頼しています。Corticonを使用することにより、この会社は、それぞれ点数に影響する何百ものルールと要素を持つ8つの採点モデルに基づき、迅速かつ正確に、信用度を判断することができています。また、DBS銀行は、ビジネスの敏捷性と高いパフォーマンスを維持しつつ、規制やビジネス方針の新しい変更を反映するため、ルールの追加変更を迅速に行うこともできます。

「Progress Corticonにより、信用評価方法を変更することができるようになりました。臨機応変に基準を変更することができるため、プロセス更新に数ヵ月待つ必要がないのです」と、DBS銀行アプリケーションマネジメント担当副社長のサクシダラン・スワミラジャン氏は言いました。

Corticonを使用する前は、DBS銀行の与信判断プロセスは非常に手作業が多く、間違いを起こしやすいものでした。結果として、DBSはより高いリスクを想定し、より多くの資本を維持する必要がありました。Progress Corticonにより、DBS銀行は現在、内部監査もシンガポール金融管理庁による外部監査も常にパスしています。これは、DBS自身の信用リスクを低減するだけでなく、不良債権の可能性に備えて維持していた資金も削減しました。この銀行の強固な資本基盤とA格付(2009年に開始)は、Corticon(2009年に開始)を含む信用報告アプリケーションの変更によるものです。

カリフォルニア不動産協会(C.A.R.) は、フォーム選択の定義、自動化、管理のためProgress Corticonを活用したフォーム・アドバイザ(Forms Advisor)ソリューションを使用しています。不動産仲介業者の業務の中で最も複雑なことの一つは、どの取引にどのフォームを使うかを決定することです。この取引とは、例えば、居住用財産の購入やアパートの賃貸などです。フォームの組み合わせの可能性の数は、気が遠くなるようなもので、義務付けられたフォームが一つでも完成されていないと、不動産仲介業者は、法的責任と、罰金、免許の喪失、評判への損害を含む制裁の、両方またはいずれか一方を課されることがあります。

法律の変更や成功事例、フォーム自体の変更により、要件は常に変化します。州全体に適用されるフォームもあれば、地域や地理、地元の組織に特定されるものもあります。仲介業者も独自の特定フォームとルールを持っており、いくつかは地元や州全体のフォームより優先されます。

Progress Corticonを使うことにより、カリフォルニア不動産協会は、フォームを完成する複雑なビジネスルールを自動化しました。結果として、財政と評判のリスクを軽減し、方針が常に変化するにもかかわらず、メンバーの100%のコンプライアンスを実現し、C.A.R.の法務担当職員を飛躍的に削減しました。

「Progress Corticonを基盤としたアプリケーションは、不動産仲介業者がリスクを軽減するのに役立っています。もし不動産仲介業者が所定の開示フォームを使用しなければ、自ら法的責任を招くことになるのです。誤ったフォームを使用すれば、彼らは保護されません」と、カリフォルニア不動産協会の会長であるウィリアム・E・ブラウン氏は言いました。「Corticonにより、新しいルールを今日作成して展開することができますが、例えば新しい規制が施行される時など、未来の特定の日まで有効にしないこともできます。さらに、過去に有効だったルールを確認するためにシステムを監査することができます。これは、万一の訴訟の場合に、不動産仲介業者が使用することのできる、非常に貴重なものになり得ます。」

東京海上火災保険(香港)有限公司(Tokio Marine and Fire Insurance Co. (HK) Ltd.)は、世界最大の国際保険グループの一つに属しています。この会社は、業務と生産性を最大限に高めつつ、規制のコンプライアンスを保証するため、401Kビジネス支援システムの非常に複雑なビジネスルールの自動化にCorticonを使用しています。

Progress Corticon基盤のシステムは、60万ユーザをサポートし、120の異なる画面と94ジョブにわたる40万ステップを管理しています。以前の手作業ベースで間違いを起こしやすいプロセスをProgress Corticonに切り替えることにより、東京海上火災保険は現在、プロセスの結果が厳格なコンプライアンス標準を満たすことを保証しつつ、何十万ステップを含む一つのプロセスを自動化することができています。

