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Progress Corticon

複雑で変化する不動産取引フォームの正しい選択の自動化を実現

カリフォルニア不動産協会のBRMS事例

カリフォルニア不動産協会(C.A.R.)では、加盟している不動産仲介業者に対し、取引毎に異なる正しい不動産取引フォームの組合せをアドバイスするサービスを提供していましたが、法務担当職員の持つノウハウに依存し、その数およそ年間6万件になっていました。このため、ウェブベースのアドバイスサービスを構築することになりましたが、法改正などによりフォームや利用ルールが頻繁に変更になることから、ビジネスルール管理システムとしてProgress Corticonを採用。C.A.R.の法務担当職員にヒアリングした内容をCorticon Studioに直接ルールと用語を記録することから始め、200近いユーザのベータテストを含めて約5ヶ月間で構築し、20万近いユーザに公開されました。取引フォームの間違いから発生する不動産仲介業者の訴訟リスクの低減、開発生産性の向上、維持/変更管理の高速化や簡易化を実現しました。

取引毎に莫大な組合せから正しい選択が必要な不動産取引フォーム

米国において不動産仲介業者の業務の中で最も複雑なことの1つは、どの取引にどのフォームを使うかを決定することです。カリフォルニア不動産協会(C.A.R.)に認可された不動産のフォーム(例えば、問い合わせ、売買申込み、契約、開示など)は、およそ150あります。これらのフォームは、様々な不動産取引(例えば、居住用財産の購入、アパートの賃貸など)のいたるところで使われます。

フォームの組み合わせの可能性の数は、気が遠くなるようなものです。更に、義務付けられたフォームが一つでも完成されていないと、不動産仲介業者は、賠償責任と、罰金と免許の喪失、評判への損害を含む制裁が課されることがあります。更に最も大変なことは、規制の変更や成功事例により、要件が常に変化することです。

C.A.R.が提供する最も重要なサービスの1つが、会員に対して、任意の不動産取引で使う正しい一連のフォームをアドバイスすることです。このアドバイスは、会員直通電話を通してC.A.R.の法務担当職員により、年間およそ6万件が提供されてきました。

「どのフォームを使うかのルールは、法律の変更や成功事例、フォームの内容の変更に応じて、実に頻繁に変わります」と、C.A.R.の会長であるウィリアム E.ブラウン氏は言いました。「州全体に適用されるフォームもあれば、地域や地理、地元の組織に特定されるものもあります。仲介業者も独自の特定フォームとルールを持っており、いくつかは地元や州全体のフォームより優先されます。」

不動産取引フォーム・アドバイスサービスの重大な課題

C.A.R.は、不動産取引フォームのアドバイスを提供することが永続的に続く課題であり、時間と共に、より複雑になり続けるものであると認識しました。これらの課題に対応するため、C.A.R.は全米不動産協会(NATIONAL ASSOCIATION OF REALTORS® (NAR))の唯一の公式フォームソフトウェアであるジップフォーム(ZipForm)を作成した、リ・フォームズネット社(RE FormsNet (REFN))に目を向けました。NARとC.A.R.の合弁事業であるREFNは、電子フォームビジネスに15年の経験があり、課題を解決できる手段があることを知っていました。REFN の幹部は、正しい不動産取引フォームを会員に案内するための、ウェブベースのアドバイスサービスを想定しました。C.A.R.の法務担当職員の関連知識をソフトウェア・アプリケーションに統合し、必要な時に必要な所で、その知識をウェブ経由で会員に提供することは可能であると、彼らは考えました。

しかし同時に、REFNのITスタッフはこの課題の重大さに気づきました。法律に関する知識の複雑さと変更の速さの両方が原因で、従来のソフトウェア開発手法では失敗すると、彼らには分かっていました。「このシステムを作ることは大したことではないのです。十分な工数をかければできます」と、C.A.R.のCTOであるジョシュア・シャーフマン氏は言いました。「しかしながら、そのシステムを維持することが、問題なのです。」