顧客の新規獲得や満足度の向上に寄与

企業にとって、確固たる評判を維持することと卓越した顧客体験を保証することは、長期的な成功に不可欠です。企業はコンプライアンスを俊敏に遵守する能力をもつことで、費用を削減しつつ、顧客や投資家の信頼を構築し、顧客満足度を向上することができます。

オランダ最大の独立系旅行会社を例として取り上げます。競争力を保つため、 D-reizen は顧客に最も新しく興奮に満ちた旅行プランを提供しようと懸命に努力しています。特別な旅行プランを見つけて紹介することは、特に難しくありませんでした。しかし旅行手配業者と規制者の両方が満足する方法で支払処理を確実に行うことに関しては、この会社は既存のシステム構造のために大変な努力をしていました。

オランダでは、旅行手配業者には頭金を必要とし、その後旅行の6週間以内に全額を回収することが慣例となっています。各旅行の種類(クルーズ、自転車、スポーツ、キャンプなど)により、少しずつ異なる頭金の方針が適用されます。これらの方針は、オランダ旅行協会(ANVR)により施行されています。D-reizenは、絶えず続く支払ルール変更に遅れず対応するための、ITの柔軟性に欠けていました。D-reizenは手作業ベースのシステムを使用していたため、支払変更を反映するルールの追加変更はリソースを多く消費するプロセスとなり、D-reizenが新しい旅行プランを宣伝する能力に影響を与えていました。

Progress Corticonにより、D-reizenは現在、コードから支払ルール作成、変更プロセスを分離することができるようになり、新規の方針や変更に遅れず対応する能力が加速されました。その結果として、この会社は、最新の素晴らしい旅行プランでウェブサイトを新しく、競争力を高く維持することができるようになりました。「Progressビジネスルール管理ソフトウェアは、全てを著しく高速化します。以前はコーディングと実装に5日間かかったルール変更が、現在は2,3時間で完了できます」と、D-reizenのファンクショナルアーキテクトであるルーカス・ナイエンハイス氏は言いました。

Unumは、フォーチュン500に名を連ねる大企業であり、身体障害、グループ生活、長期介護や任意給付の業界大手です。この会社は、世界中の17万以上の会社とその従業員を支え、傷病の際に2,000万人の労働者とその家族の保護を支援しています。新規顧客を引き付けつつ既存顧客に付加価値を提供するためには、Unumが迅速に新しい製品やサービスを導入し、さらに連邦政府の規制、企業方針や資格付与のルールに従った製品やサービスを確実に提供、管理することが必要不可欠です。

以前は、これらの製品やサービスを定義するビジネスルールを見つけることも変更することも難しく、結果として新しい製品の導入が遅れていました。「我々のビジネスルールは、コードの中にしまいこまれていたのです」と、Unumのビジネスシステムインプリメンテーション部長補佐であるジュリー・グロス氏は言いました。「これにより、俊敏性が欠如していました。緊急に必要としていた変更は、実装に12週間以上かかっていたのです。」現在、多くの分野からのビジネス意思決定は、Corticonを使用し自動化されています。顧客獲得、セルフサービス、問い合わせ先管理、給付管理、製品規格は実装済みで、給付(請求)は進行中です。

Corticonの使いやすさと透明性により、Unumのビジネスアナリストは、ビジネス意思決定を構成するビジネスルールを管理する権限を完全に与えられました。これにより、変更にかかる時間がはるかに短くなりました。Corticonの前は、見積りが受け入れられてから証書が発行されるまで、顧客は8週間待つこともありました。現在では、たった1週間で行えます。Corticonに組み込まれたモデル主導のアプローチとルール検証により、必要な全てのITガバナンスと制御を含め、変更は正確に信頼性を持って行われています。

正確な情報で一般市民を支える社会保障制度

一般市民はコンプライアンスに無関心です。関心があるのは、必要で受けるに値する給付やサービスを適時に利用することです。それに対して、地方自治体や機関は、一般市民の要求に対応することと、そのプログラムをリスクや不正行為から保護することの両方に注意を払わなくてはなりません。

ペンシルバニア州公共福祉局の使命は、市民の税金への説明責任を果たしつつ、サービスと支援を通して独立の機会を促すことにより、ペンシルバニアの個人や家族の生活の質の向上することです。ペンシルバニア州公共福祉局は、貧困家庭向け一時援助金プログラム(TANF)や補助的栄養支援プログラム(SNAP)などの給付の資格付与を決定する、プロセスの裏側のルールやロジックを自動化するためProgress Corticonを使用しています。

プログラムの資格付与ルール順守を確実に行うため、Corticonはデータ照合のために、ペンシルバニア州公共福祉局と社会保障庁(SSA)や国税庁(IRS)のような州と連邦政府の100以上の団体との情報の交換を自動化しなくてはなりませんでした。Corticonの前は、システムは頻繁に不一致の可能性に関する警告を発していました。このため社会福祉士は、州と連邦政府の規制を順守した資格付与の意思決定を確実に行うため、これらの各動作を手作業で見直す必要がありました。未処理で審査中の多くの案件を抱え、社会福祉士はコンプライアンスの問題を解決することで手が離せなくなり、プログラムの利用とペンシルバニア市民への支援が遅れかねませんでした。

Progress Corticonにより、ペンシルバニア州は資格付与プロセスを自動的に管理することができるようになり、意思決定プロセスが根本的にコンプライアンス要件を満たすことを保証できるようになりました。「現在、我々の社会福祉士は、人手による分析が本当に必要な案件だけに集中しています」と、ペンシルバニア州公共福祉局最高情報副責任者のジェームズ・ウィーバー氏は言いました。「これにより、未処理で審査中の多くの案件が一掃され、著しく生産性を向上し、市民が必要な時、受けるに値する給付を適格な市民に提供することができるようになりました。」

このレベルまで自動化されることにより、コンプライアンス不履行に関連する過払いの数も削減されました。「我々は、給付がいつ発行される必要があるかについて時間の制約を受けています。このため、旧システムでは、誤った金額を給付してしまうリスクを冒していました。会計検査官がコンプライアンスのチェックに来ると、いつも過払いを見つけていました。しかしその金は、ほぼ確実に、戻ってくることはありませんでした」と、ウィーバー氏は言いました。「Progress Corticonでこのプロセスを自動化することにより、プログラムの整合性を向上し、コスト削減を達成したのです。」

この州には、メディケイド(低所得者向け医療費補助制度)や公衆衛生局を含む、ほとんどの人的サービスと医療プログラムがあります。さらに、彼らは保険のない人々に医療保険を見つけることを支援する、独自の医療保険取引所を築きました。

Corticonは、数々のルールに基づき、市民がどの医療保険の受給資格があるかを決定することに関する、複雑なビジネスルールの自動化を行うシステムの重要な要素です。このルールは、市場の変動に加えて、地方や連邦政府の規制に応じて頻繁に変わります。Progress Corticonにより、この局は医療保険取引所でなされる意思決定がこれらの方針や規制を順守していることを保証することができます。意思決定ルールをアプリケーションコードに組み込む従来の方法では、この局がルールを変更、テスト、再展開するのに数週間または数ヶ月かかることもありました。Progress Corticonにより、この局はルールの作成、変更をはるかに迅速に、多くの場合数時間以内に、行うことができるようになりました。これにより、市民は確実に最も正確な情報を受けられるようになりました。

Progress Corticonを使用することで、ビジネスユーザとITユーザの両方が複雑なルールを構築、テスト、展開することができます。さらに、Corticonにより、公衆福祉局は過去にどのルールが適用されていたのかの記録を保持することもできます。