ビジネスルール管理システム(BRMS)の採用が解決の糸口に

REFNでは、ルールベースシステムの分野で解決策を見つけることを望んでいました。以前の調査で、ビジネスルール管理システム(BRMS)は、複雑なルールや規制をコード化し、そのようなロジックの維持をより簡単に行うことができるよう設計されていることが分かっていました。

BRMSを探す際に、REFNは新しいシステムに必要な重要な要件を以下のように考慮していました。

  • ユーザの使いやすさ ─ プログラミングなしでビジネスアナリストが直接ルールを管理できるようにすること
  • 柔軟性 ─ システムを壊すことなく、ルールを即座に頻繁に変更することができること
  • モジュール式であること ─ ルール作成と実装がきれいに分離できること
  • 高速、拡張性 ─ 現在の複雑な要件にも対応しつつ、将来の成長も支援できること

Progess Corticon選択の理由

REFNはProgress® Corticon® を含む3つの主要BRMSベンダを評価しました。「製品が動作しているのを見て、Corticonが我々の要件に最も合っていることが、即座に明確になりました」と、シャーフマン氏は言いました。正式なトレーニングを受けることなくシャーフマン氏は Corticonソフトウェアをダウンロードし、システムのプロトタイプを作成して、経営陣にProgress CorticonがC.A.R.の要件を満たすことができると実演しました。

REFNでは、ビジネスルールの作成、評価、テストをするためのProgress Corticon Business Rules Modeling Studio、SOA環境でルールを実行するためのProgress Corticon Business Rules Serverと、統合コードを必要とせずルールエンジンとリレーショナル・データベースを直接接続するProgress Corticon Enterprise Data Connectorを含む、Progress Corticonを選択しました。

更にREFNは、いくつかのProgress Corticonソリューション特有の機能を見い出しました。

  • シンプルで総合的なルール作成 ─ Corticonソリューションは、最も複雑なルールでさえビジネスユーザに分かりやすいモデルとして表現できることが独特
  • 品質保証の自動化 ─ 固有のCorticon分析ツールにより、REFNビジネス関係者に理解できる方法で、ルールを確実に正しくすることを支援
  • Webサービスの自動生成 ─ シンプルな Corticonの開発モデルにより開発が加速され、ルール作成者(ビジネス)と、構築、展開(IT)の責任を明確に分離
  • 直接のデータベースアクセス ─ Corticonのデータアクセスにより、迅速なプロトタイピング、開発の加速、データ集約型処理の優れたパフォーマンスを実現

容易に実装でき、システムに敏捷性と柔軟性を提供

プロジェクト開始から1週間もたたずに、REFNはProgress Corticon 製品の使用を開始しました。彼らはC.A.R.の法務担当職員にヒアリングをすることから始め、Corticon Studioに直接ルールと用語を記録し、その後、Corticon Serverを使用しWebサービスとしてルールを展開しました。最後に、データ収集のため、ルールサービスをウェブベースのUIに統合しました。

開発には3人のスタッフと1人のマネージャが携わりました(UI開発者1名、データベース開発者1名と、ルール作成者1名)。全プロジェクトには、200近いユーザのベータテストを含めて、およそ5ヶ月かかりました。完成後は、20万近いユーザに公開されました。

また、今後の展望として重要なことは、このアプリケーションが拡張していくことです。この拡張には、地元や仲介業者に特化した不動産取引フォームや他州で採用されている不動産取引フォームのサポートも含まれます。しかしこれは、既に開発、展開された、アプリケーション内に適切なビジネスルールを組み込むという単純なことで実現できます。更にREFNでは、法規制順守や財務報告などの他の分野でも不動産仲介業者を支援するためにもProgress Corticonを活用していく予定です。


(米国Progress社Web掲載の事例の日本語抄訳です。)

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