複雑なルールへの対応能力が新たな市場機会を創出

コンプライアンス向上への活動により、企業家に新たな市場機会が提供されています。その機会とは、素晴らしい技術革新を推進するものです。

NETELLER グループは、世界中で安全な送金方法を提供するため、既存の国際銀行構造を用いたり拡張させてオンライン送金サービスを展開しています。NETELLER の優位性の1つは、個人情報の盗難や詐欺を排除しようとするオンライン上の個人の身元の確証を提供する能力です。この会社の本人確認システムは、申込者の名前、住所、社会保障番号、居住国などの個人情報を取得します。そして、口座名義人が本当にその人自身であることを確認するため、このデータを信用調査機関のような外部データ提供業者と照合します。

Progress Corticonを使用し、NETELLER は照合プロセスを合理化し、その正確さを向上しました。この意思決定は、確実に州と連邦政府の規制や企業方針を順守して行われています。現在では、通常の本人確認処理は平均して4秒から10秒でできるようになりました。「新しいProgress Corticonを用いたシステムにより、多大な柔軟性と、結果の正確さに対する、より大きな自信がもたらされました」と、最高セキュリティ責任者のアンディ・スコット氏は言いました。「現在、我々はより多くの申込者を確認でき、より高いレベルの顧客を承認することができています。これはまさに、より多くの人との、より多くのビジネスを意味します。」

VITAL BOX は、ブラジルで公衆衛生に取り組むソーシャルビジネス企業です。この企業は、個人の健康リスク評価を作成するために設計された、革新的なパーソナル・ヘルス・プラットフォームを開発しました。このプラットフォームではビジネスルール管理プロセスを自動化するためCorticonを使用し、個人に慢性疾患を発症する確率を計算する、数々のルールに基づいた健康マップを提供します。

「我々は、新しい研究や規約、規制に基づき、システムに対して毎日新しいルールを追加します」と、VITAL BOXのCEOであり創始者のカルロス・バッシ氏は言いました。「ラテンアメリカ以外に展開するときには、国、規制、人種、性別とリスクレベルを含む様々な要素で、ルールを作成、カスタマイズする必要が出てきます。」

VITAL BOXのプラットフォームに必須の要素は、メンバープロフィールの情報に基づき、ユーザに通知を行う機能です。この通知とは、健康データの欠落や期限切れを伝える単純なお知らせから、データの組み合わせが注意を必要とする特別な状況を作り出す場合の警告や、一連の要素に基づくアドバイスなどまであります。「これらのルールは、保健省のガイドラインや国、健康事業者などに基づき頻繁に変わります。これらのルールを作成、維持するための柔軟性を持つことは、非常に重要です」と、バッシ氏は言いました。「Progress Corticonにより、変更に即座に対応する俊敏性を得ることができ、健康の意思決定を導くためにユーザが必要とする重要でタイムリーな情報を、ユーザが確実に得ることができるようになりました。」

ユーザはかかりつけの医師と、この情報を共有することを選択することもできます。そして近い将来、VITAL BOXは患者個人の要望に基づき、独自のルールの作成や変更を行うことができる機能を、医師に提供することを計画しています。例えば、医師は患者が高血圧であると確定すると、医師は患者が2週間に1回血圧を測って記録するというルールを作成するかもしれません。もし患者がそれをできなかった場合、ルールは患者への通知を設定することもできます。そして、記録された数値が危険なレベルに達する場合、医師は患者が即座に検診の予約を取るべきであることを伝える警告を送るようルールを設定することができます。「市場には、我々にProgress Corticonと同じことをすることができる、他のソリューションはありません」と、バッシ氏は言いました。

企業の価値を上げるコンプライアンス遵守

あなたの組織がリスク削減、顧客体験の改善、顧客の獲得と維持、または新しく革新的なソリューション展開に取り組んでいるかに関わらず、コンプライアンスは必要不可欠です。このコンプライアンスとは、ルールや規制、企業方針、さらに顧客の期待のコンプライアンスです。世界中の500以上の顧客がビジネスルールの自動化と実行のためCorticonを信頼しています。EBayやVITAL BOX、NETELLERやDBS銀行、ペンシルバニア州のような業界のリーダーは、ビジネスルールの作成、管理、展開のためにProgress Corticonを使用することで、総収入や収益の大きな成果を挙げています。


(米国Progress社Web掲載の事例の日本語抄訳です。)

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